二週間前だと過去問の成績はほとんど意味ありませんが、現在の状態。
縦軸の数値は合格点からの偏差。
今までPC上でやることが多かったのですが、A4に印刷してという割合を増やしています。
予想していたとおり、一部の計算方法の違いで手間取る。
トレーシングペーパーも全く使っていなかったので新鮮。
15NM/mmっていうのも新鮮。(今頃になって)
最近は、採点していると「今回も間違いが多いな~、二週間前でこれはやばいな~」と思っても意外と合計点数が良かったりする。恐らく4周目に入って作文問題をかなり覚えてしまったためだと思います。
なので、点数はもはやこの時点では余り関係なく、
いかに速く正確に解くことができるか、というところが、あと二週間でやれることではないかと思います。
ほか現在取り組んでいるのは作図の特訓。
前線やトラフ作図の基本的な説明は書籍やネット上である程度はありますが、網羅的・完全な説明は今のところ見たことがありません。
自己特訓をやっていると前線についてはある程度わかってきましたが、やはり基本は等相当温位線または等温線の集中帯と風向シアー。
それに色んな条件が付いてきてややこしくなりますが、これを網羅的に説明しているところは今のところ見当たらない。
(いずれ私がまとめたいところ)
それとトラフの特訓はまだ始めたばかりですが、「曲率が最大」というのは基本であるけど、これで探すとほとんどの場合は失敗する。
初期時刻は曲率最大である場合がほとんどだけど、12時間後以降は曲率や正渦度ではなく、経度10°で探すこと。これが最も重要。でも誰もそんなことは一切書いてない。なんで?
その上で、正渦度、曲率などで探すとかなりの確率で間違うことはない。
(経度10°抜きで曲率、正渦度だけで探すととんでもないところにトラフを書くことになる)
それと「負の渦度まで伸ばしてはいけない」というのはある意味正しいけどこれは本当は正しくない。(てるてる風雲録ではよく書かれている)
負の渦度まで伸ばしてはいけない、ではなく、「渦度ゼロ線の先まで伸ばしてはいけない」が正しい。(実際、負の渦度を跨ぐトラフはよくある)
以上でかなり近いトラフは書けるようになるが、未だによくわからないのがトラフの低高度側の始点。(通常北側になる)
最大曲率の等高線から引き始めたのに、正解では高い高度側の等高線から引いたりしている。これはいまだに謎。
これもいずれまとめてみたい。
ついでにトラフの疑問に、「トラフの深まり」の定義が未だにわからない。
今まで曲率が大きくなることが深まる、つまり気圧の谷が深くなることだと思っていたけどどうやら違うらしい。
それなら、低気圧と同様、気圧が低下する=等高線が低くなることかと思いきやこれも違う。
(低気圧が深まる、と言えば中心気圧が低下することなので)
ググったり、(当てにならない)ChatGPTにも聞いてみるが誰も正解を教えてくれない。
今のところ等高線の幅が狭くなることではないかと思うけど、まだ検証ができていない。
難しくないと思っていた実技だけど、独学だとやればやるほど疑問点が湧いてきて、湧いてきた疑問のほとんどはネット上に正解がない。
難しい問題ではないけど、容易に納得できる情報は得られない、それが難しさなのかと思ったりします。
疑問点はたくさん残ったままですが、これ以上実力を上げることは時間的にも物理的にも不可能なので、いかにうっかりミスを出さないようにするか、頭の回転を最良の状態にするか、体調を維持するか(新年会は出席しないとか)、自分の実力を100%出すにはどうしたら良いのか、これくらいしかやれることはなくなっている。
気象予報士は出題範囲・内容があまりにも多いので、ちょっと頑張って点数を一気に上げる(TOEICの怪しい商材とか)みたいな魔法は存在しない。
それでも最後の最後まで一点だけ上げるにはどうしたらいいのか?
というのは常にやる必要がある。
そう、私みたいにボーダーラインにいる人間はたったの一点が合否を決める可能性が極めて高い。
合否を決めるのは自分の実力だけではなく、5%の範囲内に入るための競争でもありますから。
20人に一人。
試験会場に行ったら周りの二十人で合格できるのは誰か?
それを考えてはいけないという人もいるけど、自分は逆で、その二十人に勝てるよう実力を発揮してやる!と思うタイプです(たぶん)。
でもその5%の母数って何でしょう?
細かい話をしても仕方ないので、周りに二十人のライバルがいると思って。
それに負けないくらいの学習をしておかないと。
気象予報士を始めると疑問だらけになる気がする。
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