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誰の役にも立たない気象予報士のお勉強

気象予報士一発合格目指して、メモ代わりに書いていきます。 →それほど甘くはなかったので四苦八苦する様子を書いています →6回目で合格しました!

太陽の光は大昔の光!?

もう一つ、「トコトンやさしい太陽の本」からです。

太陽の光は、太陽の表面から地球まで約8分程度かかるということは多くの人は知っているかと思います。(気象予報士を目指すような人なら)
しかし、その光の元が太陽表面に出てくるまでどれくらい時間がかかるのか?
なんと数十万年もかかるそうです。

コアな物理学にはあまり詳しくないので、(感覚的に)信じがたいところがあるのですが、現在認識されている事実を簡単に書くと、核融合で発生したガンマ線が太陽内部で吸収・放射を繰り返し、最終的な太陽から放射される電磁波になるまで相当長い旅をするらしいです。

しかしガンマ線から可視光になるまでそんなに時間が必要なもののでしょうか?
放射能の半減期も(人間から見ると)長いと感じますが、そんなスケールとはまったく違う反応があるなんて。



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チチウス・ボーデの法則

最近は気象予報士の勉強をサボって、
山崎耕造著「トコトンやさしい太陽の本」
を読んでます。その中から。

太陽系の惑星の太陽からの位置関係は、

(4+3x2^n)/10

と言う関係だそうです。この式の答えが太陽からの距離(天文単位)になります。
(ただし実測値との誤差が数%程度ある)

水星 n=-∞
金星 n=0
地球 n=1
火星 n=2
小惑星 n=3
木星 n=4
土星 n=5
天王星 n=6
海王星 n=7・・・からちょっとずれている

これを「チチウス・ボーデの法則」と言います。
こんな簡単な法則性があるなんて今まで知りませんでした。(へぇ~)

現在のところ、これに特別な根拠はなく、偶然の賜物と考えられているようです。でもきっと何かと関係しそうですけどね。

リーマン予想も当初は単なる数学上の問題でしかなかったのに、物理的に意味を持つ円周率πとの関係があることが発見されましたしね。


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「エルニーニョ現象の影響」?

まだ三月だというのに、ここ厚木でも気温を25℃超える夏日だったようです。
それに関連した話題で某ワイドショー的ニュース番組では某気象予報士が「今年の冬はエルニーニョ現象の影響により・・・」と説明していました。ちょっと待て、エルニーニョ現象が日本に影響を与えるのか??
一般の人がそう言うのならしかたありませんが、気象予報士がそういう表現をしてもいいのでしょうか?
blogで独り言を言っているのならまだしも、テレビでそんなことを言うなんて、気象予報士剥奪レベルですね~

それはさておき、このエルニーニョ現象と日本の気候変動に「テレコネクション」という関係があると言われていますが、この「テレコネクション」という言葉がなんだかウサン臭い響き。「集中豪雨」みたいに慣例的に使っているのならまだしも、立派な気象(学)用語ではないかと思う。

似たようなものに、西洋占星術では天体の動きと人間活動や社会活動との関連性を「共時性」という言葉で説明する場合がある。でも「テレコネクション」というなんだか宇宙と人はつながっているんだ!みたいな言葉はあまり聞かない(一部の熱狂的な人はいますが)。西洋占星術そのものは統計学が基本ですので、日常的な宇宙の変化が人間活動に影響を与える、なんていう発想はまったくありません。(あったらそれはやはり宗教か何か)

それにエルニーニョ現象と日本の気候変動は関連性があると言っても、今のところ物理的な説明はまったくできていないですし、たまたま今はそうなっているだけで、本当は関連性がないかもしれません。
だから「テレコネクション」なんていう怪しげな言葉が使われるのだろうと思いますが、少なくとも現時点では「エルニーニョ現象が日本の気候に影響を与えている」とは言えません。

と言う説明であっているでしょうか?>先ほどの気象予報士の方も含めて諸先輩方


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図書館・その6

図書館から借りてきました。

・気候影響・利用研究会編「エルニーニョと地球環境」 2001.11.28 改訂増補初版発行

・新田尚ほか著「天気図の使い方と楽しみ方」2004.12.20 第1版第2刷発行

過去の書籍の紹介はこちら


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図書館・その5、書籍購入

図書館から借りてきました。
予報技術(数値予報系)の知識がほとんど無いって言うことで、

・岩崎俊樹著「数値予報 - スーパーコンピュータを利用した新しい天気予報」1993.12.15初版第一刷

・「アンサンブル予報」・・・前回借りたもの

・「トコトンやさしい 太陽の本」・・・気象予報士とは全然関係ありません(たまたま)

数値予報など、気象庁における実際の観測・予報業務に関する書籍・資料は、図書館にはほとんどないですね。。今のところ上記二冊のみ。もしかすると貸出中かもしれませんが。

それと、次の書籍も購入(中古)。

・「最新 天気予報の技術 改訂版」2003.6.30第3版
・東京堂出版の過去問 平成21年度第1回


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