忍者ブログ

誰の役にも立たない気象予報士のお勉強

気象予報士一発合格目指して、メモ代わりに書いていきます。 →それほど甘くはなかったので四苦八苦する様子を書いています

カテゴリー「雑談」の記事一覧

第61回気象予報士試験 実技を解いてみた→衝撃

不合格発表をいただいたので、気象予報士の学習を再開。
まずは私が受験した第61回の実技試験を試してみました。

実技1 ・・・76点
実技2 ・・・73点
平均  ・・・74.5点

合格点は69点だったので、まさかの合格!?
もちろん、時間制限あり、うっかりミスは不正解扱い。
(ちなみに時間制限無し、うっかりミスも正解とすると80.5点)

ただし、自己採点なので数点の誤差はあるはず。
それでも合格点と5点差はあるので、ギリギリ合格の可能性はあった。

とは言っても初見ではないのでそれによる点数差もある。

点数がプラスになる要因:
  - すでに一度(本気で)目を通した問題
  - 問題用紙に補助線などのメモが残っている(それが正しいとは限らないが)
点数がマイナスになる要因:
  - 2ヶ月近く、まったく気象関連の学習をやっていない

最大の敗因は、時間を意識しすぎて余裕がなかったこと。
非公式に問題を解いていると、本番で気がつけなかったところがいくつもありました。
それに難しいと思っていた実技2は、どこも難しいところはありませんでした。
解答も全て埋めることができました。(あと3分あればですが)
実際、合格点は69点だったので簡単な部類に入る試験問題だと思いますし、ここ数年の中では一番簡単だと感じました。
もったいない。

ということは、次回8月の試験は難易度が上がるはずです。
(合格点69点で6%以上の合格率だったし)

ということで、現時点の私の実力は合格レベルにあるはず。
なので今後必要な学習は、
  • 作文問題の精度向上 - 独学ではこれ以上難しい
  • 現在の実力を落とさない・維持する
それに加えて、
  • 本番の時間管理をどうするか?
心の余裕があれば恐らく解けない問題は無い、または(普段は)合格に十分なレベルにあるので、わからない問題があっても影響はない。
なので、心の余裕を持てるほどの今以上の実力を身につける必要がある。
しかし、独学だけでは限界があるし、これ以上何をやっていいのかわからない。
(正解の暗記くらいしかないけど、そんなの全く意味がない)

ということで有料講座を受講することは前回書きました。
もちろんこのまま独学で突っ走ることもできますし、試験本番で実力を発揮さえできれば(現時点でも)合格の可能性は高いですが、学科免除が最後というのが一番大きい。
(学科からやり直す気力が今のところ全くなし)
学科免除が2年間あれば、もう一度独学のみで受験するんですけどね。。
それより毎月試験があれば来月の試験あたりで合格できそうなんだけどなぁ。。

とにかく、今回の試験に限って言えばですけど、実技の実力的には問題は無かった、ということ。もちろん、100点取れる実力があれば、どんなに焦っても80点は取れる、という話しもあるけど、、、
言い換えれば、「まだ自分はここが理解できていなかった・学習していなかった」ということが今回はなかった。
と言いたいが、100点に達しなかった20点分があるので、あと半年弱でそれを無くすことが今後の課題だろうか?


拍手[0回]

PR

有料講座はどれにしようか?

第61回の気象予報士試験の受験者数は3,928名、合格者数は242名。
この合格者の中で有料講座を受講して合格した人はどれくらいいるのでしょうか?
半分くらい?もっといる?
この中に気象を専門にやっている人もいるはずなので、純粋に専門外で独学だけで合格している人はどれだけいるのだろうか?

それはともかく、私は独学の限界を感じたので、有料講座を利用するしかないと思っています。
その講座で候補に挙がっているのは、

藤田塾
お天気学園
Team SABOTEN

色々調べてみたけど、これら以外は今の自分とは合わないと判断。
# 今更実技入門からやり直すほど自分のレベルは低くないと思っていますが。。

自分の場合は独学の限界なので、欲しいのは、
・解決できなかった疑問点を解決したい
・自分の解答を客観的に評価してもらい、適切な助言が欲しい
この二点が最も大きいでしょうか。

それ以外にも自分の気が付いていない問題点を知りたい、などはありますが、これは受講しているうちに気が付くのではないか。なので、どの講座がいいというのはないと思っています。

上記二点にマッチするのは先ほど候補に挙げた3つの有料講座ではないかと。

今のところ藤田塾が第一候補がなんだけど、気になるのは教材が過去問であるところ。
過去問が最強の教材であるのは議論の余地はないけど、すでに3~4周はしているのでいまさらそれで学習しても・・・というのはある。
10年分の過去問は合格点を取れる自信はあるし、回によっては80点以上は取れる。
(ただし、あくまで自己採点)

もう一度過去問を解いて、他人に添削してもらうというのはとても有意義、というのはわかる。
でも、過去問はかなり覚えているし、答えは覚えていなくても、かなり正確な解答を書けてしまう。
そのレベルで添削されても、合格点以上の指導をいただくことになるので、どうなんだろう?
私は高得点が欲しいわけではなく、合格点が欲しいだけ。
わかっているつもりだった、という気付きがあれば良いと思うけど、、、

そういう意味では、お天気学園はオリジナルの問題も取り扱っているので、ちょっと気になる。

あと1~2週間くらい考えて申し込むつもり。


拍手[0回]


安全確保支援士の成績(午前II)

安全確保支援士(防災関連の資格ではありません:-)の午前IIの過去問をやっていますが、成績は60点台後半。(合格点は60点以上。消去法的正解を含む、まぐれ当たりは除く)
全く試験勉強をしないでこの成績なら問題なさそう。
午後科目だけ学習すれば合格はできそう。
気象予報士で言えば、学科の勉強をしなくても良い、というレベル。

とは言っても、合格するレベルの人は午前問題で80点くらいは取っているようなので、全くしなくても良いというわけではない。基礎的な問題なので本来的に必須であり、「あえて」午前科目の勉強をする必要はないけど、知識として身につけておく必要はある。
これは気象予報士も同じ。(実技にまったく関係のない法規を除けば)学科試験がギリギリでは実技も危うい。(まさに自分のケース)

これなら三月から月20時間ほど学習すれば10月の試験は一発で合格できそう。
(平日1時間の学習、気象予報士に比べたら遙かに楽!)

その前に気象予報士試験を合格せねば。
なので、まだ本格的に支援士の学習は始められない。。




拍手[0回]


試験が終わって一週間ちょっと経過して

1/28の実技試験以来、気象関連の試験勉強は一切やっていませんし、今回の試験の復習も一切やっていません。
(十分すぎるほどやってきたので、お腹いっぱい)

時間をおいて、距離を置いて今回の試験を振り返ると、別の視点で色々と見えてきますね。

今回は自分にプレッシャーをかける意味でも、身近な人たちに「気象予報士試験受験します」宣言をしてきましたが、当然のことながら受験後の説明をすることになります。それがある意味振り返りになります。

実技試験では様々な能力が要求されますが、一番重要なのはやはり読図能力ではないかと。
基本中の基本ではあるけど、自分にはそれがまだ足りなかったのかな、と。

例えば850hPaの等温線図を見て、どのような気象的状態にあるのか「秒」で説明できるとか。
「このあたりに低気圧の中心があって、そこから寒冷前線、温暖前線がありそう」
地上天気図を見なくても説明できる。
もちろん今の私ならそれくらいは「秒」でわかるようになっていますが、今回の試験では、等相当温位線図でそれができるかどうか。(前線ではなく、対流不安定なのかどうかとか)

等相当温位線図って等温線図に比べて難しいんだよね。
その難しい、っていうことにあまり時間をかけなかったのが最大の敗因。

相当温位に関する問題が最近増えているという傾向はあったものの、これまでの気象予報士試験の中で一番難しかった。
これまでは低気圧・台風の盛衰や移動、前線の立体的な構造に関する問題が多かったけど、最近はとにかく相当温位が多い。今回はそれを立体的・時間的に捉える問題だったと思う。
(見直していないので本質的なことはわかっていない)

そういう大気の状態を専門天気図から「秒」で捉えられる能力。
これが気象予報士に求められる能力だと言うこと。
自分はまだまだだと言うことが実感できた。
不合格なのはほぼ間違いないけど、そういうことに気が付かされて受験するだけでも良かったと思う。





拍手[0回]


実技試験の採点方法【妄想】

自分だったらこうする、という観点で考えてみる。
(これ以上学習しても無駄、という状態になったので余計な想像をしてみる)

まずは一人の採点者が受験者一人の実技1の解答を採点。
30点未満あるいは80点以上の場合は、もう一人の採点者に採点の確認を行い、大きな齟齬が無ければそのまま採用。

もし30点未満が確定の場合は実技2の採点は行わない。
(片方の実技で30点未満の場合、もう片方で90点以上はありえないという前提)

同様に実技2も一人の採点者が採点を行い、平均点が60点未満であればもう一人の採点者が採点確認を行い確定であれば不合格判定(仮)。
もし平均点が80点以上であれば、同様に採点確認を行って確定すれば合格判定(仮)。

ここで残っているのは平均点が60点~80点の解答。
実技の正解例はあっても、厳密に減点規定を設けるのは不可能なはず。
採点者によって点数が2~3点は必ずぶれるはずだし、最悪10点くらいはぶれる可能性はあるはず。
その違いによる減点を一人の試験官が決めるわけには行かないし、何かしらの手段が必要。

そこで3人の採点者による独立した採点を行い、偏差が小さい場合はその平均値を採用。
偏差が大きい場合は、さらに個別の問題について決められた採点者間で協議。
協議の結果によって採点。

大変なことやってそうだけど、合格者が2~300人程度で、採点者が10人くらいいるのであればそんなに大変な作業では無いと思う。
80点以上取れる人は1/4くらいはいるのかな?
そうすると、200人くらいの採点を10人くらいでやることになる。
そうなると一人あたり200/10*3(適当!)=60人分くらいやればいい。
一日10人分採点すれば二週間もあれば終わる。(一人分平均20分もあればできるはず)
合格者以外に不合格者も含めるとその倍にはなると思うけど、一ヶ月もあれば十分やっていけるはず。

気象庁関連の人が一ヶ月間も10人体制でやっているのか?
そこまでリソースを使えるほどの暇人はいないはずなので、民間を活用しているかもしれない。

適当な妄想をしたけど、現実はもっと賢い方法で採点しているはず。
(採点が難しいのは作文・作図問題だからね)
正解がはっきりしている問題で、50%以上なければ足切り!
とかやっているかもしれません。
採点テンプレートなるものを作って、採点範囲を担当者によって決めているかもしれません。

さて、それによって出た採点結果を上位からの序列、および目標とする合格率から合格者を決めます。
ボーダーをどの点数にするかによって合格率が変わり、そのときのさじ加減で決まる。
(ここは厳格な規定がありそう)

さらに厳正を期するため、ボーダーから5点前後の解答を再度採点し直す・・・
なんてことはたぶんやらないでしょうw
採点者間のさじ加減(主観)で変わることなので、それが本当に厳正と言えるのか疑問が残るし、採点者間の人間関係の悪化にもつながる可能性がありますしw
つまり、現実として「こちらの方の解答が的を得ているのに、なんでその解答より点数が悪い?」みたいな状態は発生するはずです。
ここは本当に運次第。ギリギリレベルにいる人はどちらに転ぶかは時の運ということ。
全く同じ解答をしているのに、字が綺麗な人の方が点数が良かったり、ということは十分にあり得る。(そういう意味では自分は不利)

無駄な妄想をしてしまった。
一つはっきり言えることは、自分みたいにボーダーラインにいる人間はどっちに転ぶかは運次第だと言うことだ。


拍手[0回]


05 2025/06 07
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30
[01/25 Hiro]
[01/24 すいだらぼう]
[01/16 Hiro]
[07/18 すいだらぼう]
[07/05 すいだらぼう]
HN:
Hiro
性別:
非公開
<<前のページ  | HOME |  次のページ>>
Copyright ©  -- 誰の役にも立たない気象予報士のお勉強 --  All Rights Reserved
Designed by CriCri / Powered by [PR]
/ 忍者ブログ