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誰の役にも立たない気象予報士のお勉強

気象予報士一発合格目指して、メモ代わりに書いていきます。 →それほど甘くはなかったので四苦八苦する様子を書いています

モーニング・グローリー

世界ふしぎ発見でモーニング・グローリーを放送していました。

なんとも不思議で、壮大な気象現象ですね。
感動しました。現地に行ったらもっと感動するんでしょうね。

放送のVTRで早送りの場面がありましたが、これを見て気がついたのは、モーニング・グローリーが本当に回転して進んでいるわけではなくて、積乱雲の移動と同じで、雲の生成と消滅が繰り返されている現象ですね。(たぶん)

発生条件が、
・湿度が高いこと(モーニング・グローリーの経路上において)
・東側の空が紫色であること
・ヨーク岬半島から風が吹くこと
とあります。

モーニング・グローリーが発生した朝、突然風が吹いたという現象は、ヨーク岬半島方面から冷気が吹いてきているはずです。そういう風で思いつくのは積乱雲で発生するガストフロント。
しかし、番組でも簡単に説明してありましたが、発生原因はその半島固有のもののようです。
(そもそもガストフロントではこの現象を全く説明できない)

Wikipediaに説明がありました。

逆転層が発生条件の一つにあるようです。
逆転層に閉じこめられて雲が進み、その中で上昇と下降を繰り返している。
前日の空が紫色っていうのも、放射冷却によって逆転層が発生する兆候ですね。

上空写真を見てわかるように、コリオリの力もしっかり働いています。

しかしまだ疑問点があり、

・直線に広がる突風がどういうしくみで発生するのか?
・直線状の雲が1つだけでなく、2つも3つも発生して移動している。1つ目の雲の後は下降気流で、気流が安定しているとは思えないが、2つ目も綺麗な直線状の雲となっている。


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