「高層天気図の利用法」を読み終えたところで、平成17年度第2回の実技試験をさらっと試してみました。
世間では「難しい」と言われているので、ちょっと気合いを入れて勉強していましたが、がくっと肩の力が抜けるくらい簡単、かも?この程度なら小学生でもある程度の問題は答えらるんじゃないかと。。一体どこが難しいのか・・・
難しいと言うよりも、普段見ている天気予報と異なり、学ぶべきことが多くて大変、ということではないかと思う。決して難しいことはない、という現時点での感想。
現時点で私が勝手に想像している試験のレベル、学習の程度について
■学科・一般
一般気象学を一度じっくり読み、あとは過去問をこなしながら、一般気象学で理解が足りなかったところを復習。法律に関しては試験に必要なところをまとめる程度で恐らく大丈夫。
覚える学習より、理解する学習なので、楽だと思う。(自分は暗記が苦手)
■学科・専門
やや専門的な書籍を幅広く読む。あとは過去問。
■技術
試験で使われる天気図・気象データをしっかりと理解できるようにする。
試験のレベルは高くないが、「専門的な用語を使って的確に答えられるかどうか」がポイント。
やはりこれも過去問で鍛える。
以上、という感じ。
自分が勝手に想像していた技術試験は、天気図などを並べて、
「今後のXX地方の天気がどのようになるのか予想せよ。またその根拠をXX文字以内で述べよ」
など、総合的な技術力を要求されると思ったのですが、そんなことは無さそう。
元理系院生なんて偉そうにしていますが、高校生でも十分いけると思います。。
(最年少は中学生)
※追記
「気象予報士試験 模範解答と解説」には試験の対策について詳しく書いてあるのですが、それを読んでいたら、
「学科の基礎知識が理解されていれば、あとは天気図に慣れることによって必ず正解して当然といえるようなものだからである」
だそうです。確かにそうだと思います。
気象予報士試験は、天気を予報できる技術を問う試験ではなく、天気を予報する技術には何があり、どういうものか、それを問うだけの試験だと思います。つまり、気象予報士だからといって、天気予報ができるかどうかは別問題です。
簡単とか言いながら、今受験しても半分も点数は取れないと思いますが、あと2~3ヶ月も勉強すれば合格できそうな気がします。(あくまで気がするだけ)
予報士に合格することが目的ではないので、しばらくは一般的な勉強をして、試験が近づいてきたら過去問で復習するような感じで進められたら楽だと思います。
目標は2011年1月一発合格!
落ちたら笑ってやってください(笑)
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