鉛直p速度は、上昇流の物理量っていうくらいしか頭になかったのですが、なぜ「p速度」という名前なのか、やっとわかった。
実はこの鉛直方向の気流には、
・鉛直p速度
・上昇流
という2種類の物理量があり、
鉛直p速度 ω=dp/dt
上昇流(の速度) w=dz/dt
よ~く見ると、ωの方は dp/dt つまり、「気圧の変化率」なんですね~
だから「p速度」なんですよ。気象用語って独特の言い回しが多い。。
「p速度」なんて言い方するのは、気象業界だけじゃないですかね?
素直に「気圧変化率」とか、百歩譲って「気圧速度」でいいのでは?と思いますが。。
「p速度」の意味がわかっても、なぜそういう呼び方にしたのかまだ謎が残る。。。
しかもそれぞれ上昇する気流を実際の数値で表すと、
鉛直p速度 ・・・ 負
上昇流(の速度) ・・・正
なんともややこしいことをやっていると思いますが。。。
しかも、この正負のひっかけ問題が過去問にありました(いやらしい)。
[8回]
PR