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誰の役にも立たない気象予報士のお勉強

気象予報士一発合格目指して、メモ代わりに書いていきます。 →それほど甘くはなかったので四苦八苦する様子を書いています

第61回気象予報士試験・実技のみ受験してきました

試験会場は東京(二松学舎大学3号館三階)

自宅で出発準備をしているときに震度3の地震。
電車が遅れたらたまらん、っていうことでちょっと早めに出発。

二松学舎大学3号館は小さなビルで、各階に講義室が一つあるという感じ。
一つの講義室で受験者は40人ほど、女性は1割前後。平均年齢は40代後半?
9割くらいの人が受験していたでしょうか。(空席は1割もない感じ)
トイレも小さいため、男性がほとんどの予報士試験はトイレ渋滞が発生。
ちなみにこの試験場はみんな学科免除です。(受験番号がすべて33で始まる)

5人席の長いテーブルを二人で使用。
私は3人分の席(厳密に言うと2.5人分)を使用させていただきましたが、隣の人は二人分で足りたでしょうか?
(余談)
その隣の人、目視で確認はしていないけど音を聞いていた限りではカラーペンでマークをしていました。自分にはそんな余裕は全くないので、凄いなと思いました。

早めに試験場に到着(11時30分前)したのですが、講義室はまだ入室できないと言うことで、講義室前のテーブルで待機。
12:10頃(ちょうど学科試験の終わる時間)に入室可能となりました。

細かい(どうでもいい)話はそれくらいにして。

【実技1】
比較的簡単で、過去問対策している人ならそこそこ良い点数は取れるはず。
(途中までデジャブ?かと思うくらいの問題でした)
しかし私は時間が足りなくて7点クラスの問題は解答できず、ほか1~2カ所空欄あり。
簡単な問題ですら全解答できなかった。
題材は冬の問題。

【実技2】
こちらは難しかった。
最近は相当温位・対流不安定が良く出るので対策してきたつもりでしたが、予想を上回る難しさで空欄はかなりあり。時間は当然足りなかった。
問題内容について色々書きたいけど、業務支援センターから公開されれば一目瞭然なので省きます。
相当温位を多用した予想図がたくさんありすぎて問題の整理ができず、時間も足りないので途中から「感覚で」解いていました。
12時間予想と15時間予想と実況のエコー図が混在していて訳がわからなかった!
(ちゃんと把握できて解答できた人は凄い!)
でも時間が2~3分くらい余ったので、もう少し整理して解答していればあと5点くらいはとれたのかな。。(ここが最大の敗因かも)

【結果予想】
自己採点する気は全くありませんが、予想だけ書いておきます。

合格点は62~63点。
私の点数は、
実技1・・・65~70点
実技2・・・50~60点
(「うっかりミス」がないという前提)
なので、平均57~65点

もし合格するとしたらギリギリ。(学科もギリギリだった)
可能性が一番高いのは60点くらいでギリギリ不合格。
過去問約10年分を4周以上もしたので、感覚的に点数が見えるようになってます。
(そんなわけないけど、でも何となく)

最近の(昔から?)実技の傾向は、平均的な問題と難易度の高い問題の組み合わせなので、合格するには平均的な問題でいかに高得点を出すか、(と同時に難しい問題にどれくらい食らいつくのか)が合格の鍵だと思われます。
なので今回の合格の方程式は、実技2が悪くても、
実技1・・・70~80点(10点くらいアップ)
実技2・・・50~60点(同じ)
→平均60~70点
と合格の可能性が高くなってきます。

ということで現時点の結論は「不合格」。

【今後の予定】
気が早いけど、あと一回学科免除があるので受験はします。
過去問を神様にした独学には限界がある(それと年齢的にも)と言うことがよくわかったので、同じような学習をしても(運が良くなければ)合格は不可能。
それでも独学の範囲内でやれることはすべてやったつもりなので、あともう少しだと思っています。(8月~1月は学習期間が短いのでそもそも不利)
9月から月平均50時間以上は確実にやっていますし、9月からのトータルだけで300時間くらいはやっていると思います。(それ以前も含めればもっとやっている)

3月8日の合格発表までは予報士の試験勉強からは完全解放。
不合格がはっきりした時点で、
3月・・・これまでの学習の整理、有料講座の検討&決定
4月・・・有料講座で学習開始
5月~6月・・・講座のペースに合わせて学習
7月~8月・・・月50時間程度の学習
という感じで進めようかと思います。
今の実力はギリギリ不合格だと思われるので、あと50~100時間も学習すれば合格の可能性はかなり高くなるだろうと思っています。

今後は「時間より金で解決する!」
という方針で行きます。
時間は大切。

12月~1月はほとんど予報士の学習ばっかりで本当に嫌になるくらい、予報士アレルギーになるくらいにやっていましたが、結局飽和状態になり、どうしようもない状態・・・それに比べたら8月の試験は時間的にも余裕が十分ありますし、実力もすでにありますし、かなり気楽。
(だからといって試験が楽にこなせるようになることは絶対に無いのが予報士試験の難しさ)

頑張って良かった、と言いたいのであと半年頑張ります。
それも、これまでの半年に比べたら楽に・・というよりは自分のやりたいペースで。

仮定の仮定ですが、もし8月も不合格となったら、たぶん予報士は諦めるかも?
理由はまた学科試験の勉強をやり直す気はほぼないからです。
2年くらい学科免除があるなら、あと2~3回受験しても良いけど、学科の学習をやり直すのはちょっとね。。
目的は資格取得では無く、登山のための気象知識を身につけるため、なのでこれ以上予報士に時間をかけるよりは、実際的な気象(の学習)に時間を割くべきだと思います。(そうだそうだ)

試験勉強から解放されてちょっと嬉しい。
でも2月はため込んだ仕事が待っている。
運転免許の更新、人間ドック、確定申告、車検、会社の仕事も色々。
晴れたら登山しないといけないし(これは義務)、忙しい!!

あぁ、やっと日常に戻れる。
気象予報士漬けの毎日がやっと終わる。




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実技試験の採点方法【妄想】

自分だったらこうする、という観点で考えてみる。
(これ以上学習しても無駄、という状態になったので余計な想像をしてみる)

まずは一人の採点者が受験者一人の実技1の解答を採点。
30点未満あるいは80点以上の場合は、もう一人の採点者に採点の確認を行い、大きな齟齬が無ければそのまま採用。

もし30点未満が確定の場合は実技2の採点は行わない。
(片方の実技で30点未満の場合、もう片方で90点以上はありえないという前提)

同様に実技2も一人の採点者が採点を行い、平均点が60点未満であればもう一人の採点者が採点確認を行い確定であれば不合格判定(仮)。
もし平均点が80点以上であれば、同様に採点確認を行って確定すれば合格判定(仮)。

ここで残っているのは平均点が60点~80点の解答。
実技の正解例はあっても、厳密に減点規定を設けるのは不可能なはず。
採点者によって点数が2~3点は必ずぶれるはずだし、最悪10点くらいはぶれる可能性はあるはず。
その違いによる減点を一人の試験官が決めるわけには行かないし、何かしらの手段が必要。

そこで3人の採点者による独立した採点を行い、偏差が小さい場合はその平均値を採用。
偏差が大きい場合は、さらに個別の問題について決められた採点者間で協議。
協議の結果によって採点。

大変なことやってそうだけど、合格者が2~300人程度で、採点者が10人くらいいるのであればそんなに大変な作業では無いと思う。
80点以上取れる人は1/4くらいはいるのかな?
そうすると、200人くらいの採点を10人くらいでやることになる。
そうなると一人あたり200/10*3(適当!)=60人分くらいやればいい。
一日10人分採点すれば二週間もあれば終わる。(一人分平均20分もあればできるはず)
合格者以外に不合格者も含めるとその倍にはなると思うけど、一ヶ月もあれば十分やっていけるはず。

気象庁関連の人が一ヶ月間も10人体制でやっているのか?
そこまでリソースを使えるほどの暇人はいないはずなので、民間を活用しているかもしれない。

適当な妄想をしたけど、現実はもっと賢い方法で採点しているはず。
(採点が難しいのは作文・作図問題だからね)
正解がはっきりしている問題で、50%以上なければ足切り!
とかやっているかもしれません。
採点テンプレートなるものを作って、採点範囲を担当者によって決めているかもしれません。

さて、それによって出た採点結果を上位からの序列、および目標とする合格率から合格者を決めます。
ボーダーをどの点数にするかによって合格率が変わり、そのときのさじ加減で決まる。
(ここは厳格な規定がありそう)

さらに厳正を期するため、ボーダーから5点前後の解答を再度採点し直す・・・
なんてことはたぶんやらないでしょうw
採点者間のさじ加減(主観)で変わることなので、それが本当に厳正と言えるのか疑問が残るし、採点者間の人間関係の悪化にもつながる可能性がありますしw
つまり、現実として「こちらの方の解答が的を得ているのに、なんでその解答より点数が悪い?」みたいな状態は発生するはずです。
ここは本当に運次第。ギリギリレベルにいる人はどちらに転ぶかは時の運ということ。
全く同じ解答をしているのに、字が綺麗な人の方が点数が良かったり、ということは十分にあり得る。(そういう意味では自分は不利)

無駄な妄想をしてしまった。
一つはっきり言えることは、自分みたいにボーダーラインにいる人間はどっちに転ぶかは運次第だと言うことだ。


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あと四日・学習状況

過去問10年分以上、4~5周、6周目に入っているものもあり、過学習・飽和状態。
解答時間は概ね70分未満、70~80点以上がほとんど。
これ以上過去問を解いてもほとんど意味が無い状態。

さらに解答時間の高速化をすれば、見直しの時間が作れるが、そこを頑張ってもあまり良い結果にはならないだろう。

それじゃ合格できる自信が付いたのかって聞かれると、以前と変わらずボーダーライン上で、引っかけ・うっかりミス・焦りがなければ合格できるはず。

なぜこれだけ学習してもボーダーラインから抜け出せないのか?
一つは、正解の理由がわからない問題がいくつか存在しているため。
ほか、作文問題の採点基準がわからない、作図の採点基準が不明・気が付いていない問題があるなど。
独学・ネットの無料情報ではどうしようもない。
(ネットの集約でもあるChatGPTはもちろん使いものにならない)

独学だけで合格を考えている人は、絶対に超えられない限界があることを承知で挑んで欲しい。

なので、もしうっかりミスなどで不合格になった場合、本当に悔しいがそれも実力。
多少のミスでも不合格にならないレベルに到達する必要がある。
独学は諦め、どこかの講座に入るべし。

現時点でやれることはやったし、あとは暗記項目の記憶の定着・要注意項目の確認などくらいしかない。
力試しで第39回以前の問題も解いたりしているけど、過食症気味の自分には良い刺激。

↓のような講座があったみたいですね。

超直前対策講座

【実技】
時間:14:00~18:00
料金:15,000円
定員:12名+オンライン12名 講師:中島俊夫 紺谷大進

◎内容
令和の実技の傾向 / 60回試験を終えて言えること / 実技試験の約束事 / 暗記徹底攻略法
エマグラムを極める / 天気図の読み取りを極める / 定番問題を落とさない
演習問題 / 残り一週間の過ごし方 / 質問タイム

受講したかったけど、ちょっと高いかな。
半分以上は知っている内容だろうし、15千円分の価値があるか疑問、、
聞かないよりは聞いた方が良かったくらいの感じでしょうか。


今は何が何でも状態で学習していますが、そもそも学科免除が無ければ「予定通り」のんびりとやっていたはず。1月(今月)は一般合格が必須、実技はお試し、8月で合格、という当初の予定。
今回は必死にやったお陰で独学の限界が見えた。
のんびりペースだったら8月合格も難しかったかもしれない。

今回は持っている実力の100%を発揮するようにして、ダメなら有料講座、それで8月に終わりにする。
それでも今回ほどの必死な学習は不要だろう。
あと50時間くらいの有料講座学習で合格レベルになるだろうと思っています。
残っている不明点さえクリアにできれば合格圏に入るはずだからです。
速く解くための技術は身につけたし、暗記項目はほとんど覚えたし。
実技で難しい問題は出題されないからね!



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試験に必要な持ち物・実技編

ちょっと気が早いですが、試験に必要な持ち物をほぼ確定しました。

・シャープペンシル(芯はB)、鉛筆数本(HB、予備として)
・消しゴム(30年以上前に購入したもの!)
・直線定規15cm2つ(一つは半透明、もう一つは百均の透明のヤツで予備)
・直角定規(過去問10年分で一回だけ必要な問題があったので、たぶん使わない)
・デバイダ(長さ計測より、トレーシングペーパーの穴開けに使う方が多いかも?)
・コンパス(百均製の緩いヤツ、たぶん使わない)
・ミニクリップ(天気図をまとめるため)
・ルーペ(百均のLEDライト付き、老眼なので必須?)
・カラーボールペン(消せるヤツ、たぶん使わない)
・セロハンテープ(受験票を固定するため)
・ミニカイロ(冬なので)
・チョコレート効果(お高いチョコだけど、効果あり!?)

デバイダは気象予報士試験のためにわざわざ購入しましたが、コンパスの方が良いというか、コンパスで十分ですね。

シャープペンシルの芯はHBよりBのほうが、作図でも見やすいので良い。
けど、字が下手な自分がBで文字を書くとさらに酷い文字に見えるのが難点。
(採点者の印象は悪くなるけど、減点にはならないはず?)

直線定規は透明なものだと背景の天気図が邪魔になることがあるので、半透明か背景が見えないものがあったほうがいい。長さは15cmが丁度良い。

カラーマーカーとか使う人がいるみたいだけど、私は今のところ必要性を感じたことがありません。(そもそも私は蛍光ペンとか色の付いたペンを今まで採点以外に使ったことのない人なので)
むしろ、マークする時間があるんだったら・・・と思います。

いやぁ~、こんなに文具武装をして臨む試験は生まれて初めてですよ。




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あと一週間!

試験本番まであと一週間、過去問学習も五周目に入っています。
五周目になると、どういう問題なのかほとんど覚えてしまっているので、問題文を全部読まなくても答えられるようになってしまいました。。
点数もほとんどが70点以上、80点前後が増えています。
過学習状態。

このような状態になると、できることは何度も書いている通り、
・いかに速く正確に解くか
・苦手なところを克服
くらいしかありません。
これで合格できるかって言うと、相変わらずボーダーライン。

なぜそうなるか?って言うのを推測してみる。

過去問学習だけの場合、絶対に取れない点数が20点分はあるはず。
逆に普通に受験すれば最低取れる点数は60点のはず。
となると、取れる点数は60~80点。
平均すれば70点なので50%の確率で標準の合格レベル。
実際は難易度などで合格点は下がるので確率は上がる。
さらに確率を上げるために実力を100%以上出せるようにする。

机上の空論で、何の客観性もない考え方ですが、感覚的にはそれに近い。

最近は「ひとひねり」ある問題がちらほら出てくるので、過去問学習だけでは習得できない「応用力」を試されているように思います。
これが実力の100%以上っていうヤツです。
(私が以前から言っているとんちの効いた問題であり、引っ掛け問題)

そうかと思うと、「なんでこんな簡単な問題出すの?」っていうのもあり、「もしかして罠?」と勘ぐったりすることもあり、余計な神経を使うこともあります。
(出題者としてはシメシメだろうけど)

一般的な試験問題は
簡単な問題→難しい問題
という流れが多いけど、気象予報士試験は変態と言えるほど不規則。
一番最後に1~2分もあれば解ける5点問題があったり、問題のバランスが非常に悪い
それならば時間内で解ける実力を身につけたら良いのかと思いきや、通常なら時間内に解けないような問題内容にしたりと、作り方が本当に嫌らしい。
それなら時間がかかりそうな問題を飛ばして、はよくある手ですが、これも実は巧妙に仕掛けられている。

これまで私が受験した全試験の中で最も変態的な問題構成だと思う。
気象予報士試験の難しさの一つの要因だと思う。
(本質的ではない難しさは必要なのか?と疑問に思う)

そんな文句を書いたところで期待通りに改善されるわけでもないし、受験する以上そういう理不尽なところを越える実力を身につける以外に手段は無いので、頑張る。

今回落ちても良いけど(8月も学科免除)、これ以上試験のための学習はやりたくないので頑張る。



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