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誰の役にも立たない気象予報士のお勉強

気象予報士一発合格目指して、メモ代わりに書いていきます。 →それほど甘くはなかったので四苦八苦する様子を書いています

スプライト

久しぶりの更新です。

たまたま見たNHK特集の「宇宙の渚」。

三部構成の1つ目で「スプライト」を取り扱っていました。

気象予報士を勉強した人なら一度は聞いたことがあると思う「スプライト」。

私もどういう現象なのかぼんやりと知っていた程度でしたが、最近の研究でその映像をはっきりと捉えていたようですね。

このスプライト現象は大気光と雷雲との放電とのこと。

この番組の中で興味を引いたのが宇宙線によって大気中(宇宙の渚)の電気的状態が変わり(番組中では傷が付けられ)、帯電した雲粒が上昇しやすくなり、積乱雲が発生しやすくなるという説(?)。

これはありえるかもしれませんね。

そもそも今の気象現象は太陽の存在なしではありえないのと同様、宇宙線による影響が特殊なものではなく、宇宙との関連をはっきりと把握することで気象現象の体系的な理解につながっていくのではないかって言う気がします。

気象庁の長期予報ではアンサンブル予報を使っていますが、あれはいい加減止めた方が良いですよね。
それに代わるものがないから仕方なくやっているんでしょうけど、初期条件に大きく左右され、その初期条件に十分な情報と、その後の計算に必要な法則性をすべて取り入れてあるのなら有効だと思いますが、今のやり方ではギャンブルの予測とほとんど変わりません。実際あの長期予報、とても当たっているとは思えない。

今後のこのスプライト現象が解明されていき、宇宙と気象との関わりがはっきりしたら気象学はさらに発展していきそう。

次回の放送はオーロラ。一度は自分の目で直接見てみたい現象の一つ。






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台風9号

台風9号の影響で(自分の)予想外に関東地方に強い雨が降りました。
1000hPa前後だから大したことないだろう・・・そんなことは無かったですね。

自分の住む厚木は大雨が一時的に降りましたが、それほどでもありませんでした。ここから近い山北町では想像を絶する雨が降ったようですね。(490mmという雨量はレーダー解析雨量なのでどれだけ誤差があるのかわかりませんが・・・)

しかし太平高気圧が張り出している日本本土に台風が突っ込んでくるとは、逃げ場がそこしかなかった、ということはいよいよ猛暑は終わりですね。




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地球シミュレータの開発者に会ってきました!

気象予報士を勉強した人なら地球シミュレータを知っている人も多いのではないかと思います。気候などの解析で使用しているスーパーコンピュータですね。

このスーパーコンピューターの開発者に会ってきました、とたいそうなタイトルをつけていますが、友人の結婚式で同席した同大学の先輩がその開発に携わっていただけのことです。それも昨年の12月の話。
※一応先輩ですが、入学年度は同じだったりする。

当時の私はまだ「一般気象学」をようやく読み終わるところで、気象庁が地球シミュレータを使っているということくらいは知っていたものの、「数値予報ってなに?」「コンピューター使って予報してるんだろう?」程度の知識がない、気象予報士のみじんも感じられないレベルでした。ですので、先輩との会話も「どこの担当?」「今何やってる?」くらいの会話しかしてません。今ならもっと突っ込んだ話ができたんですけどね。。

地球シミュレータは世界一速いコンピューターとしてしばらく君臨していた時期もあり、その関連で知っていたわけですが、まさか先輩がその開発担当だった、ていうことを知ったのは地球シミュレータがニュースになった頃でした。(スパコンを作っているっていうのは前から聞いていた)

半年前に聞いた話では「地球II」をやっているんだとか言っていましたが、蓮舫の事業仕分けでどうなったことやら・・・。

といった感じでどうでもいい雑談でした。今度会ったらもう少し興味がわくような話でもしてきます。


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ガストフロントか?

先ほど 21:28頃、神奈川(厚木)で突然強めの風が吹きました(エアコン使わず、窓開けっ放し)。北の方を見ると雷の光が見えます(音は聞こえず)。

外に出てみると、最近続いた熱帯夜と違って涼しくて気持ちがいいです。

雷ナウキャスト見ると、レベル1がすぐ近くまでせまっており、レベル2~3が八王子まで来ています。

なんだかワクワクw



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気象庁の長期予報は外れた^^

5月頃に発表された長期予報は、今年は冷夏になるだろうとの予報だったはずですが、見事外しました。猛暑日の連続です。予報の発表当時ツッコミを入れたかったのですが、あまりの外しっぷりなので書くことに。

長期予報は波長の長い情報を使って予測し、地域的にどのような偏りがあるかどうかで判断しているようですが、そんな予測方法では予測時点の大気・海洋等の状態に大きく依存してしまうため当たるはずがありません。4月は温かい日と極端に寒い日が周期的にやってきて、平年より低温だったわけですが、その延長で予測したら当然冷夏になってしまいます。

自分が予測するとしたら、と言っても理論的根拠はありませんが、基本的に暑かったら寒くなる、という相互に補完するという関係があるはずなので、その点を考慮してやればいいと思いますけどね。。

もし仮に気象庁の長期予報を三ヶ月だけでなく、同じ理論で半年や1年先をやってみたらどうなるんでしょうか?といった質問はベースとなる理論が異なるためあまり意味はないかもしれませんが、きっとずっと寒いままではないかと思います。アンサンブル予報なので平年より暖かいという予報結果もあるとは思いますが、結局初期値に大きく依存しているため当たりっこないと思います。

こんな無意味な予報、研究等でやるのは構いませんが、わざわざマスメディア等で発表するほどではないと思いますけどね。。


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