たった今、テレビのバラエティ番組でやっていましたが、2025年にはAIのお陰で気象予報士は要らなくなるのでは?とのこと。
AIにも気象予報にも(人並みより)詳しい人間としては「はい?何を言っているの?」でしたが、具体的な根拠はなく、「将来、そうなるかも?」的な話でした。
個人的には、予報士が不要なほどAIが正確な予測をしてくれるのなら大歓迎です。
個人的どころか大多数の人が望むこと。
「明日の山の天気は?」
「明日の山頂は雲がかかる?」
こういうことをほぼ100%予測できるAIが実現できるのなら是非ともよろしくお願いいたします。
だから予報士云々の以前に、そんな予測ができるAIが実現できるの?
どのみち、そういうAIを作るのは予報士レベル以上の人だし、AIだって色んなタイプがあるだろうから、その中からどの結果を採用するかを選ぶのも予報士の仕事だし、予報士がなくなることは今のところ考えられない、ではないでしょうか。
現時点で完璧なAIは存在していないし、そもそも完璧の定義が存在しない。
気象予報も同じで、完璧な予報の定義も実は存在しない。
気象予報の難しさは、予測と事実の比較が非常に限られている点ではないでしょうか。
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