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誰の役にも立たない気象予報士のお勉強

気象予報士一発合格目指して、メモ代わりに書いていきます。 →それほど甘くはなかったので四苦八苦する様子を書いています

天気予報の問題点

雪国にある実家へ帰省しましたが、家族は色々と天気予報についてぼやいていました。
(わたしが気象予報士を勉強していると言うことを知らずに)
・雪が降ると言ったのにほとんど降らないじゃないか、天気予報はいつもいい加減だ
・天気予報が外れても誰も責任をとらないのは問題だ
などなど。

わたしもずっと前から、
・その天気予報がどれくらいの確率で当たるか
という情報も提供してはどうか?と思っていますけどね。
つまり、(言い方は悪いが)どれほどいい加減な予報なのか、っていのを予め提供すればどうかと。

気象の専門家のほうが遙かに多くの知識・経験があるのかもしれませんが、こういう問題は一部の専門家だけではなく、多くの人に情報を公開すればいいと思うんですけどね。
(やはり下駄で天気予報をしているのがばれるとまずいのか?)

アメダスの情報などを容易にリアルタイムでネットから利用できるようになれば、「自分も試しに予報ソフトを作ってみようか」、っていう気になるのですが。。下手をすれば気象庁より当たるソフトを作れるかもしれませんよ。
(そんなものを作られたら気象庁の立場がなくなってしまうので公開したくないのでしょうか?)

天気予報の問題の一つは、気象庁(など)の体質にあったりするのではないでしょうか?

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雲の10種雲形

雲の10種雲形と、その英語名(略称)を覚えるのは雲を掴むように漠然としているようで・・・
というほどのことはないのですが、雲の名前をネットで画像検索するとどうなるのか?
でまとめおきました。

http://www42.atwiki.jp/greenplan/?page=%E9%9B%B2%E3%81%AE%E6%A4%9C%E7%B4%A2%E7%94%BB%E5%83%8F


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補足・カオス理論について

一般気象学 p.293~
「決定論的カオスと天気予報」

ここではアンサンブル予報がどういうものか説明するためにカオス理論を使っていますが、ここで説明しているカオス理論は「初期値が違うと結果が大きく異なる」というものです。
限られたページ数で説明するので仕方ありませんが、これはカオス理論の本質ではありません。特徴の一つでしかありません。(そもそも気象学ってカオス理論で説明できるほど単純ではないと思いますけど。。。)

カオス理論の本質は、「一見ランダムな現象にみえるものが実は単純な法則で説明できる」場合があることです。
ロジスティック写像などを使うとランダムに見えるものが綺麗なグラフィックに見えます。
いい題材を見つけられていないので、詳細はネットを検索していただくとして。。
とにかく、カオス理論で作ったグラフィックはランダムとは思えないくらい綺麗ですよ。

カオス理論を別の言い方をすれば、高校の数学で数列を学ぶと思いますが、それをもっと別の次元で一般化するような理論です。(ってわかり難いですね)
さらに例えば、ショパンのピアノ曲はとても叙情的で素敵なハーモニーですが、その楽譜も「もしかすると」単純な数式で表現できるかもしれない、っていうものです。(ちょっと飛躍しすぎか?)

以上は、15年以上前に学んだ知見によるものなので、現在はもっと研究が進んで違っているかもしれません。

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市の図書館へ

市の図書館は、ホームレスと(居場所のない)オヤジの溜まり場と化しており、異臭が漂う。
なので今まで避けていたのですが、気象学関連の書籍は市内の本屋には非常に少ないし、中身を見ずに高額な書籍を買うことも出来ず、しかたなく市の図書館へ行ってみました。

気象学関連のコーナーは幸い異臭がしなかったのでゆっくり選ぶことが出来ました^^
それに本屋と違ってかなりの数が置いてありました。

ぱっと見た感じで選んだだけなので、お勧め度についてはこれから。
選んだ基準としては、
・天気図の解析、技術を中心
・初歩的な概略をつかめるもの
・比較的新しい出版のもの

入田央著「トコトンやさいい気象の本」日刊工業新聞社 2009年初版
三浦郁夫著「天気図がわかる」技術評論社 平成20年初版
T 2Project著「パソコンでお天気博士」九天社  2004年初版
大塚龍蔵著「高層天気図の利用法」日本気象協会 平成10年改訂5版

書籍の評価はここにまとめてあります。

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二酸化炭素の収支

一般気象学 p.281 「人類起源の二酸化炭素収支(IPCC1995)」によると、放出された二酸化炭素のうち約46%が大気中へ放出されたままになるらしいが、約19%の二酸化炭素がどこへ流れているのかまだ解明されていないらしい。

つまり、昨今二酸化炭素を原因とする地球温暖化が懸念されているが、実はまだ二酸化炭素がどういう流れになっているのか十分解明されていない。

この書籍の出版が約10年前なので、現在の状況はどのようになっているのか調べてみたが、なかなか見つけられなかった。これはいずれの機会に。

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