5月頃に発表された長期予報は、今年は冷夏になるだろうとの予報だったはずですが、見事外しました。猛暑日の連続です。予報の発表当時ツッコミを入れたかったのですが、あまりの外しっぷりなので書くことに。
長期予報は波長の長い情報を使って予測し、地域的にどのような偏りがあるかどうかで判断しているようですが、そんな予測方法では予測時点の大気・海洋等の状態に大きく依存してしまうため当たるはずがありません。4月は温かい日と極端に寒い日が周期的にやってきて、平年より低温だったわけですが、その延長で予測したら当然冷夏になってしまいます。
自分が予測するとしたら、と言っても理論的根拠はありませんが、基本的に暑かったら寒くなる、という相互に補完するという関係があるはずなので、その点を考慮してやればいいと思いますけどね。。
もし仮に気象庁の長期予報を三ヶ月だけでなく、同じ理論で半年や1年先をやってみたらどうなるんでしょうか?といった質問はベースとなる理論が異なるためあまり意味はないかもしれませんが、きっとずっと寒いままではないかと思います。アンサンブル予報なので平年より暖かいという予報結果もあるとは思いますが、結局初期値に大きく依存しているため当たりっこないと思います。
こんな無意味な予報、研究等でやるのは構いませんが、わざわざマスメディア等で発表するほどではないと思いますけどね。。
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