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誰の役にも立たない気象予報士のお勉強

気象予報士一発合格目指して、メモ代わりに書いていきます。 →それほど甘くはなかったので四苦八苦する様子を書いています

カテゴリー「雑談」の記事一覧

紅葉の時期、ひたすら過去問

金曜日仕事のお休みいただき4連休、天気が良いので紅葉・登山に行きたいけど成績がよろしくないので我慢。

効率の良い攻略方法が見つからないのでひたすら過去問をやるしかない。
最近は、一番最初の穴埋め問題はほぼ満点が普通になってきた。
当然なんでしょうけど、ここでいかに時間を節約できるか、だと思う。

作図問題も少しずつコツを掴み、正解に近づきつつある。
同じ問題をやっていれば当然だけど、適当に描画するのではなくしっかりした根拠で引くのが大切。(未だに温暖前線が怪しい。どこも解説が貧弱なせい、と人のせいにする)

あとは一番伸びしろのある作文問題だね。
こちらも少しずつ精度を上げていくしかない。

恐らく自分には過去問4周が必要だと思う。
4周もすると問題を覚えてしまうが、それくらい過学習状態にしてこれ以上理解するところがない、っていうくらいやってようやくプラトーから脱出して次の段階に入れると思う。

参考書やネットには様々な実技情報があるけど、実際やってみるとそれだけでは足りず、何度も過去問をやっていくことで様々な最適化・高速化できる点がたくさんあることに気付かされます。
(時間があれば一般披露しても良いけど)

逆に参考書などで参考にならない情報もあったりする。例えばトラフの引き方で「曲率が一番大きいところ」とあるが、そんな簡単な問題はまず出題されない。
それは基本としてはあるが、それよりは正渦度の極値を見る、移動を考える場合はどの極値が対応しているか、さらに極値を通す場合どこを通せば良いのか、トラフはどこからどこまで描画すれば良いのか、などかなり多くの知識を必要とするはずだけど、そこまで解説している書籍・サイトは今のところ見たことがない。どこも断片的。

「500hPa トラフの引き方」でググるとトップに出てきたページを見てみる。
https://kishounomoto.blog.ss-blog.jp/2018-02-14
まったく同感。
色んなバリエーションがあるけど、ちゃんとした根拠はあるの?
ここにも書いているとおり、主観でやってんじゃないの?
っていうのが実技試験でも出てくる。

さすがにここに出てくるようなバリエーションが問いに出てくることは希ですが、基本1°以内の誤差しか許容されないのが気象予報士試験なので、根拠ある説明が欲しいところです。

いや~、実は気象庁でも経験のある担当官が経験と勘で決めているところがあるのではっきりしないんですよ~。だから気象予報士試験でも実は曖昧だったりするところはあるはずですよ。
だって、そもそもトラフを正確に描画できなかったところで予報に大きな影響はないでしょう?
大きくずれなければ、別のトラフと取り違えなければ大丈夫ですよ~。
匿名希望・気象庁談、みたいな。
(そもそも数値予報の結果による渦度なので現実とどれくらいずれているかわからないし、を言い始めるとトラフどころではないので止めておく)

トラフ描画の話だけでも相当長くなると思うのでこの辺で。

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実技の教科書って何だろう?

一般科目で満点を狙うとしたら、一般気象学の丸暗記と気象法規の丸暗記が基本。
専門科目で満点を狙うとしたら、気象庁のHPの丸暗記が基本。
それだけで満点は難しいのである程度の演習が必要。

では実技で満点を狙う場合、何が基本なんだろう?
毎日専門天気図を眺めていても実技に必要な技術は身につかない。
仮に無限大の記憶力が備わっていたとして、専門天気図をすべて暗記できたとしても実技の点数には全く結びつかない。

一般の人からしたら、
「気象予報士なんだから天気図を見てどういう天気になるのか予想する問題が出題されるんじゃないの?」
と思うはず。
しかし、実際の実技試験でそんな問題はほぼ出題されない。
あくまで気象庁が作った予想天気図で何が読み取れるのか、出題者が期待する回答をできるか、ということが最も問われている。

「現象の予想」の資格であるにもかかわらず、予想ではなく、読み取りと作文・作図が要求される。

「この天気図を見て東京の天気を国際式天気図記号を使って示せ。またその根拠を60字程度で述べよ」
だったらいかにも気象予報士っぽいけど、そんな問題は今のところ見たことが無い。

今のところ過去問を解くことが教科書的な存在になっているので、それが点数を上げられない理由のような気がする。


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らくらく突破の例題・7題中5題完

そのまま点数を列挙すると、

55 54 45 74 57 [点]

あと10点はないと合格できないレベル。

らくらく突破は作文中心の問題ばかりなので、実際の実技試験に比べて偏りは(かなり)ありますが、重み付けが違うにしろ、この点数ではまだまだですね。
それに作文重視だけあって、私の想像以上に採点基準が厳しかった。
例えば、60字/8点の問題でキーワードが1つ含まれていないだけで0点。ほかがすべて完璧でも。自己採点でもそこまで厳しくはしなかった。
(せいぜい -2点 くらい - キーワードがなくても同じようなことを書いてあるので)

残りの例題あと二つ、過去問二周目あと4回分。これを今月中。
来月は過去問三周目。
これで合格/不合格の境界線上になるだろう。

最後の一ヶ月は未回答の過去問や、不明点を徹底的に深掘りしてできる限りクリアにして、それでようやくギリギリ合格レベルではないかと思う。

気象予報士の試験勉強は本当に時間がかかる。
来年の1月合格を目指すと大変だけど、8月なら間違いなく合格できる自信はある。
けど、8月まで持続するとなると気が滅入る。
でも1月で不合格になったらやらなければならないし。。

一般・専門同時合格してしまうと1年以内に合格しなければならない、という縛りができて逆に辛くなってしまう。
専門科目合格だけだったら、1月は一般合格を目指して、8月は実技だけ、というパターンの方が気楽だったような気もする。
ちょっと時間が足りないんだよね。。どうしても


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実技二周目・半分越えた

1~2ヶ月前にやった実技の二周目をやっていますが、ある程度覚えているかと思いきや、ほとんど初見ですね。(歳のせい?)
それでも点数はだいたい60~70点、たまに50点代。
点数を上げることに注力、解答時間は計るだけにしていますが、今のところ75分前後なので悪くはなさそう。(ただしPC上で解答)

恐らく実技をやっている人なら一度は目にしていると思われるサイト。
合格するための目標点数と実技試験の傾向・分析

過去問二周で一発合格した方ですが、書いてあることはほぼ同感。
二周目で70点以上が目標、確実に合格するなら(何週目かは個人差があるとして)90点以上あたりが目安だと思っています。

この方は時間内に90点以上を叩きだしているというあたりがもの凄いですが、自分の場合はまだまだのレベルですねぇ。

一時は解答時間を気にしていたけど、今は気にしていない。
ちゃんと問題文を読んで、ちゃんと解答する、をやっていると以外と75分以内に解答できることが増えてきている。(ただしPC上で解答)

それと最近実感しつつあるのは、みんなが解ける問題は必ず正解する、それ以外の問題でいくつか取れることが合格への鍵。
その漠然とした根拠は、みんなが解ける問題をすべて正解した場合、だいたい60~70点ではないかと思う。(みんなが解ける問題の定義がそもそも、っていうのもあるけど)
それに加えて誰もが解けそうに見えない問題、例えばとんちを使って解くような問題、ふと浮かんだ着眼点、誰にも負けない得意分野、というものがあると5~10点はアップできる。
というのが最近の持論。

自分には実技に関して得意分野というものがないので、とんちを使って解くような問題で点を稼ぐしかないだろうか。(一休さんのように十数秒程度思案する時間が必要だが)
過去問主体の学習だと人並みの問題は解けても、確実に合格できるレベルの到達は時間的に難しい。

なので、過去問10年分以上は必要と言われるのは、この人並レベルを確実にするための学習と思われる。

あと三ヶ月、点数を上げることだけに集中すれば何とか合格できそう、な気がする。

自分があと必要と思われる学習量。
・過去問三周目(70~80点くらいが目標)
・らくらく突破の事例演習7題
・追加の過去問3年分くらい?
やることはこれくらいしか無いんだよね、独学の実技は。

たぶんこれでギリギリ合格できるかどうか。
これに想定外の予定が入るときっと1月合格は無理。

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実技二周目と解答方法


一周目と比べて何点アップしたのか?

第52回 実技1 +14点 実技2 0点
第53回 実技1 +9点 実技2 +19点
第54回 実技1 +3点 実技2 -4点
第55回 実技1 -1点 実技2 +13点
第56回 実技1 +11点 実技2 +26点
第57回 実技1 +11点 実技2 -11点

点数自体は50点後半から70点前半。平均すると60点前半。
良い感じになってきた。

実技問題は学科問題に比べて楽しい。
楽しくて時間さえあれば過去問に取り組んでいる。

色々と気付きがあるけど、一つは速く解こうとする必要は無いと言うこと
速く解こうとして早く正解を導けるのであればいいけど、そんなシンプルな問題は少ないので基本ありえない。
それよりは(現在は)なるべく点数を上げることを意識している。

時間を意識するのは1月くらい前で良いと思っている。
(ただし、時間計測はしたほうがいい。色んな意味で)

そこで気になるのは解答方法で、印刷した物でやるかPC上でやるか?
現在はPC上ですべて解答している。(ただし計算は手書き)

PC上で解答する場合の違いを挙げてみます。
・論述問題が速い
・漢字指定であってもIME変換なので間違えることが無い
・距離計測が苦手
・エマグラム問題が苦手
今のところこの4つに集約されている感じ。

・距離計測が苦手
トレーシングペーパーを必要とするケースで特に。
もしPC上で正確にやろうとすると、緯度・経度を求めて・・・と本来不要な作業が必要になります。

・エマグラム問題が苦手
PDFの解像度に拠るけど、求められる精度と解像度とのバランスが悪く、正確に求めることが困難。
それに湿潤断熱減率線が湾曲しているので、それを正確に引こうとするとかなり面倒な作業が必要。(紙上でやる場合と同じ手順だとかなり手間がかかる)

さらに、
・衛星画像で雲の状態がわからない
っていうのもあるけど、これはPC上で見えなければ印刷しても同じだけど。
正解が「団塊状の」とあっても、PDF上でいくら拡大してもモザイク状になってわからない、って言うことがある。

以上まとめると、論述問題はPCの方が圧倒的に速いけど、読図関連はPCの方が遅い。
結果的にはPC上と印刷物では大きな差は生じない気がしています。
今はいかに正解を導くのか、と言うことに重点を置いているのでPCと印刷物の違いは気にする必要は無いと思っています。

二周目の過去問は順調に進んでいるので、14回分は11月中旬までに終わりそう。
その次はやってみたい問題がいくつかあるのでそれをこなし、12月からは三周目とさらに過去の問題をこなし、12月末には三周目と20回分を完了させるつもり。

1月には解答用紙のみを印刷して解答してみる。
試験の2週間くらい前から問題文も印刷して解答してみる。

この頃に二周目以上の過去問で80点以上取れるようになれば、本番ではギリギリ不合格レベルではないかと思う。
(まさに今回の科目試験とおなじ状況)

現在の学習時間は恐らく月50時間以上。
9月~1月の総学習時間は250時間以上になる!
それでギリギリ不合格レベルなんだから、気象予報士試験の難しさよ。


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