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誰の役にも立たない気象予報士のお勉強

気象予報士一発合格目指して、メモ代わりに書いていきます。 →それほど甘くはなかったので四苦八苦する様子を書いています

実技の学習はもう少しで一周目完了

過去問一周目、約7年分をもう少しで完了(予定通り)。

時間計測をするが制限はせず、自己採点は渋めで60点前後。
少しも進歩していない。7年分の一周目だから仕方ないか。

それでもパターンは見えてきたし、何より論述のコツが掴めてきた。

「どういう文を書けば正解なんだろう?」

という考え方では、なかなか正解に近づけなかったが、

「もし自分が気象庁の人間ならば」
「もし自分がニュース(お天気)キャスターならば」
どういう表現をすると伝わりやすいのか?

っていう視点で考えると意外と正解に近い文型になる。
あとは、細かい語句の違いで減点すればいいので採点もしやすい。

それと、文字数制限も重要で(当たり前だけど)、35字ならどこまで書けば良いのか、っていうのが感覚的にわかってくる。
試験中に下書きをして文字数を数えて・・・とやる人は絶対にいないはずなので、この習得も重要。(これは技術というより感覚の問題なのでひたすら練習しかない)

現時点では時間制限をしていないので60点前後を出せているが、もし制限をかけたら40点台ではなかろうか。

第59回実技1問4(3)、つまり一番最後の最後の問題では次のような問題が出題されていました。

八王子市と相模原市にどの警報・注意報が出されるのか、次の選択肢から選べ。
(略)
という専門科目レベルで、1~2分もあれば答えられる簡単な問題。
しかも、これには6点も配点されている!
1分間で6点もくれるような実技問題はほとんどないので、そんな問題を一番最後に出題するとは何とも嫌らしい~

時間配分はまだ先の話だけど、現時点では時間内にすべて解くことは人間技とは思えない超絶技巧の世界だと思っているので、時間配分の戦略は考えておかないと合格できないのではないかと思う。

以前は過去問一回分の学習をするのに8時間以上かかっていたけど、最近は6~8時間程度でできる気がしている。(これは計測していないので感覚的に)
来月は二周目に入るので一回分当りの学習時間はさらに減るはず。(4~6時間くらい?)

7年分の過去問をやって思うのは、まだ足りないって言う感想。
あの手この手で類似問題を出題してくるので、それに耐えうる知識・技術、しかも時間内に高速に解ける技術・知識が要求されるため、少なくとも10年以上の過去問はやったほうが良さそうな気がする。(私のように独学である場合)
# 実技が良いところは専門科目と違って昔の過去問でも十分使えるところ。

以前から書いているとおり、実技に難しい問題はない。
出題者の意図に気が付くかどうかだけ。(ほぼとんちの世界)
ただ時間制限があるので、難しくはないのに難しい試験に豹変している。

しかも気象予報士試験は一定レベルであれば合格、という基準ではなく、合格率で基準点を変えているという非常にいやらしいことをやっている。(ありえない発想だよね)

気象予報士と呼ばれている人はみんな同じ苦労をされていると思うので凄いなと思う。
実技を本気でやっているお陰で、テレビで見る地上天気図や衛星画像が今までと違うように見える。
「この等圧線には寒冷前線が隠れているな」
「赤外画像だとどうなんだろう?」
「ここには強風軸があって、乾燥大気が入り込んでいるな」
など実技で嫌というほど学ばされているところが気が付くようになる。


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