平成23年の過去問を模擬テスト風にやってみました。
一科目当たり1時間、1問当たり4分ですが、時間的には余裕があることはわかった。
平成22年第一回
一般・・・90点
専門・・・60点
平成22年第二回
一般・・・60点
専門・・・60点
平成23年第一回
一般・・・60点
専門・・・60点
平成23年第二回
一般・・・80点
やっぱりボーダー付近にいるようです。
あと二問、合格のためにはあと二問の正解が必要であり、このボーダーが思いの外高く感じる。実際、体験記の成績を見ても9問付近の正解数で合格・不合格を繰り返している人が多いように感じる。(あくまで主観)
採点は渋めにしているので、まぐれ当たりは数えていません。
×になった問題のうち、
よく考えれば解けた・・・1~2問
どちらか迷って正解できなかった・・・1~2問
という感じでしょうか。
この仮定が正しければギリギリ合格というレベル。
ただ採点を渋めにしているお陰で自分の底は60点というのがはっきりしたような感じです。
合格するにはやはり自分の苦手なところを把握して克服するか。
これが最短だと思う。
予報士の試験問題はいやらしい問題がいくつかあるが、難しいと思った問題でも冷静に考えれば解ける問題があるし、新出問題に関しては「難しいことを言っている」ことは無視をしていい、などテストの王道的考え方でうまく乗り越えられる。
ただ私くらいのレベルで絶対にやっていけないのはケアレスミス。
1問でもそんなことをやると合格は難しくなる。
さて、今後の予定は。。
■学科一般に関して
過去問の不得意部分を徹底的に復習、そして法規は完全把握。これで十分だと思うが、時間があれば「一般気象学」を読む。
一般気象学は予報士の学習を始めたときの一回きりしか読んでいない。あのときはふむふむと思いながらも記憶はぼんやりとしていたが、試験勉強後に改めてみてみると(ひねくれた)試験問題よりずっと明快な説明で、理解を深めてくれる良書だとつくづく思う。
ここまでくれば一般はほとんど問題ないと思う。
■学科専門に関して
過去問の不得意部分を十分理解するまで徹底的に復習、はもちろんだが、それだけでは合格できないと思う。考えられるのは、
・過去問に出てきた課題に関連する資料などを読む
・実技の学習と並行して進める
・普段の天気予報にもヒントになる言葉が隠されている(今日は真冬日・・・その定義は?のような)
と、過去問以上の知識を習得しないと無理。
今回は実技を諦めているが、だからと言って実技の学習は止めない。やはり専門知識と関係しているところがあるからだ。
■実技に関して
前述の通り、実技の合格は諦めているが、かと言って勉強しないわけではない。
単純に言葉だけの解答については7割以上の正解を目指す。
字数指定の問題に関しては正解を追求せず、問答のパターンをまとめる程度にしておこうと思う。今のところ私は「パターン」だと思っているし、多くのパターンを集めれば自ずと答え方が見えてくるような気がしている。
実技をあまり勉強していないのではっきりとは言えないが、「この設問は何を言いたいのか?何を解答すべきなのか?」などという問題が一問でもあれば合格できないような気がする。
与えられた問題を解析できることは当たり前で、それをどのように説明するか?そこに重点があるような気がしてならない。
■最近の過去問を学習して思うこと
理系の問題っぽくなってきている、と感じる。
以前の過去問は定性的に説明して正解を選ばせる問題が多かったかが、最近は数式を使って解ける問題が多いように感じる。どちらも公式さえ知っていれば解ける問題であることに違いはないが、定性的な問題に終始してしまうと、その説明文に引っかけがあるのではないか?と勘ぐりながら説明文を読まなければならないし、そういういやらしい問題が多かったように感じる。
理系人間の私からしたら数式で表現できるものはすべて数式にしてもらった方が曖昧な点がなくなるからありがたいし、試験問題としてまともだと思うが、ほかの人達はどうだろうか?
それから、最近は新出問題に新鮮味を感じるようになってきた。
問題全体をぱっと見ると「こういう問題だな~解ける問題だな~」と思うときが多くなってきたが、意外と難しかったり、初出の問題だったりすると興味津々になる。
ボーダーラインにいる人達は同じような感覚になるんじゃないだろうか?
などと書いてきたが、あと一ヶ月。正月休みにじっくりと、というほど時間的余裕がないため、少しでも時間があれば学習しなければならない。
こんなブログを書いている暇なんてないよ:-)
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