これらの存在は以前から知っていましたが、両方とも警戒レベル4相当以上の状況で発表されるようになっています。(以前は違っていたらしい)
警戒レベル4相当以上というのは比較的最近知ったと思いますが、これ一般の人は知らないよね?
というのは以前も書いたと思います。
そしてこれらはいずれ改善されるはず、と書きましたがいまだに改善されていません。
警戒レベル4というのはいいけど、一般の人がこれらの情報を受け、理解することはできるの?というのが今回の問題提起。
記録的短時間大雨情報は予報士試験でも出題されているので説明できる人は予報士なら多いはず。
しかし、大雨に関する気象情報の発表基準を正確に説明できる予報士、または一般の人にわかりやすく説明できる予報士の人はほとんどいないと思う。
大雨が警戒レベル4で、その付加情報として記録的短時間大雨情報、または大雨に関する気象情報を提供するのならわかる。そんな細かいことは知らないけど、とにかく大変な大雨なんだな、とわかる。
しかし、NHKなどはいきなり「記録的短時間大雨情報」とか「大雨に関する気象情報」を伝えてくる。
ほとんどの一般の人はこの二つの違いを知らない。
それをわざわざ伝える必要があるのか非常に疑問がある。
国土交通省の資料にこんなのがあった。
発表基準が異なるので、守備範囲も異なり、ベン図のような関係性がある、というのは予報士の人なら理解できる。
が、一般の人がこれらの情報に対して、どういう受け止め方をすれば良いの?
この違いに対してそれぞれどのように対処すれば良いの?
というのがまったく示されていない。
もし違いがないというのなら、これらは付加的情報でしかないし、今のような提供方法を止めるべき!
いずれ問題になって改善されるだろう。
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