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誰の役にも立たない気象予報士のお勉強

気象予報士一発合格目指して、メモ代わりに書いていきます。 →それほど甘くはなかったので四苦八苦する様子を書いています

モーニング・グローリー

世界ふしぎ発見でモーニング・グローリーを放送していました。

なんとも不思議で、壮大な気象現象ですね。
感動しました。現地に行ったらもっと感動するんでしょうね。

放送のVTRで早送りの場面がありましたが、これを見て気がついたのは、モーニング・グローリーが本当に回転して進んでいるわけではなくて、積乱雲の移動と同じで、雲の生成と消滅が繰り返されている現象ですね。(たぶん)

発生条件が、
・湿度が高いこと(モーニング・グローリーの経路上において)
・東側の空が紫色であること
・ヨーク岬半島から風が吹くこと
とあります。

モーニング・グローリーが発生した朝、突然風が吹いたという現象は、ヨーク岬半島方面から冷気が吹いてきているはずです。そういう風で思いつくのは積乱雲で発生するガストフロント。
しかし、番組でも簡単に説明してありましたが、発生原因はその半島固有のもののようです。
(そもそもガストフロントではこの現象を全く説明できない)

Wikipediaに説明がありました。

逆転層が発生条件の一つにあるようです。
逆転層に閉じこめられて雲が進み、その中で上昇と下降を繰り返している。
前日の空が紫色っていうのも、放射冷却によって逆転層が発生する兆候ですね。

上空写真を見てわかるように、コリオリの力もしっかり働いています。

しかしまだ疑問点があり、

・直線に広がる突風がどういうしくみで発生するのか?
・直線状の雲が1つだけでなく、2つも3つも発生して移動している。1つ目の雲の後は下降気流で、気流が安定しているとは思えないが、2つ目も綺麗な直線状の雲となっている。


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疑問・静水圧平衡と台風

一般気象学 第二版 p.241 真ん中付近

「台風の中心部ではまわりより温度が高い。静水圧平衡の関係により中心部の気圧はまわりより低い。」

と書いてあるが、静水圧平衡は
Δp/Δz = -ρg/RT
とあるように、温度によって変わるのは気圧の傾きであり、気圧そのものではない。

もし温度の違いで気圧が異なると言うことを言いたいのであれば、(3.1)式や(3.2)式の
pV=mRT
p=RρT
ではないだろうか?

さらに台風の中心部を静水圧平衡で説明してもいいのだろうか?
とても穏やかとは思えない、台風の中心部。
もちろんまわりに比べれば遙かに穏やかだが。

私の勝手な想像では、
・台風の中心部は相対的に穏やかだから静水圧平衡が近似的に使える
・温度で決まるのは気圧傾度だが、温度が高いと緩やかになる。台風の上層付近を基準にすれば、気圧傾度が緩やかな分、下層の気圧は低くなる
それらを説明するのが煩わしいので、気象学の間では常識化し、「静水圧平衡により温度が上がれば気圧が下げる」と言っているのだろうか?


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地上天気図の視程

地上天気図の視程ですが、なぜ数字符号を使っているのでしょうか?

0~50      数字符号×0.1 km
56~80 数字符号-50 km
81~89 (数字符号-80)×5+30 km

こんなの直感的にわかりにくい。
記入するスペースが足りないから?
通信量を少しでも減らしたいから?
どちらも合理的な理由には思えませんが。。
そのまま数値を書けばいいと思うんですが。

ほかにも、風速には(いまだに)ノットを使っているし、航空船舶のことを考えているから?

なぞだ。。。


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プロフィール

専攻:電子工学
職業:ソフトウェアエンジニア(電機メーカ)
学歴:国立大の博士中退(最終は修士)
高校での選択:物理・化学
※地学系は高一どまり、それ以降勉強したことがない。

ということで、気象学とまったく縁はありません。
しかし、

・大雨男
・バイク乗り
・最近始めた家庭菜園
・パラグライダーに興味持ち始めた

など、天気予報をただ見るだけではいられない事情もあり、学習することにした。それに、気象は毎日変化するものなので毎日実用可能。
従って、気象予報士になることが目的ではなく、気象をより詳しく知るために始めた。気象予報士は通過点であり、一発合格が当面の目標。

”元”理系学生だったので(今や使っていない多くの)学習知識を使って質問にお答えすることは可能です。お気軽にどうぞ。

http://www42.atwiki.jp/greenplan/pages/22.htmlからの引き継ぎです。

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モーニンググローリー

NHKの某番組で知ったのですが、「モーニンググローリー」という気象現象があるそうです。

気象学的にどういうものなのか調べていないのですが、現象としては非常に興味深いのでとりあえずメモ。

言葉では説明できないので他人のblogにて。

http://www.paropunte.net/archives/957658.html

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