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誰の役にも立たない気象予報士のお勉強

気象予報士一発合格目指して、メモ代わりに書いていきます。 →それほど甘くはなかったので四苦八苦する様子を書いています

第41回学科一般・復習・解説(後半)

前回に引き続き、後半。

問9 スーパーセル ×
自分:2
正解:1

「日本でスーパーセルは滅多に起きないから勉強しなくていいさ」
などと試験前日に友人と話をしていたが、なんとその問題が出た!!

しっかり勉強しておけば良かった、と言いつつも(a)(d)は知っていた。
問題は(b)と(c)。
(b)には「強い上昇流があるところには反射強度が弱い領域がある」
(c)には「多量の大きな降水粒子が形成されており」
などと書いてあれば、
(b) 誤
(c) 正
だと思うのがにわか予報士の心情だと思うが正解は違うらしい。

問10 オゾン ○
自分:4
正解:4

自分が確実に知っていたのは(a)のみで残る選択肢は4,5番のみ。(d)は過去問にあったようだし、な~んとなく4番を選んだら正解だった。

問11 温室効果 ○
自分:4
正解:4

これは簡単ですよね。

問12 予報業務の許可 ○
自分:3
正解:3

(b)の「予報業務の許可の有効期間は10年」は?でしたが、「そんな話は聞いたことがない」で「誤」を選んで正解。(本当のところは知らなかったりする・・・)

問13 予報業務に関して ×
自分:4
正解:5

自分は(d)の正誤で選択を誤った。
よ~く考えてみると「予報事項を利用者に伝達する方法」など許可申請書類には無かったはず。
だから変更しても報告する必要はないはず。
よ~く考えればわかったはずだけど、そんな時間はなかったorz

問14 注意報および警報に関して ○
自分:3
正解:3

この問題はわかりやすかった。

問15 災害対策基本法 ○
自分:5
正解:5

これも覚えていたから問題なかった。

-----------------------
ではここから「たられば」話。

私の正解数は7問でしたが、もし勘違い等がなく実力を発揮できたら何問正解だったか?

その勘違い系の問題は、
問1問2問6
これで10問正解。

ほかに問3問5の計算問題があり、もしこれが単純な計算ミス・勘違いだとしたら12問正解できたはず。

計算問題をどこで間違えたのか精査してみないと何とも言えないけど、仮に冷静に解いたとしても微妙なところだった。
今回は難しい方になるのではないかと思う。

やや勉強不足の自分にしてみたら落ちて当然だったかもしれない。
が、今回は新問が多かったし、試験のたびにレベルが異なるのはどうよ?
って常々思う。


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第41回学科一般・復習・解説(前半)

こちらの速報を元に今回成績の悪かった学科一般の復習をしてみよう。
※速報には間違いがあり、問1と問2の正解は違います。(訂正済み)

正解数は全部で7問だった。

問1 大気の気温分布 ×
自分:1
正解:4→5

改めて読んでみたら勘違いだった。
特に(c)に関しては○のはずなのに×と勘違い。この時点でアウト!
では仮に(c)を正しく○として解答した場合どうだったか?
(a)の「1km高くなると約6.5℃低下する」という設問は過去にもあった。
どっちだったかな~と悩んだ挙げ句、特に気にしなかったから○だろうと考えた。
従って、この問題はどのみち不正解だった

しかしよく考えると(a)の設問は6.5℃が問題ではなく、
「対流圏の気温の鉛直分布は短波放射と長波放射の平衡によって決まり」
この時点で誤り。初めての試験で舞い上がっていたのは間違いない。。

冷静に考えれば解ける問題だった
もちろん(d)は夏半球の極が最も気温が高く、赤道付近が最も低い、ということは知っていた。
なんてもったいないことを・・・

問2 二つの気柱の気圧分布 ×
自分:1
正解:2→4

この問題のポイントとして、問題文に「その質量は同じである」といった時点で、一番下の気圧は同じになるため3番は消える。

それからグラフの形として4,5番は不自然。なぜならある高度で急激に気圧がゼロになってしまうから。

だからこの問題は1,2番しかない。

そしてZ=0のときは気圧は同じになるから、あとはどちらの気圧が小さく・大きくなるか?
気柱Bのほうが気温が低いのだから層厚は薄くなる。(=等圧線が混む)
従って、1番!
となぜか勘違いしてしまった!

問3 山越え問題 ×
自分:3
正解:2

「降水で30%の水分を失った」とこれまでにない新問。
それでも何とか解いて正解だ!と思ったが、どこかで間違ったらしい。。
計算ミスだろうか?
(この問題は後日計算し直します)

問4 エーロゾル ×
自分:3
正解:4

これは3か4のどちらか迷った。化学物質を含む溶液の飽和水蒸気圧なんて知らない。
これは知っているかどうかで決まる問題だからしかたない。

→しかしあとでよく考えてみると、エーロゾルのお陰で水蒸気が凝結しやすいのだから、飽和水蒸気圧で考えたら化学物質を含んだ方が低いと考えた方がいい。だからこの問題も冷静に考えれば解けたかもしれない。
そもそもこの文自体がおかしい。
「化学物質を含む溶液の方が飽和水蒸気圧が大きい」
と言っているのに
「水蒸気圧が純粋な水の飽和水蒸気圧より小さくても成長する」
というのは矛盾している。
もっとわかりやすく言えば、
「化学物質を含む溶液は飽和水蒸気圧が大きいので、凝結しやすい」
と言っている。
これはもう予報士試験と言うよりも「国語」の問題だな。

問5 アルベド問題 ×
自分:1
正解:2

自信があったつもりだけど、どこかで勘違いしたんだろう。。。
(この問題は後日計算し直します)

問6 地衡風問題 ×
自分:5
正解:3

これは単純に公式を忘れていた!
なんとか公式を導き出そうとしたが時間がなかった。

本当は試験直前にこのあたりの公式を再確認しようと思っていたが、持参したタブレット(Nexus7)がRTFファイルを読み込めなくなっていた!
それが敗因かもしれないが・・・

あとで公式を確認したところ、簡単に正解できた問題だった

計算は出来なかったけど、試験中頭の中で「10hPaの気圧差で1000km離れていたらどれくらいの風が吹くだろうか?」と「感覚」で考えていたら50m/sはちょっと強いし、20m/sもないだろう。どちらかと言えば強め。30~40m/sあたりかな~と感じていたけど、マークシートを見ると5番を選んでいる問題が1問しかなかったので5番をマークした(笑)

問7 渦度の問題 ○
自分: 1
正解:1

こんな問題今まで無かったし、どうやって解いて良いのかわからなかったけど、単純に風速を足してやったら正解だったみたい。

問8 温度傾度の集中 ○
自分:3
正解:3

この問題もよくわからなかったが、知能テストみたいに単純にそういう風が吹いたら等温線の幅が縮まるかどうかで選んだ。

以上前半。

※私が知っているところは省略していますが、もし疑問点などありましたらご遠慮なくどうぞ^-^/

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第41回試験・答え合わせ

こちらの速報を元に採点してみました。

学科一般:7問正解(46%)
学科専門:13問正解(86%)

ということで専門科目のみ合格はほぼ間違いないでしょう。

あまりにも成績の悪い一般科目の復習は後日やるとして、
今後の予定はどうしようか?

ここに書いた方針をもう一度書くと、

次の試験は一般と実技ということになる。朝早く起きて一般問題を解いてしばらく時間をおいてから実技、というパターンは好ましくない。
それに一般科目と実技はかぶるところが少ないため学習量が多くなってしまう。
ということで、最大限やっても1年後に一般+実技の一発合格だけに絞る。
(科目合格の有効な間に二回受験する、なんて言うことはしない)
でなければ当分受験しない。←こちらのほうが濃厚

だった。

しかしこれと違った考え方もある。

学科一般の方がどちらかと言えば得意なんだから学習量が増えるとは言え、それほど負担にならないのでは?

例えば法規問題。法規は範囲が限られているし、今のレベルなら直前1~2週間前に復習すれば4問中3問以上は取れるだろう。

ということは実質学習しなければならないのは残る11問分。
そしてその11問は気象庁のHPを丸暗記、みたいなバカなことをやらなくてもいい、つまり教科書をしっかり理解していれば解ける問題ばかりだ。専門科目みたいに最新の情報に追従していく必要のない科目だ。
それに理系男子に嬉しい計算問題の多い科目じゃないか!

なんていう風に考えを変えるともう一度受験してみたくなってしまう。
(某センターの術にはまったか・・・)

しかし一番の問題はやはり実技。

あの大量の文章・資料を相手に即答するくらいのレベルにまで鍛え上げないといけない。
そのための学習時間が果てしなく多い。
しかも習得したその技術はそれ以外のことに全く応用できない、非常に特殊な能力だ。

ただ自分の性分として難しい問題ほど燃え上がる、ある種の理系独特の闘争心みたいなものがあったりする。

特殊かどうかより、達成感を得られるかどうかという点では予報士試験は手頃な感じがする。

受験前はあれほどネガティブだったのに。。
実技の勉強をやるかどうか。
今はまだ迷っている。


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初受験終了!予報士勉強も終了?

受験して参りました。

やや勉強不足の中、どのような手応えだったか。

学科一般:ここにもちょっと書いた通り、今回は難しかった
学科専門:もしかすると合格かも?
実技:もちろんNG

今回の一般科目が他の人にとってどう感じたのかはわからないけど、試験中挫折している人もいたようで・・・。(私の目の前の人は開始後15分くらいで寝ていた)
自信のない問題が確実に半分はあったので、過去問経験からしてそういう場合は間違いなく不合格。

それに対して専門科目は自信のない問題が3~4問はあったと思うが、引っかけ・勘違いがなければ合格の可能性が高い。

実技は過去問を3~4問程度解いただけの素人同然のレベルなので無理なのは当然だが、いずれ合格を目指すのなら今のうちに慣れておくのも良いだろうと言うことで受けてみた。

ペース配分を考えずに実技1をはじめたら、半分も解かないうちに残り時間が15分ほど!
話には聞いていたが、サクサクと解答していかないと本当に時間が足りなくなる。

実技2はそれを踏まえ、ちょっと考えてわからない問題は見送り、何とか全問に目を通すことが出来た。(だが全問解答できず。脳内採点で40~50点くらいか?)
# 松江と鹿児島はわかったし、説明問題以外はそこそこできたと思うけどな。。

実技問題は1時間15分(×2)であれだけの量の問題をこなすのは大変だと思ったし、それだけの知識を身につけなければならないことはもちろんのこと、即答できるくらいに鍛えておかなければならない。
ではそれだけのスキルを身につけるにはどれだけの学習時間が必要なのか?
と試験中に考えていたら「予報士はもう止めよう」と思った。

実際、実技試験中戦意喪失している人も見かけた。
実技1で帰った人もいるし・・

私のいた教室は全科目受験なので、初回の人も多いだろうから初めての実技試験は厳しいだろう。。

ということで、今回の試験結果はここにも書いたとおり、一番選択が難しいパターンかもしれない。

専門科目のみの合格

今後の身の振りは結果を見てから考えよう。。

やっと試験勉強から解放されてホッとした。
今まで学習に使っていた時間をほかのことに使うことが出来る。

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あと二日!

ここ最近平成20年頃の過去問を「初めて」解いていますが、概ね80~90%程度。
問題の内容もあまりひねっていないし、すでに学習した内容が多いというのもあるだろう。

最近の試験も必要とされる知識は基本的にあまり変わらないと思うが、どうしても合格点を取れない。

予報士の問題は問題文が長いのが多い。
あの長い文章を間違いなく、的確にしっかりと把握しなければならない。
特に正誤問題に関しては下線が引かれたところだけでなく、それ以外のところにヒントが隠されている場合もある。

とにかく文章読解能力が要求されている。

・・・といった感じで、基本的に必要とされている知識は昔とそれほど変わってはいないと思うが、点数が取りにくくなっているように感じる。
今の自分の実力が100%発揮できれば・・・。

ということで何に注意すべきか。

ひっかけ問題には最大限の注意を払う。4~5問はあるという覚悟で。
うっかりミスは絶対に許されない
基本的に難問というものはない。まったく知らない新問なら別だが、気がつくかどうかが鍵。必ずどこかにヒントがあるはずだ。絶対に諦めてはいけない。

どれも実力と言えば実力だが、それを発揮できるかどうかが合否を決めると思う。


さて、今後の方針。

科目合格できなかったら:
従来決めた通り当分受験しない。センターで公開している過去問を毎回解きながら、暇そうなときに再びトライ。そのときは実技も準備してから。

専門科目だけ合格:
その次の試験は一般と実技ということになる。朝早く起きて一般問題を解いてしばらく時間をおいてから実技、というパターンは好ましくない。それに一般科目と実技はかぶるところが少ないため学習量が多くなってしまう。(実技に法規問題が出るなら別だがw
ということで、最大限やっても1年後に一般+実技の一発合格だけに絞る。
(科目合格の有効な間に二回受験する、なんて言うことはしない)
でなければ前項と同じく当分受験しない。←こちらのほうが濃厚

一般科目だけ合格:
専門科目と実技は共通点が多いし、試験当日朝は遅いしやってみてもいいと思う。
科目合格が有効な間に二回受験するかどうかは実技の仕上がり次第かな。

両方とも科目合格:
次の8月の実技合格目指して一直線!

ということにほぼ決めてます。
が、なんとなく「専門科目だけ合格」っていう微妙なところに来そうな気がするんだよね。。

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