気象業務支援センターは、気象予報士になろうとする方すべてに関係する財団法人のわけですが、
ここにも書いてあるとおり、非常に怪しい団体です。従業員が数十人程度しかいないのに、理事が十人以上いて、彼らの月給は約100万円前後。しかも退職金も月当たり約10%程度の割合で積み立てられる。理事のメンバーを見ればわかるとおり、気象庁などの天下り先となっています。実務が中心の財団法人になぜこれほどの理事が必要なのか?とっても不思議な団体となっているので、いずれ事業仕分けの対象になりそうな感じです。しかし、ここには税金を投入してなさそうで、財政的に独立運営している感じなので事業仕分けでばっさりというわけにはいかなさそうです。
それではこの財団法人の運営資金は何か?先ほどのリンク先の財務諸表を見ていただければわかると思いますが、一番大きいのは気象情報の提供業務です。公益的な情報はネットに公開すべきなのに、高額な値段で一部の人にしか配布しない、事実上独占的な状態で利益を上げています。事業仕分けではなく、独占禁止法など別の法律でばっさりできそうな気がしますが、そこも様々なパワーバランスでできないことになっているようです。(詳しくは別途)
日本はこんな理不尽な特殊事情となっていますが、お隣韓国(
気象台)ではそんなアホなことはやっていません。気象データは一般に公開されている「らしい」です。らしい、というのは噂では聞いていますが、ハングル文字がさっぱりなので見つけたい情報になかなかたどり着けません。
Web辞書やペーパーの辞書を使えばハングル文字も読めますが、もっと便利でオススメなのが、
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PDIC/Unicode - 辞書検索ソフト
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かずお韓国語辞典 フリー版もありますが、寄付をすれば16万語の辞書もあります
です。さらにWeb BrowserとしてFireFoxを使っている人は
FirePop! をオススメします。
マウスクリックするだけで韓国語をサクサク読めます。
これで韓国の専門天気図が自由に読める=日本の専門天気図が自由に読めるっていうことと同じになるはずです。(天気図は世界共通ですからね!)
ただ、予報図に関しては恐らく日本の方が上ではないかと思いますが、どうなんでしょうね。。最近の韓国はサムスン電子のように急成長している会社がありますから、意外と日本より進んでいたりして?
世界的に遅れている日本の気象庁なんてもういいから、韓国に期待!?
(なんていう批判的なことを書いていると試験落とされるかな?(笑)
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