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誰の役にも立たない気象予報士のお勉強

気象予報士一発合格目指して、メモ代わりに書いていきます。 →それほど甘くはなかったので四苦八苦する様子を書いています

平成19年度第1回→53%

過去問の結果。

正解率は、
平成19年度1回 一般53% 専門53%

さらに消去法的に正解できた問題を除くと、
平成19年度1回 一般40% 専門27%

前回やった平成19年度2回も同じくらいの結果だったので、やはり現在の自分のレベルでは50~60%程度が精一杯です。(昔の問題なら70~80%だが)
一発合格するには70~80%以上の実力が必要なのでまだまだ。

今後の過去問対策は、最近の過去問を2つ解いたら昔の過去問を1つ、という割合で進めていきます。

必要な基礎学力はほぼ身についたと思っているので、今後次のような方針で。

・読書は気象予報士とはあまり関係のない本で周辺知識を学ぶ(富士山測候所物語とか)
・一般気象学はもう一度読み直す(まだ一回しか読んでない)
・試験対策は過去問を中心にひたすら解き、少しでも不明な点があれば徹底的に調べ、十分理解する
・気象庁HPなどを散策
・できれば専門天気図等で毎日チェック


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平成6年と平成19年を試した

昔と現在では試験レベルが異なるので、古い方と新しい方、双方から解いていき、どこでレベルの違いがあるのか体感してみようと思う。

正解率は、
平成 6年度1回 一般73% 専門87%
平成19年度2回 一般53% 専門67%

さらに消去法的に正解できた問題を除くと、
平成 6年度1回 一般53% 専門77%
平成19年度2回 一般33% 専門27%

最近の試験問題では1/3しか理解できていないことになります。


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鉛直p速度の意味

鉛直p速度は、上昇流の物理量っていうくらいしか頭になかったのですが、なぜ「p速度」という名前なのか、やっとわかった。

実はこの鉛直方向の気流には、
・鉛直p速度
・上昇流
という2種類の物理量があり、

鉛直p速度 ω=dp/dt
上昇流(の速度) w=dz/dt

よ~く見ると、ωの方は dp/dt つまり、「気圧の変化率」なんですね~
だから「p速度」なんですよ。気象用語って独特の言い回しが多い。。
「p速度」なんて言い方するのは、気象業界だけじゃないですかね?
素直に「気圧変化率」とか、百歩譲って「気圧速度」でいいのでは?と思いますが。。
「p速度」の意味がわかっても、なぜそういう呼び方にしたのかまだ謎が残る。。。

しかもそれぞれ上昇する気流を実際の数値で表すと、
鉛直p速度          ・・・ 負
上昇流(の速度) ・・・正
なんともややこしいことをやっていると思いますが。。。
しかも、この正負のひっかけ問題が過去問にありました(いやらしい)。


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今後の学習ペース

TIROSのCD-ROMを入手しました。
Amazonでは今ひとつのコメントがありますが、手元にある08年度版は、十分価値あり、★5つだと思います。
まだ1回分の学科しか学習していませんが、誤植は見つかっていませんし、解説も最低限ありますし、機能的にもこの手のソフトにしては良い方だと思います。
値段についても東京堂出版の過去問を買うのに比べたら遙かに安いです。(ただし、書籍版の過去問の方が天気図等は鮮明、解説も詳しい)
ということで、
数年前以上の過去問は・・・・TIROSのCD-ROM
最近の過去問は・・・東京堂出版の書籍
が適切な選択だと思います。

さて、今後の学習ペースですが、過去問が30回分以上あるため今までのペースでやっていたら来年の受験に間に合いません。

9月から復習を始めるというマイルストーンでは、5月~8月に過去問を一通りやるために、一ヶ月に7回分以上、一週間に2回分は解いていく必要があります。(結構ヘビー)
必ずしも8月迄に全て完了する必要はないので、
「一週間2回目標」
という感じで進めれば十分だと思います。(すべての過去問を解かないと不合格、というわけではないし)

そもそも過去問をやる目的は
・試験範囲・レベルの把握
・弱点の確認
ですからね。


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ついでに東大の試験もやってみる

入試センターの問題では簡単すぎるので、東京大学の試験問題にチャレンジ。

試験問題はここから。
http://www.u-tokyo.ac.jp/stu03/e01_04_08_j.html

平成21年度第2次学力試験試験問題

前期日程試験 理科(地学)

第2問
問I高層天気図
# 高校で既に高層天気図を使うんですね!

(1) これは簡単。bしかない。

(2) 熱は北向きへ。理由は位置エネルギーの観点で説明すればいいのかな?

(3) これは専門的ですね。A'の方が温度が低いので静力学平衡から気圧は上空の気圧に対して高くなる必要があります。従って答えはB'。

(4)
(a) 水全体の収支のつりあいと言っているので、
X+E*S*ρ=P*S*ρ
これを解けばいいだけ?

(b) 単純な熱収支の計算をすればいいだけ?
水蒸気、雲の量が不変ということなので、大気中の潜熱は不変と言うこと。
X*L+E*S*ρL = C*L
これを解けばいいだけ?

とても東大とは思えない簡単な問題に見えるが。。

【答え合わせ】
(1)問題良く読んでなかった。気圧傾度力はhですね。予報士なら簡単。
(2)単純に風向きを書けばいいだけでした。実技問題と同じ要領ですね。
(3)大学入試レベルでは静力学平衡を使えないのか?
(4)やっぱり簡単でした。

ということで、単純に比較は出来ませんが気象予報士とほぼ近いレベルですね。
東大の地学試験のレベルが全国的にどれくらいなのか知りませんが、トップでないとしても高い方だと思います。となると、気象予報士ってやはり難しいのかも?

ちなみに私が受験当時、物理と化学でしたがこんなに簡単じゃなく、結構悩んだけどな。。
地学のこの問題だけで判断は出来ませんけど、やはり学力が低下しているのか??

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