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誰の役にも立たない気象予報士のお勉強

気象予報士一発合格目指して、メモ代わりに書いていきます。 →それほど甘くはなかったので四苦八苦する様子を書いています

過去問三周目、半分終了

予想したとおり、70点前後で頭打ちとなっている状況。

この原因の中で大きいのは、
・理解できていない問題がある
・簡単な間違いを繰り返す
点数が取れない問題の半分以上はこれに尽きると思う。
初見でこの点数ならば合格の可能性が見えてくるが、三周目でこの点数だとギリギリ不合格間違いなし。
逆に言えば、以上の二点を克服できれば合格が見えてくると言うことになる。

前者については独学だとネットにしか頼るしかなく、限界がほぼ見えている。

後者については試験問題に巧妙に仕掛けられた罠を見抜く力を身につけることで克服することができる。それには場数を増やすしかない。

肝はやはり前者の克服だろう。
今の私のレベルになるとネット上にある無料の解説は正解ありきがほとんどなので、参考にならなくなってくる。
有料講座に申し込みたいが、今からでは遅すぎる。(と思う)

となると前者は望ます後者の改善だけで本番を迎えることになる。
それでも75点レベルになるわけだから、運が良ければ合格できるだろうか。

そろそろ悩んでいてもしょうがないレベルに来ているので、がむしゃらにかつ自分を追い込まずにできるところまでやって、受験して落とされて、それから考えれば良いかな。

限られた時間での短期間の独学はちょっと無理がある。

原点に立ち返ると自分は気象予報士という資格が欲しいわけでもなく、そのために合格を目指しているわけではない。そういう観点からすると後者で合格を目指すのは本来ではない。

となると、前者を徹底的にやってだめならだめで良いのではないかと。
「気象予報士実技試験に出される問題はすべて理解できる。けど(意地悪な)問題を見抜く能力が足りなかった」
であれば、まだ許容できる。

なので、前者に力を注ぎたい。
けど、その答えはネット上にはなく、自分で導き出さないといけない。(無料の場合)

なので、自分一人でやれることは、この問題がなぜ間違えたのか?
それを徹底的に分析・解明すること以外に無い。

自分は学科試験をギリギリ合格した人間なので、そういう人は実技で苦労しなければならない。

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図書館でちょっと寄り道

ちょっと息抜きに図書館で気象関連の本を物色。

その中で比較的新しい出版の書籍で良さそうって思ったのは、

図解気象学入門改訂版(BlueBacks)
図解天気予報入門(BlueBacks)
台風の科学(BlueBacks)
トコトン図解気象学入門
フィールドの天気がわかる本

入門系の書籍ばかりなので実技の学習に役立つところは非常に限られていますが、学科受験のときに読んでおけば良かったかな、と言う書籍が増えていました。

特にBlueBacksの本は一般知識、専門知識を網羅する内容が書かれていて良かったです。
(かいつまんで読んだだけなので本当のところはわかりませんけど)

ちなみに実技系の本は少ない。(貸し出し中もあるので実際はもっとあるかもしれないけど)
あってもかなり昔のものばっかり。(すでに読んでいる)

ちなみに人口が20万人ほどの市立図書館なので蔵書はある方だとは思うけど、貸し出されているのかな。。

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実技の学習が楽しくなってきた!?

実技の学習を始めた頃は、学科の知識学習から解放される!実技は楽しい!
と思ったけどやればやるほど実技って思っていた以上、はるかに超絶技巧の試験科目じゃないの!?!?

やればやるほど沼にはまっていく感じでしたが、
点数は気にしない、解答時間は気にしない、と心を解放したら気が楽になり、
学科に比べて(苦手な)暗記項目は少ないし、過去問も三周半近く、8年分以上やると
どこまでやればいいのか見えてきたので再び楽しくなってきました。

点数は60点台で十分、解答時間は80分程度でも十分、っていう緩い心構えでいれば気が楽です。
そのお陰でどうすれば正解に導くことができるのか?
ということに集中できるようになります。

この精神状態で一ヶ月続けても、残りの一ヶ月でラストスパートはできるので行けそうな感じ。

自分の足りない分野を分析すると、表現力、思考力、読解力、読図力、作図力、、、時々ぽかミス(計算ミスとか)。

この辺を底上げすると合格の可能性が一気に高まる。
この中で繰り返しの学習で上げやすいのは表現力、読解力、読図力、作図力。
思考力もその結果として上がるかもしれないけど、直接上げるのは難しい。
一番点数アップに効果があるのは表現力かな。
的確な作文ができるようになれば、合格が見えてくる!


密かに狙っているのは実力で75点。
問題の相性が悪くても70点。
それが最終ターゲット。

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過去問三周目・6回分完了

三周目になると、平日5日間で3回分くらいはこなせると言うことがわかった。
休日はそれに加えてさらに昔の過去問。

解答時間、点数は余り気にしなくなりましたが、一応掲載。
第53回 72分 68点 61分 59点
第54回 65分 70点 71分 58点
第55回 67分 83点 77分 73点
第56回 80分 71点 71分 67点
第57回 68分 63点 83分 58点
第58回 84分 55点 73分 68点
だから何?というのは私も同じで、時間・点数にはあまり意味がないと思っている。

それよりはどれだけ理解できているかって言うのが重要。
三周目になれば問題を覚えてしまうと思っていたけど、意外と初見感が強い。
「こんな問題二回もやった??」とか。

同じ間違いをすることも多々あるし、前回まで正解していたのに間違うこともあるし、採点結果はあまり進歩を感じられませんが、前回より確実に理解が深まっていることが実感できます。

私の場合はExcelを使って、解答・採点結果・解答のコメントを記載しており、解答のコメントを読んでいると確実に理解が進んでいるのがわかります。
一言で言えば、「コメントの粒度あるいは深みが増した」というところでしょうか。
最初の頃はてるてる風雲録などの解説記事がとても役に立ちましたが、
最近はあのブログは正解ありきだから・・
別のサイトは絵はうまいんだけど、ちょっと勘違いが所により(散在的で地域の50%未満)あるし・・

なぜこれが正解なんだろう?っていうのを自分で考えてある程度納得できる理屈を導き出せるようになってきたという感じでしょうか。

今は正解を見ないと何が正解なのかわからないって言う問題がまだ多いけど、合格できる人はそれを本番で時間内に導き出せる人なんだろうと。
それが前回書いた見えてきたの話。

正解を見れば自力で納得できる理解ができる、っていうのは大きい。
まだ自信がないのでググることが多いけど、その回数が減ると学習の進度が加速していく。

あと二ヶ月弱、今のペースを持続できれば合格できそうな気がしてくる。

そう言えば、チコちゃんに叱られるで、working memoryは4つしかないらしい。
実技試験の設問文はこの4つを越える条件が出されることが多々ある。
今日やった過去問では、

この低気圧の,6 ⽇ 9 時から 8 ⽇ 9 時までの 24 時間ごとの中⼼気圧と,地上中⼼の
直上における 500hPa ⾯の⾼度の推移をまとめた下表の空欄(ⓐ)〜(ⓓ)に⼊る
数値を答えよ。ただし,ⓐⓑは 4hPa 刻みの整数,ⓒⓓは 30m 刻みの整数で答えよ。

空欄が4箇所あるわけですが、working memoryが4つしかないためか、最後の「30m刻み」を忘れて10m刻みで私は解答していた。

実技試験は設問が長いことが多いし、一回読んだだけでは「一体何を問うているんだっけ?」と二度読み三度読みすることが多い。

合格レベルにある慣れている人なら「30m」っていう奇妙な単位を見て、
「500hPaの等高度線間隔の半分の単位だな」
とすぐにわかるはず。
合格できるかどうかって、こういうところにあるんだよね、きっと。

予報士として本質的ではないけど、そういうところを即時思いつくくらいにならないと合格できない。

本質的ではない学習は嫌だけどしょうがない。基礎的学力と思って学ぶしかない。
明日は図書館で気象関連の本を物色して現実逃避をしようかな。

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見えてきた?合格の地平線が

過去問15回分2回繰り返して、ようやく見えてきた気がします。
合格できるライン、ってこの辺?っていう感覚。

今までは暗中模索、五里霧中の中でひたすら過去問を解きまくり、一体どこまで学習すればいいのか、沼の中を必死にもがいていた感じですが、ようやく見えてきた気がします。

解答時間は75分を越えることが良くあるし、70点を取れる自信は全くありませんが、今の自分の立ち位置が解ったというか、近くはないけど遠くはないという感じ。

富士山登山で言えば、五合目からは山頂がはっきり見えるから簡単!
って思っていたけどいくら登ってもなかなか山頂に近づかない。
かなり登って眺めは良くなるんだけど、まだ半分も登っていない。
しかも息が上がってくるし、あとどれくらい辛い思いをしたら山頂にたどり着けるのかわからない。。

今の状況は、ゆっくりだけどあともう少しで山頂に届きそう、
高度3,300~3,500mくらいの感覚でしょうか。
(自分の場合は2,800~3,000mくらいから辛くなり始める)

仮に3,500mだとしても残りの200mが大変だけどね。
本当になかなか先に進めない。
まさに今の状況かもしれない。
でもゴールは目の前に見えている。

解答時間(登る速さ)、点数(どこまで登っているか)を気にする必要はない。
ゆっくりで良いから着実に進むだけ。
今は学習をするだけで、それだけで気分が少しずつ良くなっていく感じ。
山頂に登ることが目的だけど、目的よりも今できることを着実にやるだけ。





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