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誰の役にも立たない気象予報士のお勉強

気象予報士一発合格目指して、メモ代わりに書いていきます。 →それほど甘くはなかったので四苦八苦する様子を書いています

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平成22年度第2回 気象予報士試験 学科・一般 問10

実は超難問では無いかと思われる問題。

(b) 大気中の二酸化炭素の年々の増加量は,化石燃料の燃焼等によって大気中に放出される人為起源の二酸化炭素の約 5 割にあたる。

これを言い換えると、

毎年増加している大気中の二酸化炭素は、人類が排出している二酸化炭素の約50%だ。

と言っている。
答えは、これを「正」だとしている。

一般気象学p.279では、
人類は毎年7.1Gt放出、そのうち約46%は大気中に残留
とあるが、残留した二酸化炭素が増加量と同じだとはどこにも書いていない。
書いてあるのは、濃度の増加量で「毎年1.5ppm」とある。

となると、問題文が正しいかどうかを確かめるには、地球全体の大気の重量を計算しないといけない??

ググると総重量は5,000兆トン、つまり5000000Gt。(5x10^6Gt)
1.5ppmなので、増加量は5x10^6 x 1.5x10^-6 = 7.5Gt

従って、

年当りの増加している二酸化炭素量=7.5Gt
人類の排出量の50%=7.1Gt x 0.5 = 3.5Gt

一致しないので、この問題の解答は「誤」のはず。

どこか間違ってる?

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第41回気象予報士試験・学科一般・問5

問5 アルベドの問題

放射平衡状態という条件があるから、反射した太陽放射エネルギーIrは、
Ir = I0-I1
I0:太陽からの入射エネルギー
I1:地球からの放射エネルギー

アルベドA1は反射率だから、

A1=(I0-I1) / I0

となる。
しかしここで私は、

A1=I1/I0

としてしまった・・・orz
考えてみればすぐにわかること。
すっかり舞い上がっていたorz
しかもご丁寧なことに、私のような間違いをした人のための選択肢まで用意されていたのだ。

解答の続きを。

同様にA2の場合は、

A2=(I0-I1) / I0

上記のそれぞれの式を変形すると、

I0=I1 / (1-A1)
I2=I0×(1-A2)

となる。

I0を消去すると、
I2=I1 × (1-A2) / (1-A1)

ここで、

I1=σT1^4
I2=σT2^4

の関係を代入すると、

σT2^4 = σT1^4 × (1-A2) / (1-A1)

これを計算すると、
T2=T1× { (1-A2) / (1-A1) } の4乗根

ということで、

正解は2番

この問題も取れる問題だったorz

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