その前に、今年の3月に実施された気象予報士試験の学科を試してみました。
学科一般:60%
学科専門:53%
全然進歩ないですね。。
愕然すると同時に、あとどれくらい学習すれば良いんだろう?と途方に暮れるだけでした。
(2~3問まぐれ当たりがあるかもしれないけど、それでもギリギリ)
考えられる手段としては、
・もう一度、一通り学習し直す
・実技は後回しで学科合格だけ目指す
前者はかなり遠回りになってしまうので今更あり得ない。
後者は時間配分という意味では効果があるけど、本質的な解決にはなっていない。
(結果的にそうなるのは仕方ないとして)
弱点を集中的に学習を重ねてきたけど、
誤解答となるところはピンポイント的なところ(重箱の隅的)なので応用が利かない。
それと似たような問題が出ない限りほとんど役に立たない。例えば第59回では「熱的低気圧」が出題されたけど、これを徹底的に学習しても今後の試験で合格に寄与することはほとんどない気がする。
(AIで言うところの過学習状態になるだけ)
気象予報士はやっぱり大変だから諦めようかな。。
と悩んだ挙げ句、次の結論となりました。
・この分野だけはどんな問題が出されても大丈夫、という
得意分野をいくつか持つ
例えば一般、専門でそれぞれ得意分野が5つあり、そのうちの1つが出題されたら確実に一歩合格へ近づく。(得意分野にする以前は解けなかったはず、というのが前提だけど)
もし5つでは足りないと感じるのであればさらに増やしていく。
現時点ではこのような学習方法が最適ではないかという結論に達しました。
例えば、気象測器。
気象測器はほぼ毎回のように出題されるけど、重箱の隅的な問題が出されるので50%の確率で正解を選ばざるを得なくなる。
数値予報も必ず出題されるけど、必ず悩ましいところが出される。
逆に私の場合、予報精度関連の問題は得意なので今まで(計算ミスを除けば)間違ったことはない。(と自慢げに書くと本番の時に限ってミスしそうなので、今までたまたま正解しただけ、ということにしておく)
ただ、得意分野を作るとしても、学習したところが出題される確率は低いし、効率が良いとは言えない。例えば、雷で年平均15人程度の被害者、というのはほぼ間違いなく出題されない。けど、万が一出題されると数字感覚で覚えているので、それに関連した問題なら解ける可能性はある。(例えば、竜巻による被害より雷による被害の方が多いか?とか)気象予報士試験はそういう変化球が多いので難しいよ。
まんべんなく学習する・ピンポイント的な弱点克服よりは、私はこちらの方がやりやすい。
(もちろん、前者のような学習をやらないということではなく)
ちょっとモチベーションが上がった。
あ、そう言えば、学習教本は昔と変わっていなかったりする。
・一般気象学 第2版
・らくらく突破気象予報士かんたん合格テキスト実技編 2013年
最近使っていなかった参考書。
・気象予報士試験速習テキスト実技編 2007年
・気層予報士完全攻略ガイド(ヒューマンアカデミー) 2007年
今読み返すと、今と昔ではかなり違いますね。
新しい参考書を購入するって言うのもありですね。
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