久しぶりの更新です。
たまたま見たNHK特集の「宇宙の渚」。
三部構成の1つ目で「スプライト」を取り扱っていました。
気象予報士を勉強した人なら一度は聞いたことがあると思う「スプライト」。
私もどういう現象なのかぼんやりと知っていた程度でしたが、最近の研究でその映像をはっきりと捉えていたようですね。
このスプライト現象は大気光と雷雲との放電とのこと。
この番組の中で興味を引いたのが宇宙線によって大気中(宇宙の渚)の電気的状態が変わり(番組中では傷が付けられ)、帯電した雲粒が上昇しやすくなり、積乱雲が発生しやすくなるという説(?)。
これはありえるかもしれませんね。
そもそも今の気象現象は太陽の存在なしではありえないのと同様、宇宙線による影響が特殊なものではなく、宇宙との関連をはっきりと把握することで気象現象の体系的な理解につながっていくのではないかって言う気がします。
気象庁の長期予報ではアンサンブル予報を使っていますが、あれはいい加減止めた方が良いですよね。
それに代わるものがないから仕方なくやっているんでしょうけど、初期条件に大きく左右され、その初期条件に十分な情報と、その後の計算に必要な法則性をすべて取り入れてあるのなら有効だと思いますが、今のやり方ではギャンブルの予測とほとんど変わりません。実際あの長期予報、とても当たっているとは思えない。
今後のこのスプライト現象が解明されていき、宇宙と気象との関わりがはっきりしたら気象学はさらに発展していきそう。
次回の放送はオーロラ。一度は自分の目で直接見てみたい現象の一つ。
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