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誰の役にも立たない気象予報士のお勉強

気象予報士一発合格目指して、メモ代わりに書いていきます。 →それほど甘くはなかったので四苦八苦する様子を書いています

第41回気象予報士試験・学科一般・問3・解説

問3山越え問題

この手の問題、過去で一番難しい(解きにくい)問題だったのではないかな?

一番良い解き方は知らないが、自分なりの解法。

求めるのは気温だが、今までのように乾燥・湿潤断熱率は使わない。
(自分も最初はそれで解こうと思ってやり直し)

最後の1000hPaでの相対湿度が36%と与えられているので、

ex/esx=0.36

ex:1000hPaでの水蒸気圧
esx:1000hPaでの飽和水蒸気圧

飽和水蒸気圧(esx)がわかれば気温がわかるので、esxを求める必要がある。
esxを求めるには上式のex(水蒸気圧)を求めればよい。
exを求めるには混合比(q)がわかればいい!!

というところまで気がついた人は恐らく解けただろう。
(しかし自分はどこかで間違ったのだ)

混合比(q)を求めるには・・・

・山越え前の1000m(900hPa)で飽和した
・途中30%の水蒸気を失った

とあるので、

q=0.7×q1

q1:900hPaでの混合比

混合比(q1)は、

q1=0.622×e1/p1

e1:900hPaでの水蒸気圧=飽和水蒸気圧
p1:=900hPa

以上まとめると、

q1=0.622×e1/p1
q=0.7×q1
ex/esx=0.36

これに q=0.622×ex/px を追加してまとめると・・・
px:=1000hPa

esx=px / p1 × e1 × 0.7 / 0.36

という式ができあがる。

それぞれ数値を代入すると、

123×70 / (9×36)  ・・・・・・(1)

まで求まるし、これが正解であり、私はここまで解いた。

ここからが私の間違い。

時間がなかった私はこの計算を簡単にするために、

120×70 / (10×35)

と近似した。これを求めると24hPaになり・・・
なぜかそのまま3番の24℃を選択してしまった^^;

バカだー!!

正解は、先ほどの(1)式を3/3で割ると、

41×70 / (3×36)

と計算しやすくなる。

=2870 / 108
=26.574... [hPa]

これを表で見ると22℃だ。

正解は2番の22℃。

この問題、最後の最後でヘマをやってしまったorz
見直す時間があればこんなバカな間違いは気がついたはずなんだが・・・

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