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誰の役にも立たない気象予報士のお勉強

気象予報士一発合格目指して、メモ代わりに書いていきます。 →それほど甘くはなかったので四苦八苦する様子を書いています

カテゴリー「雑学」の記事一覧

気象予報士は意外と偏差値が低い?

ググってみたらこんなサイトがありました。

https://shikaku-fan.net/national_qualification_rank.php
国家資格の偏差値ランキング。

私が思っているのとちょっと違うという印象。

司法試験、公認会計士が難しいのは法律がどれだけ難しいのかに依存しているので当然として、、
あれ?総合無線通信士(1級)が73??
昔の無線通信士は難しかったけど今は簡単ですよ??
偏差値って標本の採り方にも拠るので、誰もとりたがらない割には難しい、って言う意味では正しいかもしれないけど、、

そのすぐ下にはIT系の資格がたくさん並んでいる。
ITストラテジストって無線通信士と同じくらい難しいの?
技術士ってその下なの?もっと難しいと思っていたけど。
技術士のすぐ下がプロジェクトマネージャ?

前置きが長くなったけど、では気象予報士は?
かなり低くて偏差値64。
しかも土地家屋調査士より低い。

このランキングがどれだけ信憑性があるのか全く知らないけど、私の感覚でいうと気象予報士は73か74くらいかなぁ。
というか、医師免許が74なの?
私は総合無線通信士1級を持っているけど、それと同じくらい頑張れば医師免許を取れるの??
それにIT系の資格はそんなに難しいの?
私が受験した限りでは気象予報士の方が難しいと思うんだけど。。

偏差値って統計の取り方によって全然違ってくるし、このサイトの独自のやり方だから、やっぱりあまり信憑性はなさそうですね。(大雑把には合っていると思うけど、それでアクションが取れるほどの明確な結果は出ていない)

しかし、総合無線通信士がそんなに自慢できるほどの偏差値なのか。
けど誰も知らないよねw

偏差値73もある総合無線通信士をとっくの昔に取得できているのに、偏差値64しかない気象予報士の取得に苦労してもしょうが無いよね。。

そう思うと、何とか取得しないと許せなくなってしまうね。
まぁ実際問題、気象予報士の難しさは問題の難しさと言うよりは、範囲の広さからどんな問題が出題されるのかわからない。だから多くの学習時間が必要になる、だよね。



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ついでに東大の試験もやってみる

入試センターの問題では簡単すぎるので、東京大学の試験問題にチャレンジ。

試験問題はここから。
http://www.u-tokyo.ac.jp/stu03/e01_04_08_j.html

平成21年度第2次学力試験試験問題

前期日程試験 理科(地学)

第2問
問I高層天気図
# 高校で既に高層天気図を使うんですね!

(1) これは簡単。bしかない。

(2) 熱は北向きへ。理由は位置エネルギーの観点で説明すればいいのかな?

(3) これは専門的ですね。A'の方が温度が低いので静力学平衡から気圧は上空の気圧に対して高くなる必要があります。従って答えはB'。

(4)
(a) 水全体の収支のつりあいと言っているので、
X+E*S*ρ=P*S*ρ
これを解けばいいだけ?

(b) 単純な熱収支の計算をすればいいだけ?
水蒸気、雲の量が不変ということなので、大気中の潜熱は不変と言うこと。
X*L+E*S*ρL = C*L
これを解けばいいだけ?

とても東大とは思えない簡単な問題に見えるが。。

【答え合わせ】
(1)問題良く読んでなかった。気圧傾度力はhですね。予報士なら簡単。
(2)単純に風向きを書けばいいだけでした。実技問題と同じ要領ですね。
(3)大学入試レベルでは静力学平衡を使えないのか?
(4)やっぱり簡単でした。

ということで、単純に比較は出来ませんが気象予報士とほぼ近いレベルですね。
東大の地学試験のレベルが全国的にどれくらいなのか知りませんが、トップでないとしても高い方だと思います。となると、気象予報士ってやはり難しいのかも?

ちなみに私が受験当時、物理と化学でしたがこんなに簡単じゃなく、結構悩んだけどな。。
地学のこの問題だけで判断は出来ませんけど、やはり学力が低下しているのか??

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大学入試の地学はどんなレベル?

ずいぶん昔に受験した大学入試試験(当時共通一次)ですが、選択科目であり、受験も勉強もしたことの無かった「地学」。気象予報士をある程度勉強してみるとどんなものだろうか?とちょっと興味本位で試してみました。

試験問題はここに

2010年 地学I
第4問
A 台風、熱帯低気圧に関する問題

問1
ア 湿潤
イ 乾燥

# 気象予報士なら減率の数値も覚えておかなければいけません。

ウ 気圧傾度力

# これも予報士なら当然。

問2 4

# これも簡単ですね。

B 大気の構造と組成に関する問題
問3
エ 水蒸気
オ フロン
カ 塩素

# これも簡単

問4
2? オーロラはもっと上じゃなかった?


問5
C 海流に関する問題
いきなり難しそうな問題ですね。予報士なら地衡風と同じように考えれば解けそう。そもそも地衡風がわからなくても解けるかも?

問5
「流速が勾配に比例する」とあるので単純な数学レベルの問題。
Cの勾配・・・(1.2-0.8)/(300-100) = 0.002 [m/km]
回答地点の勾配・・1.2/100 = 0.012 [m/km]
なので求める答えをxとすると、
0.25:x = 0.002:0.012
x=1.5

問6
よくわかりませんが消去法的に回答すると。。。
1・・?
2・・それはないだろう
3・・これは間違い
4・・これだ!
素直に4でした。

【答え合わせ】
問1 4→○
問2 4→○
問3 3→○
問4 2→○
問5 2→○
問6 4→○

怪しいところもありますが、一応全問正解。
気象予報士の試験から見ると、大学入試の地学Iは、学科・一般問題の基本的なところが理解できていればどれも解ける問題っていう感じです。逆に気象予報士をやっていなかった1年以上前の自分が受験したら、
問1 ×
問2 ×
問3 たぶん○
問4 ×
問5 地衡流はわからないけど、「比例」をキーにして解けたかも?
問6 ×
という状況だったのではないかと思います。


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