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誰の役にも立たない気象予報士のお勉強

気象予報士一発合格目指して、メモ代わりに書いていきます。 →それほど甘くはなかったので四苦八苦する様子を書いています

カテゴリー「学習」の記事一覧

Team SABOTENの模擬試験(有料)をお試し

気象予報士試験の学習を徐々に再開しています。

十分に独学で学習したつもりなので、あとはいかに点数を取るか、っていうところが残す課題だと思っています。
試験に必要な知識は十分に持っているつもりなので、本当にあとは点数の取り方です。

まだ本格的に受講する講座を決めていませんが(実際、8月向けの講座が始まるのはもう少し先みたい)、味見と準備運動を兼ねてTeam SABOTENの単発講座を申し込みました。
(割引で¥2,800と安い!)

内容は台風の実技一点に絞った模擬試験。
実際に解答してみたところ、
・41点(時間内)、全問を解くのに78分
・時間外も含めると全問合計49点
という非常に残念な結果でした。
難しい問題や奇抜な問題というわけではなく、台風問題の王道的な問題で、これを抑えておけば台風問題で半分以上は確実に取れる、っていう問題だと思います。
(この半分以上って言うのが微妙で、誰だってある程度勉強すれば本番の実技で半分以上は取れるので・・・)

こんなに酷い点数になった敗因はまだはっきり分析できていませんが、記述問題が多く構成されており、そこで点数を取れなかったところでしょうか。(自己採点)
しかも最長で70字(だったかな?)という過去問にはなかった長文解答が多く、それに結構時間を取られたという印象。そして予報士試験あるあるで、一番最後に簡単に点数が取れる問題があるといういやらしいパターンを踏襲していました。※1

現時点での、この模試に限っての問題点(がっかりポイント)を挙げると、

・問題に突っ込みどころがいくつかある
(本番ではそういう紛らわしい表現はしないでしょう、というレベルの)
・(薄っぺらの)解説もありましたが、一般的な解説がほとんどで、その問題に対する解き方、考え方、なぜそうなるの?など受験者が納得できるような情報がほとんど書かれていないところ

もしこれだけでお金を取るのなら¥2,800だと納得はいきませんが、明日(4/7)、ZOOM Liveで講座があるので色々と質問しようかと思っています。
(独学でたまりにたまった疑問点がありますからね~)


受講しました。
疑問点はいくつかありましたが、解説書とは違って丁寧な説明でほぼ解消。
解説を聞くと、なんでこんな簡単な問題なのに50点くらいしか取れないんだ(自己採点)といつも思ってしまう。説明を聞いていると「自分は一体何をわからなかったのか」がわからなくなる。

今日の講義で自分的に気付きがあった点。

・台風の大きさの階級は、(真円ではない場合)強風半径は平均値を取る
(自分はてっきり大きい方で見るのかと思っていた)
(そもそも階級なんて恣意的なので厳密である必要性はまったくないけど)

・「等温線の形状を述べよ」とあったけど、「分布かな?」と先生も言っていたので、問題文が悪かったと思われる。もし本番でも形状を問われたら、そのまま形状を答えるのか分布を答えるのか、どちらが適切か考えた方が良さそう。
(自分はそのまま問われたとおりに形状を書いたから0点 - 実技問題あるあるだよね)

・記述式問題、対比を考えると答えやすいかも?
(今回の台風は大型でゆっくりした動きだけど、もし小型で速い場合は?とか想像できたら解答しやすかったと思う)

・~警報を答える場合、「警報」を省略して減点になるかどうかはわからない。(時間があれば)書いた方が良い

・過去問ばかりだと問題を覚えてしまうので、基礎的な学習をしっかりやった方が良い。その結果どんな問題でも対応できるようになる
(自分のことか・・・)

・余計に書いて字余りになることは問題ない(減点されない)。余計に書いたことが間違っていると減点される
意外と記述問題の採点については厳しいことは言っていなかった。
(某教科書ではキーワードが入っていないと0点とか、かなり厳しいが)
「だいたいそういうことが書いてあればOKです」みたいな感じ。
(佐々木先生のあのノリなのでどこまで信じればいいのかわかんないけど)

・台風問題はしっかり学習している人が多い(らしい)。なので、台風問題であまり解けないとやばいかも?

ほか宣伝があり、「全国統一予報士模試」を6月の初めくらいにあるそうなのでこれもやってみようかな。(値段次第?)
添削もやってくれて、全国順位もわかるようなので。
(当社で)合格した人の半分くらいは受験しているとのこと。

それと、本試験の点数を教えてくれないのは不親切と言っていましたが、私も同感。
第61回の私は68点だったのか、60点くらい?もしかして50点?全くわからない。
せめてABCくらいの評価は欲しいところ。(私はAクラスだと思ってるけど)
A: 合格点まで5点差以内
B: 10点以内
C: 10点以上
みたいな感じで。

合格率で合格者を決めるわけだから、これくらいのことはやるべきだよね。
気象庁は何を恐れているんだろうか?
最近あまり聞かない、裏口入学的なことをやっているからでしょうか?w
オープンにすると色んな事がばれちゃいますからね。

それはともかく、今まで完全独学だったので、真剣に学習している人たちと同じ時間を共有していた、っていうのは新鮮でした。



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学習方針・学科編 - 間違いに気が付いた!

16年前に出版された参考書を見直している。

そこでわかったこと。実は2~3割くらい忘れているのではないかと。

参考書は試験問題の8割程度をカバーしていると考えられるので、

8×(7 or 8) = 56 or 64

お~ビンゴ!まさに私がウロウロしている点数そのもの。

試験勉強を再開し、過去問題で解けなかった問題=弱点を深掘りする、っていうやり方でしたがほとんど成果が出ず。その原因はこれでした。つまり、学習方針が間違っていたと言うこと。

ということで、学習をやり直すことから始めます。

まずは参考書を全部読み直し、過去問の不正解部分をやり直し、、、
とやっていたら今年8月の試験には間に合わないはず。

学習方針の間違いに、早い段階で気が付いていれば。。。


もしくは、一発合格を諦め学科のみの合格を目指す。
実技は記述問題を諦めそれ以外の学習のみ。

運良く学科のみ合格できれば実技に集中できる!1年もあれば大丈夫なはず?

もし学科のどちらかが不合格な場合でも残りの学科を含めて一発合格を目指す。
両方不合格の場合は・・・そのときに考える。

これなら今年の8月に受験できるかな。。

あと4ヶ月。
平日1時間、土日合わせて5時間の学習時間とすると200時間はあるので無理はなさそう。
さらに100時間あれば一発合格できるかも?
ちょっともったいないけど、一発合格は難しいのでこのほうが現実的かも?

内訳。
一般、専門それぞれあと50時間で合格できるだろうとの見積もり。
残りの100時間は実技に費やす。
どうだろう?
残った学科の一科目のためにG検定フル勉強の学習時間。やっぱり気象予報士は大変だ。

気象予報士取得しても誰の役にも立たないので諦めたいけど、ここまで勉強してきたし、山登りは今後数十年(健康でいればだけど)は続けると思うので、何とかしたい。

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学習方針・学科編

その前に、今年の3月に実施された気象予報士試験の学科を試してみました。

学科一般:60%
学科専門:53%

全然進歩ないですね。。
愕然すると同時に、あとどれくらい学習すれば良いんだろう?と途方に暮れるだけでした。
(2~3問まぐれ当たりがあるかもしれないけど、それでもギリギリ)

考えられる手段としては、
・もう一度、一通り学習し直す
・実技は後回しで学科合格だけ目指す
前者はかなり遠回りになってしまうので今更あり得ない。
後者は時間配分という意味では効果があるけど、本質的な解決にはなっていない。
(結果的にそうなるのは仕方ないとして)

弱点を集中的に学習を重ねてきたけど、誤解答となるところはピンポイント的なところ(重箱の隅的)なので応用が利かない。それと似たような問題が出ない限りほとんど役に立たない。例えば第59回では「熱的低気圧」が出題されたけど、これを徹底的に学習しても今後の試験で合格に寄与することはほとんどない気がする。
(AIで言うところの過学習状態になるだけ)

気象予報士はやっぱり大変だから諦めようかな。。
と悩んだ挙げ句、次の結論となりました。

・この分野だけはどんな問題が出されても大丈夫、という得意分野をいくつか持つ

例えば一般、専門でそれぞれ得意分野が5つあり、そのうちの1つが出題されたら確実に一歩合格へ近づく。(得意分野にする以前は解けなかったはず、というのが前提だけど)
もし5つでは足りないと感じるのであればさらに増やしていく。

現時点ではこのような学習方法が最適ではないかという結論に達しました。

例えば、気象測器。
気象測器はほぼ毎回のように出題されるけど、重箱の隅的な問題が出されるので50%の確率で正解を選ばざるを得なくなる。
数値予報も必ず出題されるけど、必ず悩ましいところが出される。

逆に私の場合、予報精度関連の問題は得意なので今まで(計算ミスを除けば)間違ったことはない。(と自慢げに書くと本番の時に限ってミスしそうなので、今までたまたま正解しただけ、ということにしておく)

ただ、得意分野を作るとしても、学習したところが出題される確率は低いし、効率が良いとは言えない。例えば、雷で年平均15人程度の被害者、というのはほぼ間違いなく出題されない。けど、万が一出題されると数字感覚で覚えているので、それに関連した問題なら解ける可能性はある。(例えば、竜巻による被害より雷による被害の方が多いか?とか)気象予報士試験はそういう変化球が多いので難しいよ。

まんべんなく学習する・ピンポイント的な弱点克服よりは、私はこちらの方がやりやすい。
(もちろん、前者のような学習をやらないということではなく)

ちょっとモチベーションが上がった。

あ、そう言えば、学習教本は昔と変わっていなかったりする。
・一般気象学 第2版
・らくらく突破気象予報士かんたん合格テキスト実技編 2013年

最近使っていなかった参考書。
・気象予報士試験速習テキスト実技編 2007年
・気層予報士完全攻略ガイド(ヒューマンアカデミー) 2007年
今読み返すと、今と昔ではかなり違いますね。

新しい参考書を購入するって言うのもありですね。

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リスニング教材の自作アプリ・公開

リスニング教材を自作できるアプリ(?)を公開しました。(すべて無料)
http://pdic.la.coocan.jp/kisyo/

色々とインストールしないといけないので、たぶん誰も使わないだろうという前提で不親切になってます。。

自作したリスニング教材をどのようにしたら効果的に学習できるのか、一つ解ったことは長すぎたというところ。

そこで<section>タグというものを追加し、分野別に音声ファイルを別々に出力する機能を追加しました。

実際、登山中などで学習してみると、分野ごとにまとめたお陰で「ながら学習」でも記憶に残りやすくなった気がします。

覚えたところは(英語のシャドーイングみたいに)復唱できるようになってくるので、そういうところを少しずつ削っていけば徐々に学習効率は上がっていくはずです。
少し残念なのが、復唱する際、不自然な発音・イントネーションが多いため、ちょっと違和感があるところでしょうか。

他に気が付いた点としては、ながら学習に向いている文章か?というところ。
メモ書きとして残したところをそのまま音声にしたため、音声として聞くと「ん?」と考えてしまうようなところもあります。そういうところも修正していくとさらに学習効率はアップするはず。

ということで、自作したリスニング教材は効果があるのではないか?っていうのが現時点の結論です。
(ツールが使いにくいので利用者が増えるのであれば改善したいところですけど)
Webサービスにして、テキストファイルをアップしたら音声でダウンロードできる、とかね。
そういうサイトはどこかにありそうだけど。。
CoeFont STUDIOは色んな人の音声が使えて良さそう。
けど、月500円のプランだと1万文字までなので足りない。月4000円プランが必要ですね。。

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実技の学習方法

実技は記述式の自己採点が難しいので悩ましい。

有料の模擬試験などをやれば良いかもしれないけど、それをやるくらいなら本番試験を繰り返した方が良い。
なぜなら、費用がかかることと、資格取得を急ぐ必要がないから。
もし合格できるだけの有料講座を受講したら、本番試験5~6回分では収まらないはず。
(最短・最速にはこだわらない)

そこで現時点で考えられる学習方法というか、学習目標は、
・語句問題(正解がはっきりしている問題)は100%を目指す
・前線・強風軸などの解析、衛星画像問題も100%を目指す
・記述式は、何を問うているのか100%理解する。書き方まではこだわらないし、採点しようがない。ここは慣れるしかない。

つまり、点数が取りやすいところ、点数が明確にわかるところを重点的に学習する、という方法です。
これだけでも50点は超えるはずなので、あとは記述式でどれくらいの点数が取れるか、というところになる。これこそ自分ではわからないし、受験してみないとわからない。
(出題者の意図が100%わかれば記述式は50%以上は取れそうですけど。それでも75点くらいなのか・・・)

そこまで絞り込めるようになれば、恐らく合格が見えてくるはず。
あと4ヶ月弱でそこまでいけるかなぁ~

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