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誰の役にも立たない気象予報士のお勉強

気象予報士一発合格目指して、メモ代わりに書いていきます。 →それほど甘くはなかったので四苦八苦する様子を書いています

第61回 気象予報士試験 申請しました

受験するかどうか迷う余地はないので、早速申請書を郵送しました。

今回も東京都で受験、試験会場は4箇所で行われる予定ですが、今回は午後からの受験なのでどこでもいいかな。(机が安定して広いところが良いけど)
もし1月合格できなければ、8月は別の受験地、北海道とか。ついでに登山でもしようかな。

受験料が2千円安いのはちょっと嬉しい。

以下、いつもの雑談。

本番まであと二ヶ月半。
今のところ合格できる自信は全くない。
月50時間以上学習しているけど、それでも足りなさそう。
80時間以上にペースを上げた方が良いだろうか?

一通り学習したつもりなので、間違えてはいけないところは絶対に間違えない、というレベルは最低限必要。
それに加えて、人が解けない問題をどれだけ解けるようになるかが合格できるかどうかの境目だと思う。

「(ほかの)人が解けない問題」というのは、例えば「引っ掛け」。
引っ掛けっぽい問題は時々(1/2未満)あるので、それを見抜けるようになれば合格圏にグッと近づく。(以前書いたとんちが必要っていうのはこれを含むのかな)

引っ掛けの例。
第47回 気象予報士試験 実技2 問3(2)
寒冷前線の上面を実線で記入せよ、っていう問題。

 
 
これを見てわかる人は合格レベルにある人と思われます。

どこが引っ掛けかというと、850hPaから斜めに引いているところは問題ないのですが、途中から真下に引いている線。なぜこの線を引いたかというと、このあと寒冷前線はどうなるかと根拠もなく何となく引いた。しかし実際は閉塞前線。これを引いてしまったがために、5点中2点は減点されるはず。
さらに、この線を引かせるために鉛直断面における風の不連続線が縦方向に破線で引かれている。この不連続線はまったく使われることがないので引っ掛けを誘うための縦線にしか見えない。

これを引っ掛けと知らず、一回目の過去問学習のときは
「なぜ950hPaから下は引かないのだ?」
と疑問に残っていたまま。
今は正解を見ればすぐに気が付いたが、二回目も同じ間違いをするとは・・・。


私のようなド素人が過去問だけで学習した場合、70点に収束していく感じがする。
一般的に学習すればするほど点数が上がるものだけど、気象予報士試験の場合は違うように感じる。
過去問二周目で確実に点数は上がっているものの、70点を大きく上回るような点数を採ることはできない。三周目になれば問題を覚えてしまうので80点くらいになるかもしれないが、初見ではそんな高得点は取れない。

ということなので、本番でいかに70点に近づけられるか?
そのためには前述したとおりの対応が必要。


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らくらく突破の例題・7題中5題完

そのまま点数を列挙すると、

55 54 45 74 57 [点]

あと10点はないと合格できないレベル。

らくらく突破は作文中心の問題ばかりなので、実際の実技試験に比べて偏りは(かなり)ありますが、重み付けが違うにしろ、この点数ではまだまだですね。
それに作文重視だけあって、私の想像以上に採点基準が厳しかった。
例えば、60字/8点の問題でキーワードが1つ含まれていないだけで0点。ほかがすべて完璧でも。自己採点でもそこまで厳しくはしなかった。
(せいぜい -2点 くらい - キーワードがなくても同じようなことを書いてあるので)

残りの例題あと二つ、過去問二周目あと4回分。これを今月中。
来月は過去問三周目。
これで合格/不合格の境界線上になるだろう。

最後の一ヶ月は未回答の過去問や、不明点を徹底的に深掘りしてできる限りクリアにして、それでようやくギリギリ合格レベルではないかと思う。

気象予報士の試験勉強は本当に時間がかかる。
来年の1月合格を目指すと大変だけど、8月なら間違いなく合格できる自信はある。
けど、8月まで持続するとなると気が滅入る。
でも1月で不合格になったらやらなければならないし。。

一般・専門同時合格してしまうと1年以内に合格しなければならない、という縛りができて逆に辛くなってしまう。
専門科目合格だけだったら、1月は一般合格を目指して、8月は実技だけ、というパターンの方が気楽だったような気もする。
ちょっと時間が足りないんだよね。。どうしても


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実技二周目・半分越えた

1~2ヶ月前にやった実技の二周目をやっていますが、ある程度覚えているかと思いきや、ほとんど初見ですね。(歳のせい?)
それでも点数はだいたい60~70点、たまに50点代。
点数を上げることに注力、解答時間は計るだけにしていますが、今のところ75分前後なので悪くはなさそう。(ただしPC上で解答)

恐らく実技をやっている人なら一度は目にしていると思われるサイト。
合格するための目標点数と実技試験の傾向・分析

過去問二周で一発合格した方ですが、書いてあることはほぼ同感。
二周目で70点以上が目標、確実に合格するなら(何週目かは個人差があるとして)90点以上あたりが目安だと思っています。

この方は時間内に90点以上を叩きだしているというあたりがもの凄いですが、自分の場合はまだまだのレベルですねぇ。

一時は解答時間を気にしていたけど、今は気にしていない。
ちゃんと問題文を読んで、ちゃんと解答する、をやっていると以外と75分以内に解答できることが増えてきている。(ただしPC上で解答)

それと最近実感しつつあるのは、みんなが解ける問題は必ず正解する、それ以外の問題でいくつか取れることが合格への鍵。
その漠然とした根拠は、みんなが解ける問題をすべて正解した場合、だいたい60~70点ではないかと思う。(みんなが解ける問題の定義がそもそも、っていうのもあるけど)
それに加えて誰もが解けそうに見えない問題、例えばとんちを使って解くような問題、ふと浮かんだ着眼点、誰にも負けない得意分野、というものがあると5~10点はアップできる。
というのが最近の持論。

自分には実技に関して得意分野というものがないので、とんちを使って解くような問題で点を稼ぐしかないだろうか。(一休さんのように十数秒程度思案する時間が必要だが)
過去問主体の学習だと人並みの問題は解けても、確実に合格できるレベルの到達は時間的に難しい。

なので、過去問10年分以上は必要と言われるのは、この人並レベルを確実にするための学習と思われる。

あと三ヶ月、点数を上げることだけに集中すれば何とか合格できそう、な気がする。

自分があと必要と思われる学習量。
・過去問三周目(70~80点くらいが目標)
・らくらく突破の事例演習7題
・追加の過去問3年分くらい?
やることはこれくらいしか無いんだよね、独学の実技は。

たぶんこれでギリギリ合格できるかどうか。
これに想定外の予定が入るときっと1月合格は無理。

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実技二周目と解答方法


一周目と比べて何点アップしたのか?

第52回 実技1 +14点 実技2 0点
第53回 実技1 +9点 実技2 +19点
第54回 実技1 +3点 実技2 -4点
第55回 実技1 -1点 実技2 +13点
第56回 実技1 +11点 実技2 +26点
第57回 実技1 +11点 実技2 -11点

点数自体は50点後半から70点前半。平均すると60点前半。
良い感じになってきた。

実技問題は学科問題に比べて楽しい。
楽しくて時間さえあれば過去問に取り組んでいる。

色々と気付きがあるけど、一つは速く解こうとする必要は無いと言うこと
速く解こうとして早く正解を導けるのであればいいけど、そんなシンプルな問題は少ないので基本ありえない。
それよりは(現在は)なるべく点数を上げることを意識している。

時間を意識するのは1月くらい前で良いと思っている。
(ただし、時間計測はしたほうがいい。色んな意味で)

そこで気になるのは解答方法で、印刷した物でやるかPC上でやるか?
現在はPC上ですべて解答している。(ただし計算は手書き)

PC上で解答する場合の違いを挙げてみます。
・論述問題が速い
・漢字指定であってもIME変換なので間違えることが無い
・距離計測が苦手
・エマグラム問題が苦手
今のところこの4つに集約されている感じ。

・距離計測が苦手
トレーシングペーパーを必要とするケースで特に。
もしPC上で正確にやろうとすると、緯度・経度を求めて・・・と本来不要な作業が必要になります。

・エマグラム問題が苦手
PDFの解像度に拠るけど、求められる精度と解像度とのバランスが悪く、正確に求めることが困難。
それに湿潤断熱減率線が湾曲しているので、それを正確に引こうとするとかなり面倒な作業が必要。(紙上でやる場合と同じ手順だとかなり手間がかかる)

さらに、
・衛星画像で雲の状態がわからない
っていうのもあるけど、これはPC上で見えなければ印刷しても同じだけど。
正解が「団塊状の」とあっても、PDF上でいくら拡大してもモザイク状になってわからない、って言うことがある。

以上まとめると、論述問題はPCの方が圧倒的に速いけど、読図関連はPCの方が遅い。
結果的にはPC上と印刷物では大きな差は生じない気がしています。
今はいかに正解を導くのか、と言うことに重点を置いているのでPCと印刷物の違いは気にする必要は無いと思っています。

二周目の過去問は順調に進んでいるので、14回分は11月中旬までに終わりそう。
その次はやってみたい問題がいくつかあるのでそれをこなし、12月からは三周目とさらに過去の問題をこなし、12月末には三周目と20回分を完了させるつもり。

1月には解答用紙のみを印刷して解答してみる。
試験の2週間くらい前から問題文も印刷して解答してみる。

この頃に二周目以上の過去問で80点以上取れるようになれば、本番ではギリギリ不合格レベルではないかと思う。
(まさに今回の科目試験とおなじ状況)

現在の学習時間は恐らく月50時間以上。
9月~1月の総学習時間は250時間以上になる!
それでギリギリ不合格レベルなんだから、気象予報士試験の難しさよ。


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実技二周目の成績と今後

一周目と比べて何点アップしたのか?

第54回 実技1 +3点 実技2 -6点
第55回 実技1 -1点 実技2 +13点
第56回 実技1 +11点 実技2 +26点
第57回 実技1 +11点 実技2 -11点

1年以上前に解いた問題ばかりなので初見に近い。
平均すると5点アップ。それでもまだ合格点には達していない。
60点前後というのは変わっていない。

時間内に70点以上取れるようになれば合格率5%枠は関係なくなるのでそれが本来の目標だが、一周当り5点アップだとすると、少なくともあと二周はしなければいけない。

自分はいつ合格できても良いのでマイペースでやれば良いと思っていたが、一般・専門が運良く免除になるので1年以内に取得できた方が良い。

でふと思ったのが、資格講座を受講した方が良いのでは?

ひたすら過去問とネット情報でやり続けても良いけど、有料の講座に比べたら効率はよろしくない。
しかも上記の成績アップが今後も続くとなると、来年1月にはとても間に合わないし、来年8月受験だとしても今のペースで続けるのはかなり無理がある。
なので、もし有料講座を受講するのなら来年1月合格を加速させるため。
もしそれが無理だとしても来年8月まで最小限の学習時間で合格できれば良い。

そもそもだけど、自己採点はいつも渋めにやっているので、本当は70点を超えているかもしれない。(解答時間は75分を超えているけど)

もし今受講するとしたら藤田塾が良いかなと思っている。
ずっと昔からお世話になっているし。
受講料は実技のみで最低6万円。これで50時間の学習時間を節約できるのなら受講する価値あり。
実技問題の不明点はググってもなかなか出てこない、というかほぼ不可能。
(ChatGPTは一般・専門すら正解が出てこない)

受講するなら早い方が良いけど、まだ行き詰まっているわけではないので迷ってしまう。
1月受験して落ちたら受講するという選択肢もあるけど、今の成績だと不合格になる可能性は高いので早めに受講したほうがいいというのもある。
悩ましい。

ちなみに今の私の実力は参考書についてはほぼ理解しているつもり。
現在所有している参考書を学習し直したとしても点数アップが見込めるかどうかは怪しい。
(新たな気付きがあるかもしれませんが)

14回分以上の過去問をやったので、これは知らなかったというのはかなり少なくなっている、と言ってもそういう問題を出題するのが気象予報士試験なので完全に無くすことは不可能ですが。

もし試験時間が2時間あればほぼ間違いなく70点以上取れる自信はある。
では、時間さえあれば合格できるのになぜ難しいのか?

・知らなくて解けない問題は一定数ある - 10点分程度はあるはず
・出題者の意図を理解するのに時間がかかる
・計算ミス等を無くすために検算する時間があれば
・論述問題の推敲時間があれば
・ほか、自分がまだわかっていない細かい点 - これはまだ10点分はありそう

1番目の項目はどんなに頑張っても必ずあるのでどうしようもない。
残りはあと4項目。
この4項目を学習の繰り返しで減らす努力をするしか無い。

なのに時間制限を設けていない自己採点でなぜ60点前後なのか?
論述問題の採点を渋めにやっているのでそれだけで実際よりは点数が低いと思いますが、

・出題者の意図を理解するのに時間がかかる
→2~3分考えてわからない問題は諦めている
・計算ミス等を無くすために検算する時間があれば
→やっていない
・論述問題の推敲時間があれば
→やっていない

これだけで10点分以上はありそう。
なので60点前後になるのだろうと思う。

細かい話になったけど、一言で言うと実技は知識系の問題では無く、解決できる能力を要求されるので、鍛錬するしかない、磨いていくしかない。

このようなことを来年の1月まで続けるのか。
悩ましい。。

とりあえず今の結論。
1月までは純粋に独学で進めて不合格だったら藤田塾に申し込む。
効率が悪いけどね。。そこが引っかかるよね。。
やはり悩ましい。。
今回一般科目が不合格だったらこんなことを考えもしなかった。


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