忍者ブログ

誰の役にも立たない気象予報士のお勉強

気象予報士一発合格目指して、メモ代わりに書いていきます。 →それほど甘くはなかったので四苦八苦する様子を書いています

第57回 実技2 問2(1)トラフの追跡問題

トラフの追跡問題で疑問点があります。

第57回 実技2 問2
(1) 27日9時に日本海中部にある低気圧の予想に関連して、以下の問いに答えよ。
①図2(上)に灰色の太実践で記入された500hPa面のトラフが、27日21時に5640mの等高度線と交わる点の傾度を、図5(上)に基づいて1°刻みで答えよ。

今回の問題は、等高度線ではトラフを判断できない、特殊な問題です。
そのため、このような問題を解くコツは、
 - 12時間であればトラフに大きな変化はない(という前提にする)
 - 27日9時は5640~5760mにトラフがあるので大きくずれることはない


27日9時のトラフに、注目点を手書き↓

27日21時のトラフも同様に手書き↓



着目点が正しいとすると、どの辺がトラフになるか明白なはず。
5640m等高度線と交わる経度は138°くらいになり、正解の140°には遠く及ばない。

解説をしているサイトは、基準を示さず、適当にトラフを引いて、140°と答えています。
(どのサイトも根拠を見つけられていないと思われる)

もし正渦度の極大点を基準にするのであれば、27日9時には+51と+116があるのでそれぞれの対応付けが必要だが、私は見つけられない。
仮にちょっと離れた+63や+113を対象にするとトラフの傾きが極端に変化するので、これは対象にできない。

となると、やはり私が注目している-60の負の渦度極大点。
正の渦度域の形状も似ているし、大きく外れていないと私は思うが、正解と大きく外れる。

謎だ。


後日、無の状態で見直すと、着目点がよろしくなかったと思われる。

27日9時でのトラフは、負の渦度領域を跨いで正の渦度極大点を結んでいる。
それはどこなのか?無いではないか??
ということで前回は別のところを通すことになったが、北側の正の渦度極大点は無くなったものの、正の渦度域はまだあるのでそこと結ぶ、としたのが次の図。


これが正解になるわけですが、これを選択する根拠が、
・正渦度域が二つに分かれたところ
・正渦度極大点のあるところ、ただし1つしか見つからない(ほかにもあるけど、かなりずれてしまう)
ちょっと弱いけど、私が示したトラフよりは確度が高いような気がする。

ということで、正解以外に妥当な根拠が見つからないので、正解例通りなのか。

私の中ではこれが一番難しいトラフ解析かもしれません。




拍手[0回]

PR

来年8月の予報士試験の予定

かなり気が早いですが、来年8月の予報士試験の予定。

あと何をやったら合格できるようになるのかほとんど見えなくなっているので、きっと来年の8月も受験することになるはず。
そのときは、専門は免除、一般は振り出しに戻ることになる。

来年の8月は仙台で受験しようかと思います。
そのあと、青森近辺の山に登る。
十和田湖周辺、岩木山、白神山地、八幡平、恐山などなど、自然の宝庫なので、試験が終わったら二週間ほど滞在しようかと思う。



拍手[0回]


令和7年度 第二種電気工事士 上期 試験 体験記

受験してきました。

國學院大學(たまプラーザ)で受験。
出席率は80~90%程度(私のいる教室で)。
女性は10人に一人もいない程度。(ここにも男女格差が)
30歳前後が平均年齢と思われ、20代が一番多いような気がする。
私がほぼ最年長かと思っていましたが、退室の時に明らかに70代以上のおじいさんが私の後ろから歩いてきました。

机は思っていたより狭い。大学1年生が講義を受けるような本当に小さい机でした。

候補問題はNo.2。
簡単な問題だったのでノーマーク。本番中もそんな問題あったっけ?という状態でした。

一つだけ施工時にミス。施工省略のランプレセプタクルの黒線を、誤って非接地線の差し込み型コネクタに接続してしまった。差し込んだ後すぐに気が付いたので、すぐに引き抜こうとするが、練習の時と違ってなかなか抜けない!
何度やっても、差しごみ型コネクタのてっぺんの銅線が下がってこない!
全部の電線を切断してコネクタを再支給してもらえればできなくはないのだが時間がかかる。
なんて考えていたら、ランプレセプタクルを机の下に落としてしまう。
何とかグリグリ力を入れて引っ張っていたら、ようやく引き抜けた。

作業が完了したのは、終了8分前くらいだったと思う。残りの時間で確認作業。
コンセントの芯線が一部露出していたところがあり、押し込んでセーフ。引き抜く確認ばかりでは危なかった。最後の最後までずっと確認作業をこれでもかというくらい確認しまくりました。(他の人の作品もカンニングしたり)
でも、ちょっとしたミスならやり直しはできるけど、配線を思いっきり間違えている、だと箇所によってはほぼアウト。(私の左隣の人はそういう状況だったみたい)

試験開始前まで全く緊張していませんでしたが、施工を開始してから最後までずっと緊張していた。周りのてきぱきと作業をやっている人の「音」に圧倒され続けていました。
(音だけ聞いていると、みんな早そうに聞こえて焦ってしまう)
落ち着け落ち着けと何度も言い聞かせていたが、小さな震えが止まらない。
なので、いつもより施工が綺麗にまとまらず、雑になっていた。

周りの人の作品を見ると、ひとそれぞれ個性があって面白い。
今まで正解例しか見ていなかったので、色んなやり方があるのだと関心。

「欠陥」という大きなミスさえなければ合格。合格率60~70%くらいらしいので、たぶん大丈夫だと思いますが、あとは結果待ち。

8月15日に合格発表。



拍手[0回]


情報処理技術者試験 データベーススペシャリスト 始動

電気工事士試験は明日なのですが、ほとんどやることはなくなったので次の試験勉強を開始しました。

情報処理技術者のデータベーススペシャリスト。

動機というか目的というか、この資格は合格する必要はないです。

先日合格した安全確保支援士も必要はないのですが、合格はしたかったので良かった。
支援士の資格があれば、同業の人同士でも、対外的にも一定レベルのセキュリティ知識がある人間だ、と認知されやすいため、有益ではあると思っています。

それに対して、この資格は対外的に意味はないと思うし、データベースを扱う人からしたら敢えて取得する資格ではないと思います。
なので合格する必要はないのですが、データベースに関する体系的な知識を身につけたいから、というところでしょうか。

それなら本やネットで十分では?
ですが、それだと優先順位が低くくなり、いつまで経っても後回しになります。

データベースに関する知識・技術はある程度はありますが、本格的に扱ったことがないため、そこそこ学習する必要があると思ってます。
恐らく、最低学習時間は100時間、現在の午前2は40点くらい。
今年の10月12日まで(ギリギリ)合格レベルを目標に学習を進めていきます。



拍手[0回]


第56回気象予報士試験 実技2 問2(2)① の問題文に間違いあり??

第56回気象予報士試験 実技2 問2(2)① の問題文を一部抜粋すると、

「八丈島の北西およそ80海里の海上を中心とする半径(e)海里の円内に進む見込み」

とあります。
本当に80海里なのかどうか調べてみます。
八丈島から24時間後の予報円中心の長さは7mm(PCの画面上)
北緯30~40度の長さは37mm
ということは、7mm/37mm × 600海里 = 約113.5海里
なんと約33海里もずれています。

なぜこれに気が付いたのかというと、これを元に計算したら正解と異なっていたためです。

でもそんな間違いをするはずないだろうと、よ~く見てみたら、八丈島の場所は吹き出しの先ではなく、さらにその先のゴミみたいなところみたい。





計測して計算すると、5mm/37mm × 600海里 = 約81海里、間違いない。

わざわざ八丈島が記載されているので、それをヒントに求めたほうが良いんだろうと判断したのが間違い。
よくよく考えると、八丈島は140度線より少し西に位置する、ということを思い出せば間違わずに済んだかもしれない。
それにしても、なぜ八丈島を引き合いに出したのだろう??
今回の私みたいに考える人を引っ掛けるための問題?

今回得た教訓は、吹き出しに注意













拍手[0回]


09 2025/10 11
S M T W T F S
2 3
5 6 7 9 11
13 14 16 17
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
[01/25 Hiro]
[01/24 すいだらぼう]
[01/16 Hiro]
[07/18 すいだらぼう]
[07/05 すいだらぼう]
HN:
Hiro
性別:
非公開
<<前のページ  | HOME |  次のページ>>
Copyright ©  -- 誰の役にも立たない気象予報士のお勉強 --  All Rights Reserved
Designed by CriCri / Powered by [PR]
/ 忍者ブログ