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誰の役にも立たない気象予報士のお勉強

気象予報士一発合格目指して、メモ代わりに書いていきます。 →それほど甘くはなかったので四苦八苦する様子を書いています

今後の学習方針(仮)

天気が悪くて山登りにも行けず、やることがないので今後の方針を考えてみる。

合格発表(10.11)まで試験勉強は一切しない。
ただし、気象関連の学習はする。

合格発表後

10~12月
学科の過去問を再学習。不正解問題、記憶が曖昧な問題のみ学習。一般:専門=5:5の割合。専門や法律は変化のあるところをチェック。

1月
時間・余裕があれば、実技過去問学習の再開。正確さと共にスピードも上げる。
余裕がなければ実技の学習はしない。ただし受験はする。

学習の目標

学科:90%以上の正解率
実技:60分以内で正解率85%以上

TeamSABOTENの模擬試験も受験しない。
学科合格が目標であり、万が一の場合は考えない。

受験地は東京。(冬なので)


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第62回 気象予報士試験 体験記

試験場は東京大学駒場キャンパス。
試験会場は5号館で歴史ある大学の中では建物は比較的新しいほうかと思う。

試験教室でお昼御飯を食べようと思っていたら、実技のみと全科目受験と同じ教室!!
なので専門科目の試験中で中に入れず。
初日申請の若い受験番号はこういう不利なことがあるんですね。。
仕方ないので、まだガラガラの実技のみの教室と、外の木陰のベンチで昼飯をいただきました。

専門科目が終わって入室、私の席が教室の前の方だったので状況はあまりわかりませんでしたが、いつもの通り、女性が1~2割、年齢層はかなりばらけている感じ。
実技のみはほぼ満席でしたが、全科目受験側の席は1割もいなかったように思う。
予報士試験の難しさを知っているから学科のみしか受験しない人が多いようですね。

試験内容


実技1


季節は春で問題は簡単だった。100点が狙えるほど難しいところはなかったはず。
私は8分ほど時間が余り見直しをやっていたが、周りの音を聞いてもそういうページめくりをしているので、ほとんどの人は同様だったのだろう。

実技2


実技1がこれほど簡単で、前回の予報士試験では70点が合格点だったので、実技2はかなり難しいはず。
覚悟して挑みましたが、思っていた以上に難しかった。
私が苦手とする、低気圧の追跡問題と(冬の山陰地方の)渦問題が出題された。

試験直前に、表紙から問題の中身を透視し、問1は22分くらいで解かないとまずいかな、と直感。しかし問1の終わりのほうを解いているところで30分経過のアナウンス。
ここで遅れていることを認識。

最後まで解答できず、解答用紙の最後のページはほとんどが白紙だった。
これで不合格確定だと思った。

予想点数


答え合わせをするつもりはないし、自分の解答を正確に再現できたとしても正確な点数はわからないし、精度良く採点できたとしても合格点がわからないし、合否が発表されても自分の本当の点数はわからないし、点数の予想は全く意味が無い。

けど、感覚として
実技1 80~90点
実技2 40~50点
平均 60~70点

過去の実績から60~70点が合格点なので運次第。
(たぶん、低気圧追跡問題でどちらを選択したかで合否が決まると思う。それと凡ミスがどれくらいあるのか)
結果が出るまでまったくわからない悶々とした状態が続くことになります。
が、合格を前提に片付けをして、予報士試験からしばらく離れます。

ちなみに合格点の予想。60点代後半。68点くらいかな?


もし不合格だったら、学科からのやり直しとなりますが、今までのように全集中的なやり方はしません。まずは学科合格を目指す。(万が一を考えて実技は受験する)
一般、専門を一つずつ科目合格にして、最後は実技のみで合格を目指す。

2025.1 63回 一般合格
2025.8 64回 専門合格
2026.1 65回 実技のみ受験(できればここで合格)
2026.8 66回 一般+実技受験(ここを最後にしたい)
2027.1 67回 専門+実技受験(まだチャンスはある?)
2027.8 68回 実技のみ受験 (ここを本当の最後にする?)
・・・エンドレス?

資格が欲しいわけではないので、(当初の予定と同じ)のんびりモードです。

今までは一般:専門=3:7くらいの割合で学習していましたが、
今後は一般:専門=5:5でいいかなと思ってる。
実技をしっかりやったお陰で専門の1~2問は楽になったと思う。
(衛星画像とかエマグラムとかどんどん出題して欲しい)

合格発表を受け取ったら学科の学習の再開です。

情報処理安全確保支援士を受験する予定だったけど、申請期日は7月だった。
これは来年の春ですね。


反省点

実技2の最後のところで時間が無く焦り始めたけど、仮にそこで焦らなかったとしても結果に大きな影響はなかったかと思う。
強いていえば、苦手なところを集中的に学習すべきだったかと思う。
低気圧の追跡問題とメソレベルのじょう乱移動問題。
けど、どうやって学習すればいいの??って思う。

試験直前での過去問成績は概ね85点前後。
最低点は80点、最高点は91点。
目標は85~90点だったので若干足りなかったが、このレベルでの5点違いはほとんど意味が無いと思う。(わからなくて取れない点数であれば問題だが、作文でちょっと違う、前線・トラフが1°ずれている、なぜそうなるのかが理解できない問題など些細な違いの積み重ね - これも本当に減点されるのかわからないレベル)

TeamSABOTENの模擬試験についてもやり直して概ね70点前後が取れている。
しかし、10点は絶対に取れない点数としても、20点分の理解がまだ進んでいない状態。
だが、問題文が悪いというのもあるし、問題自体が特殊というのもあるのであまり本気出して復習はしていない。
# TeamSABOTENは自信を持って作成したと言っているけど、本物の予報士試験問題の方がよく練られていると感じる

ということで、反省点らしき所は今のところ見当たらない。
前回は過去問成績70点をターゲットにしていたので、今から考えれば明らかに低い。
次回の実技試験は、点数ターゲットは85~90点のまま、時間的制約を設けた方が良いだろうか?例えば60分くらい。答えを覚えている問題も増えてるし、解き方がわかっている問題も多いので、60分は難しいレベルでは無いと思う。

できることはそれくらいしかなくなっている。

解ける問題を間違いなく素早く解く。
これ以外に合格できる道はなくなっている。



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試験に必要な持ち物・実技編

前回と同じタイトルで一部修正した内容で書きます。

・シャープペンシル(芯はB)、鉛筆数本(HB、予備として)
・消しゴム(30年以上前に購入したもの!)
・直線定規15cm2つ(一つは半透明、もう一つは透けないタイプ)
・直角定規(過去問10年分で一回だけ必要な問題があったので、たぶん使わない)
・コンパス(トレーシングペーパーの穴開け用、中心からの範囲を適当に把握したい場合など、百均製の緩いヤツ)
・デバイダ(コンパスの予備、使わないかも?)
・ミニクリップ(天気図をまとめるため用だけど、使わないかも?)
・ルーペ(百均のLEDライト付き、老眼なので必須)
・カラーボールペン(消せるヤツ、使うかもしれない)
・セロハンテープ(受験票を固定するため)
・チョコレート効果(お高いチョコだけど、効果あり!?)

デバイダは気象予報士試験のためにわざわざ購入しましたが、コンパスの方が良いというか、コンパスで十分ですね。

シャープペンシルの芯はHBよりBのほうがいい。Bより2Bのほうがいい。
けど、2Bにはまだ慣れていないので今回はBを使う。

直線定規は透明なものだと背景の天気図などが邪魔になることがあるので、半透明か背景が完全に見えないものがあったほうがいい(特にエマグラム)。長さは15cmくらいが丁度良い。

カラーボールペンはエマグラムの湿潤断熱線とか、紛らわしく間違いやすい場合に使います。

第62回試験で使用したもの・使用しなかったもの

使用したもの

・シャープペンシル
・消しゴム
・直線定規15cm(半透明なほうのみ)
・セロハンテープ
・カラーボールペン(等温線がたくさん出てきたので)

使用しなかったもの

・鉛筆
・直線定規15cm(透けないタイプ)
・直角定規
・コンパス
・デバイダ
・クリップ
・ルーペ

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あと一週間、やること・やれること

あと一週間だと、点数アップのための学習なんてできないので、点数を下げないための学習しかありません。

・紙ベースによる慣らし
・暗記項目の再確認(100%にする)
・拝啓、予報官X様の視聴

もうこれくらいしかやることがなくなった。
けどD判定。
もし仮にあと三ヶ月あったら、何を学習したらD判定をA判定に変えることが出来るのだろう??

藤田先生の言うとおり、黒を白に変える作業をするだけなのだが、問題点がいくつかあります。

1) 模擬試験問題に疑問点があって、黒を白に変えられない
2) 今の実力で解ける問題が解けない場合がある

1) 模擬試験問題に疑問点があって、黒を白に変えられない

解説ライブに申し込んでいないので、疑問点は疑問点のまま。
藤田塾では過去問以外の問い合わせはお断り。
オリジナル問題なのでググっても答えは出てこない。

TeamSABOTENの(高額な)講座に入れば解決できますが、現時点では物理的に解決できない。
点数にすると10~20点分くらいはあるかと思う。

ただ慰めなのは、これを解決できたところでそれが本番で出題される可能性は低いだろうし、出たとしても1~2点レベルだろうと思われる。大きなインパクトはないはず。

2) 今の実力で解ける問題が解けない場合がある

これが一番重要で、これをどうやったら克服できるのかが未だにはっきりしない。
実際、第61回の直接的な敗因はこれ。
ただあのときは時間に追われて焦ってしまったのが根本的な原因。

それを除いて考えられる対策案は、

・場数をこなす
・体調を万全にする

それくらいしか思い浮かばない。
後者は人それぞれだと思うが、前者は過去問だけをやっている藤田塾では難しいところがある。
藤田先生的には、100%インストールできれば100%解答できなくても合格は出来る、とするだろうけど、合格ギリギリの自分としてはこのあたりが非常に重要になってくる。

ChatGPTに聞いてみるくらいしかなく、明確なものは無いと思うので深く悩んでもどうしようもない。

結局は藤田先生が言われるとおりに実行するのが近道であり、信じて実行するしかない。
なので、やれることは初めに書いたくらいのことしかない。

合格者に出来て自分がまだ出来ないこと

藤田塾の合格体験記を読みながら、合格者がやっていて自分がやっていないことを調べていました。それと同時に、合格者には出来て自分にはまだ出来ていないこともまとめていました。

  • 「問題文を見れば答えるべきことがすぐに浮かび、問題を解く中で時間をかけるべき部分とかけなくていい部分の判断ができるようになった」
  • 「第61回の本番では実技1で20分弱、実技2で10分弱の時間的余裕ができ、見直しをすることが可能になり記述の誤りを訂正することもできたので、これが合格につながったのかと思います。」
  • 「答案用紙に書いた内容を受験後に覚えて答え合わせが出来る」
  • 「時間内に解答用紙をすべて自信をもって埋めることができました」
 
いずれも私から見たら神業としか思えない。
すぐに浮かぶ?20分も時間が余る?答え合わせが出来る?すべて自信持って解答できた?
※「書いた内容を受験後に覚えて」ではなく「書いた内容を覚えて受験後に」が正しいと思うが・・・それでよく合格できたな

では今の自分の場合はどうか?
  • 問題文を見て答えるべきことがすぐに浮かんだときは、引っ掛け問題ではないか?勘違いがないか?と疑う
  • 過去問を三周くらいやったら、最短で15分くらい時間的余裕ができるようになった
  • 答案用紙に書いた内容は8割くらいは再現できるようになったが(覚えるのではなく)、作文問題の正誤を採点できるくらいの正確性はない
  • 時間内に解答用紙を自信をもって埋めることができるのは7割くらいと思われる

合格できるような人って、みんな体験記くらいのレベルの人ばかりなんですかね。。
凄すぎる。

凄すぎるけど、これが合格基準ではないので、あと本当に何を勉強したら合格できるんでしょうね。


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TeamSABOTEN 全国統一模試 直前 結果

結果が届きました。
受験者数は予想通り前回の中間より多く67名。

点数はと言うと・・・
実技1 予想70点前後→57点
実技2 予想65点前後→50点
評価 D (平均点以下で合格は絶対無理!とは書いていない)

多少手応えはあったのに、蓋を開けると予想より15点ほど低い。
(予想が当たったのは実技1と実技2の点数差)

まだあまり詳細を見ていませんが、ざっと見た感じでは、

実技1


ほとんど作文問題で多く減点されているので、詳細を調べてみないとよくわかりません。

実技2


作文問題の減点が多いですが、採点が厳しい!という印象。

例えば、

私:「前線の南側に沿って正渦度域が分布している」
正解:「前線に沿って正渦度極大域が連なっている」

これで2点減点されています。何が悪いと思いますか?
南側?正渦度域?分布?
正解は、
「正渦度域」<=>「正渦度極大域」
正渦度極大域は正渦度極大値を含む正渦度域のことですが、極大域でないといけない理由はある??
問題文を読んでも渦度域の特徴を聞いているだけ。
詳細をさらに詰める必要があります。

ほかにも、前線描画で緯度1°分もずれていないのに、前線をLマークに通さなかったために3点も減点!!

エマグラム問題も、あの見にくいエマグラムで10hPaの計測誤差で0点。

さらに緯度を求める問題で、「北緯37°」の北緯がなかったので0点。
これが三問もあったので3点減点!
緯度を答える問題で「北緯」を書かないと0点っていつからそうなったの???
問題文に「東経140°」と記載されていたから?
最近の本番試験では、こんな意地悪な問題は出さないけどね。
こんなレベルになると、一体何の試験なの?と思う。
(定規を使って移動速度を答えさせる時点で、何の試験?なのだが)

とは言うものの、平均以下の私なので文句は言えません。
私より良い点数を取っている人がたくさんいると言うことなので。

一ヶ月前とは言え、その時点でD判定だとやはり合格は無理なのかな。
今の時点でも私自身は合格できそうな気がしているけど、何が足りないんだろう?
今回のような減点のされ方をされるとよくわからない。

前線をLマークに通さないっていうのは完全NGだと思いますが(減点の数はともかく)、それ以外は致命的と言えるほどの間違いはしていないつもりだけどな。。

詳細を調べたわけではないので、今日はこれくらいにしておきます。


詳細を調べてみました。

難問、珍問がいくつかあるように思う。
特に実技1は正解例や解説を見ても意味が不明なものが多い。

現状の私なら取れたはず、という点数がどれくらいなのか想定してみたところ、
実技1 57点 +3 →60点
実技2 50点 +13 →63点

追加された点数は、凡ミス、うっかりミスなど本来の実力が出せなかった問題。
特に実技2はちょっと違うだけで大幅減点という採点者の方針だったので大幅に点数がアップしています。

ちなみに北緯が無くて不正解だった問題は数えていません。あれは気が付かないし、そういう意図があった問題であり、珍問として考えています。実際の本試験ではそんな問題は最近は出題されません。答案用紙に北緯_____°と親切に印刷してくれます。北緯を書くかどうかは問題の本質ではありませんから。

正解を見てしまうと、「どうしてこの問題を解けなかったのだろう?」という問題を多く感じる。
当然ながら同じ模試をもう一度試すと70点以上取れる自信はある。
どうやったら初見で70点以上取れるようになるのか?
(できなくても他の人より良い点数を取れれば良いだけだが)

それと、TeamSABOTENの模試は私みたいな模試以外で同講座の受講をしていない人がどれくらいいるのが気になる。講座を受けている人にとって有利なのでは?というバイアスが少なからずあるはず、という点が気になる。
TeamSABOTENの問題には多少クセがあり、本試験では出てこないような視点での出題がちらほらある。必要とする基本的な知識・技術は同じはずなので本質的に問題は無いが、そのクセに慣れているかどうかで点数の違いが出てくるはず。


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