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誰の役にも立たない気象予報士のお勉強

気象予報士一発合格目指して、メモ代わりに書いていきます。 →それほど甘くはなかったので四苦八苦する様子を書いています

カテゴリー「疑問」の記事一覧

疑問:冬の低気圧はなぜ発達するのか?

冬に日本付近を通過する低気圧はなぜ発達するのか?
台風は水蒸気が持つエネルギーで発達するということで理解できますが、冬の低気圧は台風並に猛烈に発達し、日本海側に大雪を降らす場合があります。

大陸からの強い寒気で発達することから、温度差による位置エネルギーが低気圧のエネルギーに変わっているんだろうと言うことはわかるのですが、それがどういうメカニズムで低気圧というものに変換されているのかまったくわかりません。

単純に考えれば、強い寒気が流れてきても、わざわざ低気圧を作ることもなく、そのまま暖かい空気と混合すればいいだけだと思うのですが、なぜ低気圧というものが発生する必要があるのでしょうか?

それになぜ(通常)一つの低気圧にエネルギーが集中するのでしょうか。



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疑問・静水圧平衡と台風

一般気象学 第二版 p.241 真ん中付近

「台風の中心部ではまわりより温度が高い。静水圧平衡の関係により中心部の気圧はまわりより低い。」

と書いてあるが、静水圧平衡は
Δp/Δz = -ρg/RT
とあるように、温度によって変わるのは気圧の傾きであり、気圧そのものではない。

もし温度の違いで気圧が異なると言うことを言いたいのであれば、(3.1)式や(3.2)式の
pV=mRT
p=RρT
ではないだろうか?

さらに台風の中心部を静水圧平衡で説明してもいいのだろうか?
とても穏やかとは思えない、台風の中心部。
もちろんまわりに比べれば遙かに穏やかだが。

私の勝手な想像では、
・台風の中心部は相対的に穏やかだから静水圧平衡が近似的に使える
・温度で決まるのは気圧傾度だが、温度が高いと緩やかになる。台風の上層付近を基準にすれば、気圧傾度が緩やかな分、下層の気圧は低くなる
それらを説明するのが煩わしいので、気象学の間では常識化し、「静水圧平衡により温度が上がれば気圧が下げる」と言っているのだろうか?


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地上天気図の視程

地上天気図の視程ですが、なぜ数字符号を使っているのでしょうか?

0~50      数字符号×0.1 km
56~80 数字符号-50 km
81~89 (数字符号-80)×5+30 km

こんなの直感的にわかりにくい。
記入するスペースが足りないから?
通信量を少しでも減らしたいから?
どちらも合理的な理由には思えませんが。。
そのまま数値を書けばいいと思うんですが。

ほかにも、風速には(いまだに)ノットを使っているし、航空船舶のことを考えているから?

なぞだ。。。


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