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誰の役にも立たない気象予報士のお勉強

気象予報士一発合格目指して、メモ代わりに書いていきます。 →それほど甘くはなかったので四苦八苦する様子を書いています

カテゴリー「試験対策」の記事一覧

今回の試験勉強の総括、本番試験対策など

今回は、過去問5年分をやりました。
これまで10年分以上を何回もやったので、これで十分だと思っています。
もちろん6年以上前の過去問で忘れてしまったところもあると思いますが、影響は少ないだろうと考えています。今回で6回目の受験になるのでこれで十分だろうという認識。

もちろん、初学者の人は10年分を2~3周はすべきです。
学習を始めた頃は、そんなにやらなくても大丈夫だろうと高をくくっていましたが、とんでもなかった。想像以上に出題範囲が広く・深く、要求される知識・技術の正確性を要求されるからです。他の資格みたいに、この本をしっかりやれば大丈夫!なんていうことはありませんでした。
最初からそれがわかっていればもう少し理解が早く進んだのかもしれません。

また、5年分で十分というもう一つの根拠に、これまでの学習をまとめたものが大量に溜まっているというところにあります。予報士になる人なら必ずまとめているノートみたいなものです。
これが世界唯一の自分にとって最良の教科書になります。


本番の試験対策

これまでの大雑把な傾向として、
実技1は過去問をしっかりやれば大抵解ける問題、実技2は新出っぽい問題が多く、難問が多い印象、でした。

そういう前提とすれば、
実技1・・・80~90点を目標、というより取れないと合格できない
実技2・・・50~60点が取れればOK
平均65~75点なので合格レベル。
合格した人はそんな感覚ではないでしょうか。

今の私の実力は、
実技1・・・80~90点
実技2・・・40~50点
平均60~70点なので合格の可能性はまだある。
しかし、私の場合、特に現在の私はぽかミスが多い。これにぽかミスバイアスを加えると、
実技1・・・75~85点
実技2・・・35~45点
平均55~65点
これでもまだ良い方かもしれません。

しかし、難易度がいくら高いと言っても40点前後って言うのはかなり酷い。
さすがに初見問題でこんなに酷い点数というのはそんなにないと思う。

何が言いたいかというと、全問解かないといけない脅迫感があるとかなり凡ミスをやってしまう。だからそうならないようにマイペースで解くだけで良いんじゃないか?
75分もあれば、どんなに難しい問題でも50点は取れるんじゃないか?
そんな気がします。

最後のサービス問題まで絶対に解いてやる!
という姿勢は止め、
自分の実力を100%以上発揮するにはどうすればいいか?
だけを考える。大切なのは問題を最後まで解くことでは無く、
最高のパフォーマンスを出すためにはどうしたら良いのか?
目標は最大の点数を取ることではない。
あくまで最高性能を出すこと。

もし自分の最高性能を出せたとしたら、
実技1・・・75~85点
実技2・・・40~50点
平均57.5~67.5点
くらいだろうか?
いや、もっと良い点数になる気がする。
ただ、どうしても「これは何を言いたいんだ?」という問題に必ず直面する。
そうなるといきなりテンパる。これがいけない。
それと同じように「これは簡単、楽勝」と思ったときに気が緩んでぽかミスをやってしまう。
これを何度も繰り返して実力より低い点数を取ってしまう。

予報士試験はちょっと特殊で、5%という合格率のために定員が決まっているが故、合格レベルに達する知識・技術では無く、他人との競争で合格・不合格が決まる。
だから、受験者へのアドバイスの一つに、
「周りの人を見てこの中に誰が合格するのか考えるな」
というのがある。(私にはそんな感覚は全く無いけど)

ちょっと脱線したが、言いたいことは、ここまでくると知識・技術のレベルでは無く、精神的な何かで決まるのでは無いか?というところ。

だって、10年以上分の過去問を10周近くやって、合格できないって、どれほど頭が悪いのか?しかないと思う。

でも、安全確保支援士は一発合格しているし、予報士とは分野が全く違うが予報士以上に長文読解が要求され、記述する内容も多く、予報士と違って字数制限が厳しい。
予報士より簡単に感じるのは私の専門分野以上に、合格率という定員が無い、と言うところだろうか。

余談が過ぎてしまいましたが、ここまで来たら試験対策は精神的な何かだろうと思います。

古風な予報士試験。
古風だけど実践的な予報士試験。

最近はそんなことを思いながら学習しています。

なので、自分の今回の点数的な目標。
実技1・・・80点
実技2・・・50点
平均65点
だったら余裕で取れそうな気がするし、それでいいと思う。
もちろんぽかミス無しで。
目標50点だと、ちょっと勘違いして2~3問もう一度やり直し、ができるレベル。
初見実技だとよくある話。
「50字程度で書け」という問題も、途中で半分書き直しもあり、ができるレベル。
だったら、いけそう。










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試験に必要な持ち物・実技編

前回と同じタイトルで一部修正した内容で書きます。

・シャープペンシル(芯はB)、鉛筆数本(HB、予備として)
・消しゴム(30年以上前に購入したもの!)
・直線定規15cm2つ(一つは半透明、もう一つは透けないタイプ)
・直角定規(過去問10年分で一回だけ必要な問題があったので、たぶん使わない)
・コンパス(トレーシングペーパーの穴開け用、中心からの範囲を適当に把握したい場合など、百均製の緩いヤツ)
・デバイダ(コンパスの予備、使わないかも?)
・ミニクリップ(天気図をまとめるため用だけど、使わないかも?)
・ルーペ(百均のLEDライト付き、老眼なので必須)
・カラーボールペン(消せるヤツ、使うかもしれない)
・セロハンテープ(受験票を固定するため)
・チョコレート効果(お高いチョコだけど、効果あり!?)

デバイダは気象予報士試験のためにわざわざ購入しましたが、コンパスの方が良いというか、コンパスで十分ですね。

シャープペンシルの芯はHBよりBのほうがいい。Bより2Bのほうがいい。
けど、2Bにはまだ慣れていないので今回はBを使う。

直線定規は透明なものだと背景の天気図などが邪魔になることがあるので、半透明か背景が完全に見えないものがあったほうがいい(特にエマグラム)。長さは15cmくらいが丁度良い。

カラーボールペンはエマグラムの湿潤断熱線とか、紛らわしく間違いやすい場合に使います。

第62回試験で使用したもの・使用しなかったもの

使用したもの

・シャープペンシル
・消しゴム
・直線定規15cm(半透明なほうのみ)
・セロハンテープ
・カラーボールペン(等温線がたくさん出てきたので)

使用しなかったもの

・鉛筆
・直線定規15cm(透けないタイプ)
・直角定規
・コンパス
・デバイダ
・クリップ
・ルーペ

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TeamSABOTEN 全国統一模試 直前 結果

結果が届きました。
受験者数は予想通り前回の中間より多く67名。

点数はと言うと・・・
実技1 予想70点前後→57点
実技2 予想65点前後→50点
評価 D (平均点以下で合格は絶対無理!とは書いていない)

多少手応えはあったのに、蓋を開けると予想より15点ほど低い。
(予想が当たったのは実技1と実技2の点数差)

まだあまり詳細を見ていませんが、ざっと見た感じでは、

実技1


ほとんど作文問題で多く減点されているので、詳細を調べてみないとよくわかりません。

実技2


作文問題の減点が多いですが、採点が厳しい!という印象。

例えば、

私:「前線の南側に沿って正渦度域が分布している」
正解:「前線に沿って正渦度極大域が連なっている」

これで2点減点されています。何が悪いと思いますか?
南側?正渦度域?分布?
正解は、
「正渦度域」<=>「正渦度極大域」
正渦度極大域は正渦度極大値を含む正渦度域のことですが、極大域でないといけない理由はある??
問題文を読んでも渦度域の特徴を聞いているだけ。
詳細をさらに詰める必要があります。

ほかにも、前線描画で緯度1°分もずれていないのに、前線をLマークに通さなかったために3点も減点!!

エマグラム問題も、あの見にくいエマグラムで10hPaの計測誤差で0点。

さらに緯度を求める問題で、「北緯37°」の北緯がなかったので0点。
これが三問もあったので3点減点!
緯度を答える問題で「北緯」を書かないと0点っていつからそうなったの???
問題文に「東経140°」と記載されていたから?
最近の本番試験では、こんな意地悪な問題は出さないけどね。
こんなレベルになると、一体何の試験なの?と思う。
(定規を使って移動速度を答えさせる時点で、何の試験?なのだが)

とは言うものの、平均以下の私なので文句は言えません。
私より良い点数を取っている人がたくさんいると言うことなので。

一ヶ月前とは言え、その時点でD判定だとやはり合格は無理なのかな。
今の時点でも私自身は合格できそうな気がしているけど、何が足りないんだろう?
今回のような減点のされ方をされるとよくわからない。

前線をLマークに通さないっていうのは完全NGだと思いますが(減点の数はともかく)、それ以外は致命的と言えるほどの間違いはしていないつもりだけどな。。

詳細を調べたわけではないので、今日はこれくらいにしておきます。


詳細を調べてみました。

難問、珍問がいくつかあるように思う。
特に実技1は正解例や解説を見ても意味が不明なものが多い。

現状の私なら取れたはず、という点数がどれくらいなのか想定してみたところ、
実技1 57点 +3 →60点
実技2 50点 +13 →63点

追加された点数は、凡ミス、うっかりミスなど本来の実力が出せなかった問題。
特に実技2はちょっと違うだけで大幅減点という採点者の方針だったので大幅に点数がアップしています。

ちなみに北緯が無くて不正解だった問題は数えていません。あれは気が付かないし、そういう意図があった問題であり、珍問として考えています。実際の本試験ではそんな問題は最近は出題されません。答案用紙に北緯_____°と親切に印刷してくれます。北緯を書くかどうかは問題の本質ではありませんから。

正解を見てしまうと、「どうしてこの問題を解けなかったのだろう?」という問題を多く感じる。
当然ながら同じ模試をもう一度試すと70点以上取れる自信はある。
どうやったら初見で70点以上取れるようになるのか?
(できなくても他の人より良い点数を取れれば良いだけだが)

それと、TeamSABOTENの模試は私みたいな模試以外で同講座の受講をしていない人がどれくらいいるのが気になる。講座を受けている人にとって有利なのでは?というバイアスが少なからずあるはず、という点が気になる。
TeamSABOTENの問題には多少クセがあり、本試験では出てこないような視点での出題がちらほらある。必要とする基本的な知識・技術は同じはずなので本質的に問題は無いが、そのクセに慣れているかどうかで点数の違いが出てくるはず。


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試験に必要な持ち物・実技編

ちょっと気が早いですが、試験に必要な持ち物をほぼ確定しました。

・シャープペンシル(芯はB)、鉛筆数本(HB、予備として)
・消しゴム(30年以上前に購入したもの!)
・直線定規15cm2つ(一つは半透明、もう一つは百均の透明のヤツで予備)
・直角定規(過去問10年分で一回だけ必要な問題があったので、たぶん使わない)
・デバイダ(長さ計測より、トレーシングペーパーの穴開けに使う方が多いかも?)
・コンパス(百均製の緩いヤツ、たぶん使わない)
・ミニクリップ(天気図をまとめるため)
・ルーペ(百均のLEDライト付き、老眼なので必須?)
・カラーボールペン(消せるヤツ、たぶん使わない)
・セロハンテープ(受験票を固定するため)
・ミニカイロ(冬なので)
・チョコレート効果(お高いチョコだけど、効果あり!?)

デバイダは気象予報士試験のためにわざわざ購入しましたが、コンパスの方が良いというか、コンパスで十分ですね。

シャープペンシルの芯はHBよりBのほうが、作図でも見やすいので良い。
けど、字が下手な自分がBで文字を書くとさらに酷い文字に見えるのが難点。
(採点者の印象は悪くなるけど、減点にはならないはず?)

直線定規は透明なものだと背景の天気図が邪魔になることがあるので、半透明か背景が見えないものがあったほうがいい。長さは15cmが丁度良い。

カラーマーカーとか使う人がいるみたいだけど、私は今のところ必要性を感じたことがありません。(そもそも私は蛍光ペンとか色の付いたペンを今まで採点以外に使ったことのない人なので)
むしろ、マークする時間があるんだったら・・・と思います。

いやぁ~、こんなに文具武装をして臨む試験は生まれて初めてですよ。




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時間のかかる問題にどうやって対処するか?

今の実力は相変わらずボーダーライン。
うっかりミス・引っ掛け・焦りがなければ合格できる可能性は高い。

焦ると必ずミスをする、というのは過去問で何度も経験しているのでこれは絶対に避けなければならない。速く解くことと、焦って急ぐことは全く違うのでメンタルコントロールが必要。

過去問をやっていると実技1、実技2いずれかが時間オーバーになることが多い。
時間オーバーにならないようにするには速く解くことしかないのだが、終盤になってくると時間が迫って焦ってくるし、焦ると間違いが増えて不合格の可能性が高くなる。
最後の問題に簡単な問題があるかもしれないと思うと、余計焦ってしまう。

それならミスをしないように(時間を余り気にせず)確実に解いていくというのもありだが、ボーダーラインにいる自分にとっては不合格の可能性が高くなる。

最後まで確実に答えることができれば合格の可能性がグッと高まるのだが、残念ながら今の実力では無理と諦めざるを得ない。(三年くらいの実務経験者を想定していると思え)

それと、ちょっと考えてもわからない問題は飛ばす、というてもあるが、この判断も難しい。
問題によってはそれを答えておかないと後々正解が導くことができないことがある。

焦らないメンタルコントロールが大前提だが、これ以外の攻略案としては問題のタイプごとにどのように対処するのか?という心構えを決めておく。

問題のタイプとして、
1. テンポ良く速く解いていく
2. テンポ良くは良いが、注意する
3. 時間をかけて考える
この見極めが重要になる。

1. テンポ良く速く解いていく
これは問1(1)が通常は対象になる。

2. テンポ良くは良いが、注意する
1も注意は必要じゃないの?は当然だが、重要なのは注意にかける時間。
設問が長かったり、条件があったりしたときにミスが発生しやすい。それを避けるために注意(または確認)に時間をかける。時間をかけると言っても数秒~10秒程度なので無駄にはならないはず。

3. 時間をかけて考える
これも2の注意と似たようなところがありますが、時間をかけなければならない問題は必ず存在する。これを適当に答えているとあとで痛い目に遭うか、大きく点数を失うこともある。
どれがその問題なのか、これを見極める・気が付くには知識・経験が必要なので容易ではないけど、それを深く考えずに点を大きく落とすことは良くある。

以上の手法は過去問を何週かするとかなり有効なんだけど、本当の初見の本番では見極めは難しい。問題の傾向も少しずつ変わっていくので、今までの過去問訓練の常識でやると失敗する可能性もあり、あまり決め打ちはしない方が良い。

色々と書いたけど、あと一週間ちょっと、できることは
いかに速く正確に解くか
をメインにやるしかない。
あとは、疑問点を一つ一つ丁寧に潰していくくらいかな。
やれることはほとんど無くなってきている。



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