某めざてんでは、ノット物差しを勧めていますが、
「どれくらい活用されるのかわからないノット物差しを試験中に作成する時間がもったいない」
と今まで考えていました。
もちろん、それが二回以上必要とする問いがあれば価値があるかもしれませんが、私自身は計算はそれほど苦手としていないので(計算ミスはよくやるけど)、二回くらいならまだ計算で求めた方が良いと思っていました。
けど、最近のめざてんメールで再びrecommendしてきたので考え直してみたら、
「あれ?そもそも試験時間中に物差しを作成する必要は無いでしょう?」
と気が付きました。(遅すぎ?)
ノット物差し、km/海里物差しを予め印刷して定規に貼り付けておけば良いだけの話。
それに定規の制限は分度器以外は無かったはず・・・と思って問題用紙を見直すと
「縮尺定規」
なんてものが。
今まで気にしていませんでしたが、これに該当するのかな?
カンニングには当たらないと思いますが、それに近い行為にも思えますし、特殊な定規のようにも見えるし、今後明確に規制される可能性もある。
※似たようなことをやっている人は
こちらにあった
北上大さんはグレーだと判断して「わざわざ」試験時間中に作成することをrecommendしているのか?
「ノット物差し」を印刷して貼り付けるとバレバレだし、カンニングペーパー的にも捉えられるので、それは避けた方が良いかもしれない。
ノット物差しは大体の位置が解れば正確なメモリの数値は不要なので、簡単な目印があればいい。慣れてくれば、通常のmm単位の定規でノットの目盛りが見えるようになってくる(本当!?)。
なので、本番前は印刷したものを通常の定規に貼り付けるなどして使用し、慣れてきたら徐々に簡素化していくというのはどうだろうか?
本当に慣れた人は、それすら不要で答えを求められるようになっているのかもしれないし、気象庁サイドはその能力を求めているのかもしれない!
(もしかして合格している人の多くはやっている??)
「地上台風の中心から300km以内に・・・」というときに、
300/1100 x 40mm = 11mm
なんていう計算をわざわざやっているようではプロでは無いと。
こう言う問題の時は、たいてい、
「地上台風の中心から300km以内に500hPaの正渦度の極大が存在するか?」
みたいな問題で、極大値が微妙な位置に存在することはまずない。
なので、わざわざ計算するほどの精度は要求されない。
(もしあったら改めて計算すれば良いだけ、大きなロスにはならない)
珍しくめざてんは良いことを書いてくれたと感心した。
良いことと言えば、もう一つ。
今日のメールで、
「きちんと内容を理解しないと引き出しには残らない」
「忘れたのでは無く、記憶の引き出しから引き出せないだけ」
と。
「INPUT作業も大事だが、OUTPUTする訓練も大切」
みたいなことを言っていました。
藤田先生も似たようなことを言っていますが、こちらの方がもう少し腑に落ちるような表現だと感じました。
ノット物差し、km/海里物差しを作ってみよう。
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