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誰の役にも立たない気象予報士のお勉強

気象予報士一発合格目指して、メモ代わりに書いていきます。 →それほど甘くはなかったので四苦八苦する様子を書いています

実技受験者数と合格者の割合

学科の学習をしていてふと思ったことがある。

学科試験の難易度って昔と変わらないよね。
学科試験は11問以上が合格だから受験者数とか科目合格率とか全然関係ないよね。

ところが、最後の出口である合格率は5%程度で固定されており、そのために実技問題は少しずつ難易度が上がっている。上げざるを得なくなっている。

ここまではみんな知っている話。

そこでふと思ったのが、実技受験者数に対する合格者数ってどれくらいなんだろう?と。
ここでいう「実技受験者数」というのは全学科試験が合格した人を指します。
つまり、全学科試験免除もそうですし、今回受検して両科目とも合格だった人も含みます。
(一つでも学科が合格しなかった・していない人は除かれる)

学科試験の難易度は上がっていないのに、実技試験の難易度が上がっていると言うことは、実技受験者の数は増えているのに、合格者数は変化がない、ということになるではないだろうか?
(実質受験者数が常に同じと仮定した場合)

合格者数÷実技受験者をここでは「実技合格率」と仮に呼ぶことにすると、この実技合格率は年々減少しているのではなかろうか?

めざてんサイトでも推定合格者数があるが、
https://kishoyohoshi.com/archives/3682.html
これはあくまで合格者数の構成比率の話で、この中でどれだけの人が実技受験者になっているかは全く推定できない。

合格率を変えられない以上、実技合格率を下げていくしかなくなる。
それとも、実技合格率が一定の数値を下回ったら学科試験の難易度を上げているのだろうか?

学科学習をやっていると、そういう回が確かにある。
「この回だけやたら難しい」
例えば第55回令和2年℃第2回の専門。

実技合格率を上げたい(=実技受験者数を減らしたい)合理的な理由は一つある。
それは実技の採点作業工数を減らしたいから。
合格率を絶対に増やせない以上、実技受験者数が増えてしまうと、採点作業にかける人員数も増やさざるを得なくなる。

この採点工数を減らす工夫を以前にも書いたが、それでも手に負えない場合、学科の難易度を上げるしかないのだろう。

以下は私の最近の過去問成績だが、実はある程度の周期が見えてくる。



たまたま私が覚えていた問題・解答がそういう周期になった、と言われればそうかもしれないが、ここまで周期的になるのは偶然とは言い切れないだろう。
作成する側も意図的に難易度を上げるとしても、さじ加減は非常に難しいはず。

上記のグラフが現実の難易度に近いとすると、
一般:4回周期
専門:一般より一回遅れの周期

専門のグラフはこのままだと周期的に見えないが、X軸の「8」の点数が80点ではなく93点だとするときれいな周期に見えてくる。

ちなみに上記のグラフの最後は第57回である。
もしこのままの周期が続いていたとすると、第63回の学科試験の難易度は、
一般:中
専門:難
さらに、私だけかもしれないが、8回周期で50点台となっており、第63回の専門はちょうど50点台にぶつかり、専門は最難易度になる可能性がある。

ちなみに私が前回同時合格できたのは第60回であり、
一般:易
専門:中
でした。
(まだやっていないので実感も何も今のところないが)

先ほどの合理的な理由を遂行するために周期的である必要性は無いと思いますけど、何かしらの調整はしているはず、と考えるのが妥当でしょう。



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