温帯低気圧では前線を伴いますが、低気圧の中心部から離れた前線の切れ目はどうやって決めているのでしょうか?
前線は寒気と暖気の境目を表しますが、前線の端っこであってもある程度の温度差があるはずです。
そもそもなぜ前線は低気圧と共に存在するのでしょうか??
別に低気圧が無くたって前線は普通に存在できそうですが。。。
前線は気団の境目を示したもので、低気圧が伴っていないこともある。しかし、現在の天気図の作成のポリシーは全体的に(総観的に)重要性のあるものしか記述しないという方針らしく、低気圧に伴わない前線や、気象的に重要な現象とならないものは省略しているらしいです。
# ただし、省略しているから何も気象現象が起きないわけではなく、予報する場合はその省略された前線もしっかりと読み取る必要がある。
確かに、昔は前線の切れっ端をどこかで見たことがあったような気がするが、最近は見ないな・・・
ただ、前線の端っこはどうやって決めているのか、については推測ですが次のようではないかと思います。
前線の位置を決めるのは当然人間ですが、その判断材料として温度や風向きを使い、その違いがはっきりしなくなるところまで前線を引いているのではないかと思います。
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