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誰の役にも立たない気象予報士のお勉強

気象予報士一発合格目指して、メモ代わりに書いていきます。 →それほど甘くはなかったので四苦八苦する様子を書いています →6回目で合格しました!

気象データの自動ダウンロードと閲覧するソフトの公開

ようやく実用出来るレベルになってきましたので、公開しました。
http://www42.atwiki.jp/greenplan/pages/181.html

何が出来るかというと、
・地上天気図、高層天気図、気象衛星画像などを自動的に取得
・取得したデータをブラウザー上でいつでも自由に閲覧
です。

こんなソフトは誰でもできそうなのに見つからないんですよね。。

ソフト自体はLinuxを前提にしていて、しかも説明書が不十分なので、一般の人にはまず無理です。
誰でも使えるようにしたいとは思いますが、そもそもこんなことに興味を持つ一般人はとっても少ないと思うし、そういう需要も非常に少ないはずなのでやりません。
ですので、必要と思う人は頑張ってください:-)

ちなみに、アメダスの情報(気温、降水量、日照)はずっと昔、5年以上前から自動取得しています。
このソフトもリクエストがあれば公開可能です。

※だいぶ前に公開モードにしたつもりが、非公開のままだった。。


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過去問に挑戦!

平成17年第2回やってみました。

学科・一般
15問中8問正解(うち2問は消去的に正解)

学科・専門
15問中4問正解(うち3問は消去的に正解)

まず学科一般は、法規をほとんど学習していないので、その分を差し引けば11問中8問=約72点。
計算問題は非常に簡単。問題にほとんど答えが書いてあるようなもの。

しかし問題は専門。てっきり気象現象・気候などの出題が多いと思っていましたが、数値予報などの予報技術がほとんど。実はほとんど学習していません。
(「アンサンブル予報」は返却期限で肝心の本題まで読んでいない)
気象予報士なんだから当然ですが、数値予報関連は試験に出題するほど重要なもの?
どうせ10~20年すれば変わると思うのですが。。


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今後の学習方針・改訂版

色々と気象学の書籍を読んできて、気象予報士試験に必要なものはだいたい読めたのではないかと思う。
おかげで大学以上で習う専門的な気象学を除けば、だいたい難なく読めるようになってきた。
といってもまだまだ疑問に思うところがあるので、もう少し学習が必要。

これからは緩いペース(月に1~2冊程度)で気象関連の書籍を読みつつ、過去問を月一回程度のペースで解くことにします。

過去問は就寝前に、学科なら5問程度、実技は1日で大問1つ程度。(30分くらいでできる程度)
このペースなら(15+15)/5 + 1+1 = 8日。二週間もあれば十分完了できる。(かなりゆるい)
ここで解けなかった問題・怪しい問題は、10月以降から始める本格的な試験勉強で復習。
これなら、9月までには10回分くらいの過去問はこなせると思う。
(問題は過去問の書籍が高いよね~)

10月以降は、
・過去問の復習
・一般気象学の復習
・ほか、適宜参考書復習など

恐らくこれで一発合格するはず。


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疑問:冬の関東の寒さ - フェーン現象

冬の気圧配置になったとき、フェーン現象が関東で発生します。日本海側から吹いてきた湿った空気が山脈を越えるまでは湿潤断熱減率で気温は低下し、関東側では乾燥断熱減率で気温が上がります。
しかし関東に住んでいて思うのは、快晴であるにもかかわらず日本海側に住んでいたときより寒く感じます。

自分なりの勝手な解釈では、

・湿度が低いためよけいに寒く感じる
・夜間の放射冷却により地上の気温が下がってしまうため
・低い山を抜けてくるほうが支配的なので、実はそれほど減率の差は発生しない(想像)
・実は上昇時に湿潤断熱減率で気温が下がるところはそれほど多くはない(想像)

・・・と思っていたのですが、「登山者のための最新気象学」p.74によると、

「上越の山々を越えて吹き降りてくる暖かい風なのに冷たく感じるのは、関東平野の日中の気温が吹き降りてくる暖かい風よりもさらに高温であるためなのである。」

はて?この論理なら、さらに暖かく感じるという結論では??

Wikipediaでも
「空気のもとが寒気なのでいくら山を越えても太平洋側の温度はそれほど暖かくなることは通常ない」
・・・そんな理論があるのか?気温が低いと断熱減率が違うとか?

それから、一般的なフェーン現象となっても冬の関東ほど乾燥することはないのに、なぜ冬の関東はこんなに乾燥するのでしょうか?低温であるため、水蒸気が高い山を越えられないからでしょうか。
→フェーン現象の種類の違いによるらしい・・(ウェットフェーンとドライフェーン)


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疑問:気温減率

乾燥断熱減率・・・約10℃/km
湿潤断熱減率・・・約5℃/km

ですが、「登山者のための最新気象学」 p.63によると、

晴天の山の気温減率・・・4.5~4.8℃/km
雨天時の山の気温減率・・・5.2~5.6℃/km

これは湿潤断熱減率?晴れても湿潤断熱減率??

湿潤断熱減率は水蒸気が飽和しているときの減率ですよね?
晴れているときは水蒸気は飽和していませんよね?

→勝手に自己解決

実際の山の気温減率は、あくまで大気の温度がそういう分布をしているというだけで、断熱減率とは異なる話です。
減率の説明を読んでいていつも混乱するのが、大気の減率のことを言っているのか、持ち上げている空気塊のことを言っているのか、気がつかないうちに混同してしまいます。

晴天時に4℃台ということは、絶対安定ですね。仮に飽和した空気塊があったとしてもまわりの大気のほうが減率が小さいのでその空気塊が上昇することはありません。
雨天時の場合は、5℃台なので条件付不安定です。
(理論通りでした)




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