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誰の役にも立たない気象予報士のお勉強

気象予報士一発合格目指して、メモ代わりに書いていきます。 →それほど甘くはなかったので四苦八苦する様子を書いています

第60回 気象予報士 実技 過去問を解いてみた

私が受験した第60回の実技試験をやってみました。
(本番を含めると二回目)

実技1 63点
実技2 62点

合格点は66点なので、現時点の実力ではギリギリ不合格ですね~
(自己採点なので本当の点数は不明)

あと7点、1実技あたり3.5点→4点。
これくらいのレベルになると、あと4点は簡単そうに見えてなかなか難しいんだよね。
(以前書いた「あと4点」と偶然一致していた)

それと、第60回実技の解説はまだネット上には少ない。有料のところが多い。

過去問は三周目に入りましたが、どうやら頭打ち状態、いわゆるプラトー状態に入ったかもしれません。二周目と点数差がほとんどなし。

この状態から勝利の方程式を考えてみます。

以前書いたとおり、時間不足による失点は4点。(百点満点換算で)
(実際は実技1か2いずれかが時間不足になるので片方の実技で8点失点することになるはず)
これはあと二ヶ月鍛練を重ねて高速化できたときの期待値。

あと残りの二ヶ月でどれくらい点数を上げられるか?
以前書いたとおり、合格点に達するにはあと半年はかかるが、考え方を変えて、あと二ヶ月でどれくらいの伸びしろがあるだろうか?と言う視点で考えてみる。

知識系・・・2点
作図系・・・2点
作文系・・・4点
合計8点

先ほどの時間不足分をさっ引くと、+4点は期待できることになる。
まさにギリギリ合格。

作文系が一番伸びしろがあるので、これを何とか攻略すれば合格の可能性は見えてくる。

あとは試験テクニックでどれだけ伸ばせるか。
例えば時間不足で8失点となる場合、解けそうにない作文問題で7点だったりした場合、それをあっさりパスすることで、実質的な失点は1点で抑えることができる。
(センター側もそういう戦略をとられることを承知で、7点問題で敢えて簡単な問題を出す場合もあるので判断が難しい。が、一番最後にサービス問題が出題されていた場合は相殺される可能性もある)
とにかく解けそうにない問題をパスできるか?っていうのも鍵になってくる。

あと余談ですが、配点がわかれば手間のかかる割には点数が低い問題は最後にする、という手段が執れますが。。。

問題はこの伸びしろをどうやって伸ばすかなんだよね~

過去問をひたすらやっていても以前の予測通り、4点しか伸びないと思う。
(時間不足で相殺され0点)
現時点では戦略で負けているなぁ

今から有料の講座に申し込むとしても遅いだろうし、不合格覚悟で1月までは今の戦略で進めるしかないかな。

ただ疑問に思うのは、プラトーに達したとは言え、なぜ合格点が取れないのか?
問題のほとんどは理解・納得はできるし、正解を見れば「なぁ~んだ」っていうパターンが多い。
もし、正解を見てもわからない問題だけを不正解とするのなら90点以上は取れる。
このギャップを埋めることができれば合格間違い無しだが、そのためには何が必要だろうか?
なぜ答えを見ればわかる問題を正解できないのだろうか?
ここに伸びしろはあるだろうか?

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実技の教科書って何だろう?

一般科目で満点を狙うとしたら、一般気象学の丸暗記と気象法規の丸暗記が基本。
専門科目で満点を狙うとしたら、気象庁のHPの丸暗記が基本。
それだけで満点は難しいのである程度の演習が必要。

では実技で満点を狙う場合、何が基本なんだろう?
毎日専門天気図を眺めていても実技に必要な技術は身につかない。
仮に無限大の記憶力が備わっていたとして、専門天気図をすべて暗記できたとしても実技の点数には全く結びつかない。

一般の人からしたら、
「気象予報士なんだから天気図を見てどういう天気になるのか予想する問題が出題されるんじゃないの?」
と思うはず。
しかし、実際の実技試験でそんな問題はほぼ出題されない。
あくまで気象庁が作った予想天気図で何が読み取れるのか、出題者が期待する回答をできるか、ということが最も問われている。

「現象の予想」の資格であるにもかかわらず、予想ではなく、読み取りと作文・作図が要求される。

「この天気図を見て東京の天気を国際式天気図記号を使って示せ。またその根拠を60字程度で述べよ」
だったらいかにも気象予報士っぽいけど、そんな問題は今のところ見たことが無い。

今のところ過去問を解くことが教科書的な存在になっているので、それが点数を上げられない理由のような気がする。


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過去問二周目ほぼ終わり

二周目の成績。
実技の合計点で合否を決めると言うことなので、実技1と実技2の平均点とその回の合格点との差をグラフにしてみました。



横軸は過去問を解いた時間軸、縦軸は自己採点 - 合格点の差を表しています。
(百点満点換算)

何となく上昇傾向ですが、ブレが大きいですね。

ちなみに、時間制限はしていません。(計測はしている)
当然のことながら、論述問題の採点は自己流であり、採点基準は我流なのでコロコロ変わっています。(渋めにしているつもりですが)

では一周目のときの成績はどうだったでしょう。


こちらも何となく上昇傾向ですが、0点以下なのでダメダメでしたね。

しかし、二周目では確実に上昇しています。
とは言っても平均が0点未満なので、現時点の実力は「不合格」間違いなしです。
それでも直近8回分だけ平均するとかろうじてプラスになるので可能性が見え始めているという感じでしょうか。

もう少し統計的に見てみると、
一周目の平均値:-8.7
二周目の平均値:-2
6.7点アップ。
同じ問題を二周したとは言っても、ほぼ初見状態でしたので純粋に実力アップした点数だと考えてもいいはず。
(これだけ時間をかけて6点しかアップしていないというのも辛いものがあるけど)

ちなみに二周目に要した期間は一ヶ月半。
試験まであと二ヶ月。
単純計算なら6点以上アップで合格圏だけどそんなに甘くない。
これまでの長い人生経験の勘からすると、4点アップくらいでしょうか。
それであればギリギリ合格と言えるかもしれない。
そもそも時間制限は設けていないので平均点は4点くらいは下がるはず。(感覚的に)
ということは、ダメかもしれない。。
合格できる根拠が今のところ見つからない。

これから三周目に入るけど、三周目の目的は実力の把握と言うより不確かな部分を減らし、知識をより確実にするため。
それだけだと合格圏に入らないので、さらに過去問などの幅を広げる必要がある。

時間制限については基本的に考えない。
速く解こうとすると必ず間違いが生じると言うことはよくわかったので、速く解く必要はないと思っている。
それよりは、高速化につながる工夫を一つ一つ増やして時間短縮をするだけ。

あと二ヶ月でできることはこれくらいしかないね。。

ではあと何ヶ月あれば合格できるか?
今のペースで学習を続けた場合。

先ほどの仮定が正しければ、点数の上昇分が時間制限による減点分を上回ったときだろうか?
さらに二ヶ月学習をして2点アップ、さらに二ヶ月学習をして1点アップ・・・
と仮定すると、やはり来年の8月だね。

仮定の仮定の話なので現実はどうなるかわからない。



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第61回 気象予報士試験 申請しました

受験するかどうか迷う余地はないので、早速申請書を郵送しました。

今回も東京都で受験、試験会場は4箇所で行われる予定ですが、今回は午後からの受験なのでどこでもいいかな。(机が安定して広いところが良いけど)
もし1月合格できなければ、8月は別の受験地、北海道とか。ついでに登山でもしようかな。

受験料が2千円安いのはちょっと嬉しい。

以下、いつもの雑談。

本番まであと二ヶ月半。
今のところ合格できる自信は全くない。
月50時間以上学習しているけど、それでも足りなさそう。
80時間以上にペースを上げた方が良いだろうか?

一通り学習したつもりなので、間違えてはいけないところは絶対に間違えない、というレベルは最低限必要。
それに加えて、人が解けない問題をどれだけ解けるようになるかが合格できるかどうかの境目だと思う。

「(ほかの)人が解けない問題」というのは、例えば「引っ掛け」。
引っ掛けっぽい問題は時々(1/2未満)あるので、それを見抜けるようになれば合格圏にグッと近づく。(以前書いたとんちが必要っていうのはこれを含むのかな)

引っ掛けの例。
第47回 気象予報士試験 実技2 問3(2)
寒冷前線の上面を実線で記入せよ、っていう問題。

 
 
これを見てわかる人は合格レベルにある人と思われます。

どこが引っ掛けかというと、850hPaから斜めに引いているところは問題ないのですが、途中から真下に引いている線。なぜこの線を引いたかというと、このあと寒冷前線はどうなるかと根拠もなく何となく引いた。しかし実際は閉塞前線。これを引いてしまったがために、5点中2点は減点されるはず。
さらに、この線を引かせるために鉛直断面における風の不連続線が縦方向に破線で引かれている。この不連続線はまったく使われることがないので引っ掛けを誘うための縦線にしか見えない。

これを引っ掛けと知らず、一回目の過去問学習のときは
「なぜ950hPaから下は引かないのだ?」
と疑問に残っていたまま。
今は正解を見ればすぐに気が付いたが、二回目も同じ間違いをするとは・・・。


私のようなド素人が過去問だけで学習した場合、70点に収束していく感じがする。
一般的に学習すればするほど点数が上がるものだけど、気象予報士試験の場合は違うように感じる。
過去問二周目で確実に点数は上がっているものの、70点を大きく上回るような点数を採ることはできない。三周目になれば問題を覚えてしまうので80点くらいになるかもしれないが、初見ではそんな高得点は取れない。

ということなので、本番でいかに70点に近づけられるか?
そのためには前述したとおりの対応が必要。


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らくらく突破の例題・7題中5題完

そのまま点数を列挙すると、

55 54 45 74 57 [点]

あと10点はないと合格できないレベル。

らくらく突破は作文中心の問題ばかりなので、実際の実技試験に比べて偏りは(かなり)ありますが、重み付けが違うにしろ、この点数ではまだまだですね。
それに作文重視だけあって、私の想像以上に採点基準が厳しかった。
例えば、60字/8点の問題でキーワードが1つ含まれていないだけで0点。ほかがすべて完璧でも。自己採点でもそこまで厳しくはしなかった。
(せいぜい -2点 くらい - キーワードがなくても同じようなことを書いてあるので)

残りの例題あと二つ、過去問二周目あと4回分。これを今月中。
来月は過去問三周目。
これで合格/不合格の境界線上になるだろう。

最後の一ヶ月は未回答の過去問や、不明点を徹底的に深掘りしてできる限りクリアにして、それでようやくギリギリ合格レベルではないかと思う。

気象予報士の試験勉強は本当に時間がかかる。
来年の1月合格を目指すと大変だけど、8月なら間違いなく合格できる自信はある。
けど、8月まで持続するとなると気が滅入る。
でも1月で不合格になったらやらなければならないし。。

一般・専門同時合格してしまうと1年以内に合格しなければならない、という縛りができて逆に辛くなってしまう。
専門科目合格だけだったら、1月は一般合格を目指して、8月は実技だけ、というパターンの方が気楽だったような気もする。
ちょっと時間が足りないんだよね。。どうしても


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